act#18
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「しかしここでタハミーネ様が死んでしまえば…」
『カーラーン』
「はい…?」
『あのタハミーネ王妃がここで死ぬと思うか?』
「いえ…まぁ、あの方の今までの数奇 な人生を考えると…そんなこともないかとは…」
『…聞けばルシタニアの国王はまだ独り身だそうだ』
「……!まさか」
『王族の女が政治を動かす方法はなんだと思う?』
アリアスはたどり着いた屋敷の床を踏みしめながら聞いた
「より強力な政治力を持つ者へと取りつく…ですか」
『それは生きていく術の一つだ』
「では…?」
カーラーンは銀仮面で隠れるアリアスの表情を読み取ろうと視線をやった
『美貌だ』
はっきりとそう答えた
『女は美貌があれば国を動かせるのだ』
勿論それは、先ほど言っていた生きていく術の一つにも当てはまるが
『さて…タハミーネ王妃の美貌は国を動かすのか…滅ぼすのか…見物だな』
薄い桃色をした形の良い唇は楽しそうに弧を描いていて
月下のその姿はタハミーネにも劣らず
美しく見えた
~END~
(美貌が掴むもの)
『カーラーン』
「はい…?」
『あのタハミーネ王妃がここで死ぬと思うか?』
「いえ…まぁ、あの方の今までの数奇 な人生を考えると…そんなこともないかとは…」
『…聞けばルシタニアの国王はまだ独り身だそうだ』
「……!まさか」
『王族の女が政治を動かす方法はなんだと思う?』
アリアスはたどり着いた屋敷の床を踏みしめながら聞いた
「より強力な政治力を持つ者へと取りつく…ですか」
『それは生きていく術の一つだ』
「では…?」
カーラーンは銀仮面で隠れるアリアスの表情を読み取ろうと視線をやった
『美貌だ』
はっきりとそう答えた
『女は美貌があれば国を動かせるのだ』
勿論それは、先ほど言っていた生きていく術の一つにも当てはまるが
『さて…タハミーネ王妃の美貌は国を動かすのか…滅ぼすのか…見物だな』
薄い桃色をした形の良い唇は楽しそうに弧を描いていて
月下のその姿はタハミーネにも劣らず
美しく見えた
~END~
(美貌が掴むもの)