act#5
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『そんな……え、マスタータワーって入れるんですか』
思ってもいなかった誘いに驚きしか出てこない
「えぇ。これも何かの縁ですし」
ね?と優しく言われては断れる訳がないし断る理由もない
『じゃあ…すみません』
こうしてトワはマスタータワーへ案内されることとなった
フラダリはとても紳士で、トワの歩くスピードに合わせて歩いてくれる
『────じゃあ、フラダリさんがホロキャスターを開発されたんですか』
「私が…というか私の所属するフラダリラボで開発されたものです」
聞けばそのホロキャスターの売り上げで、トレーナーやポケモン研究を支援しているそう
そんなフラダリラボの代表者を、トワもカロスに来てからはテレビや雑誌で何度か見かけていた筈なのに、最初に会ったときに何故気づかなかったんだと自分を責める
「貴女はホロキャスターを手にしましたか?」
『すみません…まだそういうものが買えるような大きな街に行ったことがなくて…ミアレシティに着いたら考えます』
なんてタイミングが悪いのだろう、とトワは内心、申し訳ない気持ちでいっぱいいっぱいだった
「そうか…私も今日は持ち歩いていなくてね…すまない」
『そんな、フラダリさんが謝ることじゃ…むしろ謝るのはわたしの方で…ホロキャスターはないわタオルは借りるわ…本当に申し訳ないです』
「そんな悲観しないで下さい。可愛い顔が台無しだ」
『(!?…遠くの地方の人ってさらっと褒めるの上手…)』
トワは顔に熱が集まるのを隠すように下を向くが、腕の中ではオンバットがぐっすりと寝ていたので気が抜けた
「さ、中へ」
フラダリが重い扉を開けてくれたのでトワは中へと先に進む
『────ルカリオ…?』
中へ一歩入ると目の前にはルカリオだと思われるポケモンの銅像が待ち受けていた
「えぇ。このルカリオはメガシンカをしたルカリオを模しています」
ちょうど日差しが隙間から射し込み、ルカリオの銅像は神々しく見えた
『────綺麗』
トワが何となく小さく呟いたその言葉は、フラダリの耳にもしっかりと届いていた
その言葉に一瞬だけフラダリが恍惚の表情を見せたことには誰も気づかなかった
「メガシンカに必要なものが何なのかはご存知ですか?」
『えっと…確かキーストーンとメガストーン?』
よくテレビでも紹介されているのを何度か見たことがある
「えぇ。その2つが反応し合うとメガシンカが起きる…そして何よりも大切なのはポケモンとトレーナーの想い」
思ってもいなかった誘いに驚きしか出てこない
「えぇ。これも何かの縁ですし」
ね?と優しく言われては断れる訳がないし断る理由もない
『じゃあ…すみません』
こうしてトワはマスタータワーへ案内されることとなった
フラダリはとても紳士で、トワの歩くスピードに合わせて歩いてくれる
『────じゃあ、フラダリさんがホロキャスターを開発されたんですか』
「私が…というか私の所属するフラダリラボで開発されたものです」
聞けばそのホロキャスターの売り上げで、トレーナーやポケモン研究を支援しているそう
そんなフラダリラボの代表者を、トワもカロスに来てからはテレビや雑誌で何度か見かけていた筈なのに、最初に会ったときに何故気づかなかったんだと自分を責める
「貴女はホロキャスターを手にしましたか?」
『すみません…まだそういうものが買えるような大きな街に行ったことがなくて…ミアレシティに着いたら考えます』
なんてタイミングが悪いのだろう、とトワは内心、申し訳ない気持ちでいっぱいいっぱいだった
「そうか…私も今日は持ち歩いていなくてね…すまない」
『そんな、フラダリさんが謝ることじゃ…むしろ謝るのはわたしの方で…ホロキャスターはないわタオルは借りるわ…本当に申し訳ないです』
「そんな悲観しないで下さい。可愛い顔が台無しだ」
『(!?…遠くの地方の人ってさらっと褒めるの上手…)』
トワは顔に熱が集まるのを隠すように下を向くが、腕の中ではオンバットがぐっすりと寝ていたので気が抜けた
「さ、中へ」
フラダリが重い扉を開けてくれたのでトワは中へと先に進む
『────ルカリオ…?』
中へ一歩入ると目の前にはルカリオだと思われるポケモンの銅像が待ち受けていた
「えぇ。このルカリオはメガシンカをしたルカリオを模しています」
ちょうど日差しが隙間から射し込み、ルカリオの銅像は神々しく見えた
『────綺麗』
トワが何となく小さく呟いたその言葉は、フラダリの耳にもしっかりと届いていた
その言葉に一瞬だけフラダリが恍惚の表情を見せたことには誰も気づかなかった
「メガシンカに必要なものが何なのかはご存知ですか?」
『えっと…確かキーストーンとメガストーン?』
よくテレビでも紹介されているのを何度か見たことがある
「えぇ。その2つが反応し合うとメガシンカが起きる…そして何よりも大切なのはポケモンとトレーナーの想い」