愛の紋章・第13章 レビュー
紅梅 様
リドナ様、初めまして。ずっと読ませてもらっているだけでしたが、リドナ様は一人一人に丁寧にお返事されるので、私も勇気を出して書き込みました。
私は原作より、リドナ様が書くイズミルのとりこになっています。
今回でやっとキャロルがイズミルを好きだって自分の気持ちに気づき始めましたね。戦場を走って、彼の名を呼んで、見つめ合うところはぐっときました。ルカとウナスの顔合わせも緊張感があっていいです。
ワンパターンで完結しない本編より、リドナ様の情熱的なお話に夢中です。次回を心よりお待ちしています。
紅梅 様へ返事 リドナ
拙作を読んでくださり、ありがとうございます(^^)
勇気を出してコメントしてくださったとは恐縮に存じます。読んで感じたことをお気軽に書き送ってもらえたらリドナは大喜びなので、深く考える必要などありません。そしてレビューをいただいたリドナが、嬉しさとありがたさで、丁寧にお礼したくなるのは当然です(*^-^*)
今回の見どころはイズミルとキャロルが一瞬の深い見つめ合いをするシーンだと自分でも思っていたので、そこにぐっときたと言ってもらえて光栄です。厳密に考えたら、いきなり戦場へ走り寄ってどうすんの?とキャロルに聞きたいけど(笑)、まァ本心が迸り、身体がひとりでに動いちゃったという解釈で(^^)
ウナスとルカに緊張感があるとも言ってもらえてホッとしました。本編では仲良しの二人を、拙作で険悪ムードにしてしまい、我ながら残念に感じているのです。けどストーリー上、そうならざるを得なくて☆ 最後は和解までいかなくても、お互いに認め合う、ぐらいの進歩をさせたいものです。
それにしても現在の本編『王家の紋章』はワンパターンで完結しない──おっしゃる通り。今の王家は、作者・細川智栄子先生が自作のキャラを使い、彼らが賛美されながら幸せに暮らす同じ場面ばかりを、永遠にリピートして遊んでいるようなもの。
王家を筋の通った物語に仕上げる・作品として完成させるという意識はもうお持ちでないと考えられます。普通のストーリー作りなら、ワンパターンを回避し、物語をうまくまとめようと四苦八苦するものだと思うんだけど、このエンドレス・プレイが許されているってのは、先生は稀な立場の漫画家様なのでしょうね。
なまじ初期の王家がとびきり素晴らしかったゆえ、読者の要求水準も高くなっているのかもしれませんが、昨今の王家はちょっとリアリティなさすぎ。あと少女漫画というビジュアルの美しさが必要不可欠な分野で、粗雑な画面構成・絵柄の低下も悲しい。っと、愚痴はやめにして……
拙作=情熱的というお言葉は、胸の中にたまっているものを吐き出すように書いている身には、熱意をわかってもらえたようで、とても嬉しいです。このテンションで最後までがんばっていきますので、また読みにきてください(^-^) ありがとうございました♡
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