act#22
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「────ところであの男、お前の叔父上をよく知っていたようだが旧知の仲か?」
「俺もそれを考えているのだがどうも思い出せぬ。あの仮面はこけおどしかと思ったが、そうでもなさそうだ。あのひどい火傷では、顔をかくさざるえんだろうな」
「うむ…あるいはこの土地の人間に素顔を知られたくないか…」
「あの顔……火傷がなければ思い出せそうな気がするのだが……」
ダリューンは自分が剥ぎ取った仮面の下の素顔を思い出していた
火傷のない左側の顔は薄暗い月明かりの下でも分かるくらい秀麗で、不覚にも目を奪われている自分がいた
それにあの剣技────
以前に手合わせをしたことのある手応えを感じていた
しかし、一体どこで手合わせをしたのだろうか
自分が騎士見習いになった頃の相手だったら顔は直ぐにわかりそうだった
それでも思い出せないということはもっと以前なのか────
「おい、ダリューン?」
「?あぁ……なんでもない」
どちらにしろ、また剣を交えなくてはならないのは明白だ
王都を取り返すためには────
~END~
(記憶の奥底で)
「俺もそれを考えているのだがどうも思い出せぬ。あの仮面はこけおどしかと思ったが、そうでもなさそうだ。あのひどい火傷では、顔をかくさざるえんだろうな」
「うむ…あるいはこの土地の人間に素顔を知られたくないか…」
「あの顔……火傷がなければ思い出せそうな気がするのだが……」
ダリューンは自分が剥ぎ取った仮面の下の素顔を思い出していた
火傷のない左側の顔は薄暗い月明かりの下でも分かるくらい秀麗で、不覚にも目を奪われている自分がいた
それにあの剣技────
以前に手合わせをしたことのある手応えを感じていた
しかし、一体どこで手合わせをしたのだろうか
自分が騎士見習いになった頃の相手だったら顔は直ぐにわかりそうだった
それでも思い出せないということはもっと以前なのか────
「おい、ダリューン?」
「?あぁ……なんでもない」
どちらにしろ、また剣を交えなくてはならないのは明白だ
王都を取り返すためには────
~END~
(記憶の奥底で)