愛の紋章・第12章 レビュー


すみれ様

(1通目)
更新を見つけて、嬉しくてたまりませんでした!  今回の更新ではキャロルと王子のからみはほとんどなかったですが、着々とクライマックスに近づいている感じですね。
リドナ様が作品の解説をしてくださるmessage boxも、いつも共感しながら読ませていただいています。本当に本編ではありえないセリフが盛りだくさんですが、それでこそイズミル王子派の気分が満たされるというもの。

リドナ様が描かれる愛の紋章の世界では、キャロルは気づかないフリをしているだけで、王子の方が好きですよね。だんだんと傾いていく様子が細やかで引き込まれました。イズミルの方が、相手の望むことを見抜くことも、それに合わせた行動を取ることも(やれば)できる人だから、無理もないと激しく共感してしまいます。

あと、本編を読んでいる時は外見が似ているので、過去のメンフィス=未来のライアン、がキャロルの運命の人だったということで何かしら結びつけて終わるのかなぁと思っていましたが、最近はイズミルの方がキャロルが現代で大好きだったライアンにキャラが似ている気がします。
リドナ様のストーリーの影響でしょうか? 続きの更新、またお待ちしています☆

(2通目)
リドナ様、早速のお返事と解説、ありがとうございました。王子とライアンが似ていると私がコメントした件、リドナ様も同じ考えでいられることもわかって、何だか嬉しかったです。
古代に引きずりこまれて頼る人がいない中で、美形のファラオから求愛されたり、軍隊を従えて救出に来られたりしたら、誰しもクラってなると思います。でもメンフィスって有能な家臣に担いでもらってナンボ、みたいに感じてしまうんですよね……。やっぱりイズミル王子とは比較になりません!



すみれ様へ返事1 リドナ

拙作を読んでくださり、いつも丁寧な感想をありがとうございます(^^)

着々とクライマックスへ近づいていく感じと言っていただき、自分でもそのようにしなきゃと努力しているし、結末も決めてはいるんですが、うまく持っていけるのか?、どんな構成にしよう?と頭を悩ませている真っ最中でもあります(^-^;)
けどメンフィスとイズミルの戦いの場をエジプト国内にしようという構想は以前からあり、今回めでたくヒッタイト軍が入り込んでくれたので、ひとまず安心☆
また、各章の解説は、この時はこう考えながら書きましたという思い出話だったり、本編のこのエピソードはこんなふうに感じたという私見を述べているだけなので、きちんとした解説になっているかどうかわかりませんが、共感してもらえる部分があるならよかったです♫

そしてもともとイズミル・ファンのリドナですから、やっぱりキャロルにはイズミルの方を好きになって欲しい。なんとか彼の方へ傾いてくれという切なる願いでこの妄想小説を書きつないできたので、これだとキャロルが惹かれてしまうのも無理はない・その様子が細やかで引き込まれたというお言葉をもらえ、こんなに嬉しいことはありません。

あとライアンは黒髪という点でメンフィスに外見が似てますが、性格はイズミル系だろうと、わたしはずっと思っていましたよ。メンフィスのぐいぐい引っぱってくれる前向きな力強さ・安心感の持てる心地よいワンマンっぷりとはまた違い、おっしゃる通り、イズミルは相手に合わせた行動ができ、こちらのすべてを理解して受け止めてくれる父兄的な器の大きさがあります。ライアンはどちらの生まれ変わりか?を語るなら、イズミルの方でしょう。
もっともわたしの中では、メンフィスはメンフィス、イズミルはイズミルで、本人以外の何者でもなく、彼らが別の人間に生まれ変わるという感覚はあんまりないんですけどね。



すみれ様へ返事2 リドナ

引き続き、生まれ変わりの話で、ライアン=イズミル説をわたしは主張しましたが、でもそうすると自分で自分の肩を撃ったことになり、なんだかおかしな話になっちゃいますねえ(^-^;)
本編がどんな終わり方をするのか、作者・細川智栄子先生が結末に生まれ変わりの設定を持ってくるつもりなのか、現時点ではわからないけど、王家の登場人物はそれぞれキャラがしっかり確立されているから、わたし的にはメンフィスはメンフィス、イズミルはイズミル、ライアンはライアンでいいかな。誰が誰の生まれ変わりとか、特に考えたことない。
単に似てるってだけの話なら、イズミルよりも、『伯爵令嬢』アランの方がライアンに似ていると思います(笑)

そしてすみれ様は、メンフィスと比較せず、迷うことなくイズミル派でいらっしゃいますか(^o^)
おっしゃる通り、メンフィスって有能な家臣に恵まれ、命令だけしてればいい便利な立場ではありますね。父王の下で動かざるを得ず、自力でどうにかしなきゃならなかったり、単独行動が必要だったりするイズミルよりは、かなり楽な面がある。
とはいえ、有能な家臣が集まるのもメンフィスの人望、彼らをうまく使うのもメンフィスの才能、みんなが王のためといって自主的に働くのもメンフィスのカリスマ性のゆえだと、わたしは考えてますけどね♫

わたしの場合、エジプト王でないメンフィスというのは考えられない。いつも堂々として臣下を従え、人々を自然にひざまずかせ、太陽神のように光り輝く至高の存在でいてこそメンフィス!、という解釈です(*^-^*)
メンフィス自身、王でない自分というものを、あんまり考えたことがなさそう。あの熱々な俺様系の性格で、平民として暮らすのは難しいだろうし(笑)

本編の二大ヒーローを自分なりに書き尽くしてみたい、キャロルになった気分で彼らとメイクラブしたい、読者様にも二人の間で揺れ動いてもらいたい、というノリで自由奔放にやっている拙作ですが、しかしやっぱり基本はイズミル派のリドナなので、無意識にイズミルの方に力が入っているかも?
今後もイズミル好きの人がますますイズミル好きになるよう、さらに筆に気合いを込めていきますし、そのためには対抗するメンフィスも負けないぐらい素敵に書き上げ、二人の魅力を最大限に引き出さなくては!と思います(^^)

あっ、そんでちなみに、返事と解説をありがとうなんて、返事をさしあげるのはわたしも楽しく、各章の解説もどきを読んでもらえるのもありがたく、お礼を申し上げるのはこちらの方です。
こうしてあれやこれやと語る場を与えてもらえると、ますます執筆意欲がわいてき、今後もイズミル王子派の気分を満たす流れでガンガン進めていくつもりです。

なるべく早めの更新を心がけますので、どうぞこれからも読みに来てください(^-^) ありがとうございました♡


.
9/18ページ