act#5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『はい…そのプラターヌ博士に会えたら図鑑はバージョンアップしてもらえるでしょうか』
「えぇ、彼はカロスのポケモン研究の第一人者ですから彼に頼めば大丈夫ですよ」
『よかった…』
トワはほっとした表情を見せ、腕の中で寝ているオンバットに目をやった
「……ミアレに着いたら私にも連絡を下さい」
『え?あ、はい。でもわたしホロキャスター持ってないんですけど…』
「今は何か端末は使っていますか?」
『イッシュ地方で買ったライブキャスターを使っています』
博士や知人の力添えもあり、緊急事態に備え、どうにかカロスからもポケモンセンターの経由なしでも連絡が取れるようにはした
しかし、今は時間と方角の確認以外には殆ど使用していない
「ではライブキャスターからわたしの方へ連絡を入れて下さい」
フラダリはそう言い、電話番号を書いたメモをトワに渡した
『いいんですか…?』
こんな遠くから来たトレーナーに電話番号なんか渡して大丈夫なのだろうか、と心配になる
「……トレーナーの力になるのもフラダリラボの仕事ですから」
少しだけ微笑みながら言う姿は代表という立場なだけある、という雰囲気で何も言い返せなかった
『ありがとうございます』
トワは改めてフラダリと向き合い深々と頭を下げた
『タオルからメガシンカの話まで……あの、もしかして忙しかったんじゃ…』
外からの陽が橙色になっていることにようやく気づき焦る
仕事中だったのではと考えると背中に嫌な汗が伝ってきた
「今日は午前中にメガシンカの研究を終えてきたから心配には及びませんよ」
その言葉にトワはとりあえずほっと胸を撫で下ろす
『色々とありがとうございました』
「…今日はこの後どうされるんですか?」
『ジムの予約と調整です』
フラダリの話を聞き、長々と旅をしている場合ではないと考えを改めさせられた気がした
「ジム戦、頑張ってください」
『はい。フラダリさんもお身体に気をつけてください』
トワはそう言い別れを告げ、マスタータワーを後にした
「───トワ、か」
~END~
(赤との邂逅)
「えぇ、彼はカロスのポケモン研究の第一人者ですから彼に頼めば大丈夫ですよ」
『よかった…』
トワはほっとした表情を見せ、腕の中で寝ているオンバットに目をやった
「……ミアレに着いたら私にも連絡を下さい」
『え?あ、はい。でもわたしホロキャスター持ってないんですけど…』
「今は何か端末は使っていますか?」
『イッシュ地方で買ったライブキャスターを使っています』
博士や知人の力添えもあり、緊急事態に備え、どうにかカロスからもポケモンセンターの経由なしでも連絡が取れるようにはした
しかし、今は時間と方角の確認以外には殆ど使用していない
「ではライブキャスターからわたしの方へ連絡を入れて下さい」
フラダリはそう言い、電話番号を書いたメモをトワに渡した
『いいんですか…?』
こんな遠くから来たトレーナーに電話番号なんか渡して大丈夫なのだろうか、と心配になる
「……トレーナーの力になるのもフラダリラボの仕事ですから」
少しだけ微笑みながら言う姿は代表という立場なだけある、という雰囲気で何も言い返せなかった
『ありがとうございます』
トワは改めてフラダリと向き合い深々と頭を下げた
『タオルからメガシンカの話まで……あの、もしかして忙しかったんじゃ…』
外からの陽が橙色になっていることにようやく気づき焦る
仕事中だったのではと考えると背中に嫌な汗が伝ってきた
「今日は午前中にメガシンカの研究を終えてきたから心配には及びませんよ」
その言葉にトワはとりあえずほっと胸を撫で下ろす
『色々とありがとうございました』
「…今日はこの後どうされるんですか?」
『ジムの予約と調整です』
フラダリの話を聞き、長々と旅をしている場合ではないと考えを改めさせられた気がした
「ジム戦、頑張ってください」
『はい。フラダリさんもお身体に気をつけてください』
トワはそう言い別れを告げ、マスタータワーを後にした
「───トワ、か」
~END~
(赤との邂逅)