『第0章』設定




【藍澤 雫】

小さい時から音楽に触れ、一度聴いた曲はその場で再現でき、一度弾いた曲は暗譜を全てしてある天才。

音楽が全ての生活であり、6歳のデビュー時から1位を取り続ける孤高の存在であったため、人付き合いができず、高尾和成しか友達はいなかった。

10歳のときに母親をピアノコンクールの火事で亡くしてしまう。
その後すぐに帰らなかった父親を1年間待ち続け、帰ってきた後にまた父親はたびたび海外へ指揮者としての仕事をしている。

待っていた1年間は音楽活動を辞めていたが、小学校生活の残り2年間は父親への憎しみと、母親を失った悲しみでにより挫折していく。

母親が亡くなったきっかけで感情が表に出なくなり、中学入学時には人形のように美しく、人形のように無機質だと噂されていた。


中学では音楽から離れていくが、青峰のプレーをみて惹かれ、もともと兄と和成がしていたことで興味もあり、バスケ部に入ることになる。
キセキの世代やクラスメイトによって、楽しい思い出や嬉しいことで感情が戻っていき、だんだん赤司征十郎に惹かれ、両思いで付き合うことになる。


感情が戻るたびに音楽に触れたくなり、中学二年生の秋のコンクールで完全復活するが、その後すぐにキセキの世代の力が開花され、赤司征十郎も人格が入れ替わり、音楽をまた辞めている。


みんなのチームプレーをみたいというのと、恋人の征十郎をまた呼び戻すために黒子テツヤと協力することになり、誠凛高校へ入学する。




・1度ストレスで中学3年生の入学式で狭心症になり倒れ入院している

・赤司征十郎のことはどちらの人格でも変わらず好き
(征十郎にもらったネックレスは宝物)

・マネージャー能力としては優れた聴覚で選手の怪我などの異変に気づくことができる



【対人関係】

赤司:雫の6歳のデビュー時に初めて雫の音楽に触れファンになる。自分の母親が亡くなった後の癒しでもあった雫の音楽を復活させるために中学入学時から見守っていた。
“俺”の赤司は雫に寄り添うように優しく愛していたが、“僕”の赤司は独占欲と支配欲が大きくなり、無理強いでも雫とのつながりを求めるほどであった。


高尾:雫の小学校からの唯一の幼なじみで友達。雫のことをしーちゃんと呼ぶ。
昔から雫に恋心を抱いているが、幸せを願っているため雫の恋の協力や相談に乗ることも多い。


黒子:高校から名前で呼び合うようになる関係に。バスケのチームプレーの大切さをお互い理解しているため、よきパートナーである。
たまになんでも出来る雫に嫌味を言うことも。


黄瀬:中学入学式から雫と出会い、バスケ部に入る前から雫に恋心を抱いている。
一度告白しているが、赤司が好きとフラれてしまうが諦めてない。
赤司の人格が変わったことにより、チャンスだとも思っている。


青峰:雫のバスケ部に入るきっかけになる。
楽しくバスケをする青峰が好きと雫に言われ、赤司のことが好きでもバスケでは俺が1番だと思っている。
楽しくバスケができなくなった時に雫に1番悪いと感じていた。


緑間:ピアノのコンクールで雫を知り、雫の音楽を認め尊敬している。
最後まで赤司やバスケ部の不穏に飲まれることがなかった雫を、人事を尽くしていると評価している。


紫原:雫のことをぽたちんと呼び、中学時代の赤司と雫を応援していた。
雫のことは1番強い人に任せるべきと、赤司との対決の際は勝ったら雫をもらおうとしていた。
結局2人のことは応援している。


兄の泪:雫の感情の変化を早くも見抜き、キセキの崩壊のときも乗り越えろと誰よりも先を見据えている。赤司の二重人格も見抜き、2人で乗り越えるべき試練だと考えている。
父親とやりとりしており、雫とは会わせていない。


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