短編/SS
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ハッピービーンズデーネタ(長編夢主)
3章後の時空列なので、長編での関係性とは異なっております。
パラレルワールドぐらいの感覚でお読みください。
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どうやらこの国には童話に出てくる豆の木の話が実在する逸話として扱われていて(まぁ、そりゃそうか…他の話もそうだったし…)ハッピー・ビーンズ・デイというお祭りがあるらしい。
ナイトイレブンカレッジでは、寮対抗のスポーツ大会になっていて、私は寮長と同じ怪物側に振り分けられたのだ…。確かジャックも一緒だって言ってたけど…、どうしたらいいんだろう…各自スタート地点も振り分けられてるっぽいし…って
『あっ』
「おっ、名前 くんじゃないっすか」
『ラギー先輩!』
狩が得意そうなサバナクローのラギー先輩とスタート地点が一緒なら心強い。先輩だし、色々教えてくれないかな。
「同じスタート地点だったんスね!今年も負けてらんねぇっすよ!」
『知ってる人と一緒でよかったです…一人だったら心細くって」
「しししっ……!しょーがないっすね、優しいラギー先輩が一緒にいてあげるっすよ」
『え、本当ですか?』
「時給1000マドルで!」
にししっと笑うこのハイエナは悪魔か…?とポカンっとしていると。
「うししっ…嘘っすよ。今回だけは普通に協力してあげるっス!このゲーム単独行動したら一瞬で狩られちゃうんで!」
『……はぁ、、、よかったです。一瞬本気にしちゃいました。』
「まぁ、でも足手まといになったら、時給発生させちゃうかもしれないっスよ〜!」
『えぇええ……あんまりだぁ……。』
その後ラギー先輩に色々説明してもらっていると、開始のチャイムがなり、いくっすよ!と手を引っ張られた。
何人かの農民チームをひっ捕まえ、物資も無事確保し迷彩服を着た。農民用の物資を見つけ、貰いにくるであろう人たちを茂みに隠れて待機する。
「ししっ……狩の基本は待つ事っすよ!」
コクンッと頷き、視線を物資の方に向けるとガサガサッという音がした…ユウ達だ!!!
「これはいい鴨っスね、ただ相手の方が多いから部が悪いっす……俺が囮になって引きつけるんで、名前 くんは後ろから後方にいる人から捕まえてってくださいっス」
『了解しました……ッ!頑張ります!』
ししっと最後に笑い、私の頭をぐしゃぐしゃっと撫で回したラギー先輩は、「おやおや、奇遇っすねぇ…?物資が欲しいんすか?」とケイト先輩、ジェイド先輩、ユウ、グリムの前に立ちはだかった。
「これが欲しかったら、俺を捕まえるっスよ〜〜!」
といったラギー先輩は農民用物資を抱え軽やかに豆を避けながら走り去っていく、3人と1匹の注目は彼に引きつけられている…今だ!!
『ジェイド先輩、確保ッ!!!』
「えっ……!?なんですって!?」
後方から銃で射撃していたジェイド先輩の背中に飛びついた。
『油断大敵ですよ、先輩♪敵が一人だとは限らないんですからね!』
「おやおや……これは、僕としたことが完全にしてやられてしまいましたね…」
ケイト先輩とユウ、グリムはどうやら気づいていないようだ、そのままラギー先輩に泳がされている、しめしめ、そのまま豆を消耗してしまえ…!
「ところで、名前 さん?僕を捕まえたのはいいですけれど、この状態はいつまで続くのでしょうか?」
『あっ…』
そう、私は確保する際に彼に飛びついていたのを忘れていたのだ、状況としては、彼の背中に抱きついているような状態なのだ。
「僕としては全然このままでも構わないのですが…。よいしょっ、こちらの方がいいですね…」
『ちょ、、、これじゃぁ私が確保されちゃってるじゃないですか』
「どうせ僕は負けちゃいましたし……これぐらいは許してください。」
引き剥がされたかと思うとくるっとジェイド先輩はこちらの方にむきなおり大きな体で包み込むように抱きしめてきた。
ドギマギしてる間にラギー先輩に逃げられ帰ってきたケイト先輩達に豆を当てられ、ジェイド先輩の策略のうちだったことに気づくのはあと少し先。
3章後の時空列なので、長編での関係性とは異なっております。
パラレルワールドぐらいの感覚でお読みください。
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どうやらこの国には童話に出てくる豆の木の話が実在する逸話として扱われていて(まぁ、そりゃそうか…他の話もそうだったし…)ハッピー・ビーンズ・デイというお祭りがあるらしい。
ナイトイレブンカレッジでは、寮対抗のスポーツ大会になっていて、私は寮長と同じ怪物側に振り分けられたのだ…。確かジャックも一緒だって言ってたけど…、どうしたらいいんだろう…各自スタート地点も振り分けられてるっぽいし…って
『あっ』
「おっ、名前 くんじゃないっすか」
『ラギー先輩!』
狩が得意そうなサバナクローのラギー先輩とスタート地点が一緒なら心強い。先輩だし、色々教えてくれないかな。
「同じスタート地点だったんスね!今年も負けてらんねぇっすよ!」
『知ってる人と一緒でよかったです…一人だったら心細くって」
「しししっ……!しょーがないっすね、優しいラギー先輩が一緒にいてあげるっすよ」
『え、本当ですか?』
「時給1000マドルで!」
にししっと笑うこのハイエナは悪魔か…?とポカンっとしていると。
「うししっ…嘘っすよ。今回だけは普通に協力してあげるっス!このゲーム単独行動したら一瞬で狩られちゃうんで!」
『……はぁ、、、よかったです。一瞬本気にしちゃいました。』
「まぁ、でも足手まといになったら、時給発生させちゃうかもしれないっスよ〜!」
『えぇええ……あんまりだぁ……。』
その後ラギー先輩に色々説明してもらっていると、開始のチャイムがなり、いくっすよ!と手を引っ張られた。
何人かの農民チームをひっ捕まえ、物資も無事確保し迷彩服を着た。農民用の物資を見つけ、貰いにくるであろう人たちを茂みに隠れて待機する。
「ししっ……狩の基本は待つ事っすよ!」
コクンッと頷き、視線を物資の方に向けるとガサガサッという音がした…ユウ達だ!!!
「これはいい鴨っスね、ただ相手の方が多いから部が悪いっす……俺が囮になって引きつけるんで、名前 くんは後ろから後方にいる人から捕まえてってくださいっス」
『了解しました……ッ!頑張ります!』
ししっと最後に笑い、私の頭をぐしゃぐしゃっと撫で回したラギー先輩は、「おやおや、奇遇っすねぇ…?物資が欲しいんすか?」とケイト先輩、ジェイド先輩、ユウ、グリムの前に立ちはだかった。
「これが欲しかったら、俺を捕まえるっスよ〜〜!」
といったラギー先輩は農民用物資を抱え軽やかに豆を避けながら走り去っていく、3人と1匹の注目は彼に引きつけられている…今だ!!
『ジェイド先輩、確保ッ!!!』
「えっ……!?なんですって!?」
後方から銃で射撃していたジェイド先輩の背中に飛びついた。
『油断大敵ですよ、先輩♪敵が一人だとは限らないんですからね!』
「おやおや……これは、僕としたことが完全にしてやられてしまいましたね…」
ケイト先輩とユウ、グリムはどうやら気づいていないようだ、そのままラギー先輩に泳がされている、しめしめ、そのまま豆を消耗してしまえ…!
「ところで、名前 さん?僕を捕まえたのはいいですけれど、この状態はいつまで続くのでしょうか?」
『あっ…』
そう、私は確保する際に彼に飛びついていたのを忘れていたのだ、状況としては、彼の背中に抱きついているような状態なのだ。
「僕としては全然このままでも構わないのですが…。よいしょっ、こちらの方がいいですね…」
『ちょ、、、これじゃぁ私が確保されちゃってるじゃないですか』
「どうせ僕は負けちゃいましたし……これぐらいは許してください。」
引き剥がされたかと思うとくるっとジェイド先輩はこちらの方にむきなおり大きな体で包み込むように抱きしめてきた。
ドギマギしてる間にラギー先輩に逃げられ帰ってきたケイト先輩達に豆を当てられ、ジェイド先輩の策略のうちだったことに気づくのはあと少し先。
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