【kmt学園】高校生炭治郎と芸大生主人公
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竈門くんと初めてお昼を一緒にした日から度々彼は、私のバイトが終わる時間帯に来ては共にご飯を食べることが多くなった。
『そういえば竈門くんって彼女とかっていないの?』
「え!?な、なんでですか、急に」
あまりにも大きい声で叫ぶものだから、ちょいちょいとなだめつつも話を続ける。
『いや、私とよくご飯食べてくれるからさ、彼女いないのかなぁ〜と思って』
「い、いませんよ…。」
『だよねぇ…じゃないと私なんかとご飯食べるわけないか!』
と一人パスタを頬張りながら納得していると、
「私なんかって言わないでください!」
と竈門くんが声を張る。大声にびっくりし肩がビクッと動いてしまう。
「苗字さんは素敵な人です!私なんかじゃないです!俺は苗字さんがいいんです!」
とキリッとした顔でこちらを見つめながら恥ずかしげもなく言い切る竈門くんから目が話せず、ぽかんとします。
反応を返さない私に少し不安げになりながらも続ける竈門くん。
「俺は苗字さんだから、お昼お誘いしてるんです…俺は苗字さんと一緒にいれて楽しいです。苗字さんは違うんですか?」
今、犬の耳や尻尾が彼についていたら、まさに垂れ下がっていたであろう…しゅん…とした顔でこちらを見つめてくる顔のいい男にキュンとこない人がいるのであろうか、否、いない、断言する。
『私も竈門くんとお昼食べれるの嬉しいよ。竈門くん色々な話をしてくれるから楽しいし』
「じゃあ、私なんかって言わないでください!」
『う、うん、ごめんね?』竈門くんの勢いに押し負けてしまう、情けない私。
「はい!この話は終わりです!パスタ食べましょう!冷めちゃうんで!」と竈門くんは話を瞬時に終わらせ、大口でもごもごとパスタを頬張り始めた。
私もバカではない、少なくとも竈門くんに嫌われていることはないな、ちょっとはいいかなと思われているのであろう。勿論私も思っているし、思っていなければ彼とお昼なんて一緒にしていない。
『5歳差かぁ…』とポツンと呟くが竈門くんには聞こえていないみたいだ、よかった。
パスタも食べ終わり、食後のデザートを頼んでいると竈門くんから急に名前を呼ばれた。
「苗字さん!下の名前でよんでもいいですか?」
『え?いいよ?』
唐突な申し出に戸惑いながらも承諾する。
「やった!じゃあ名前さんにも俺を下の名前で呼んで欲しいです!」
『あーーーー、炭治郎だっけ?』
「、、、!!はい、!!」
『じゃあ、炭治郎くんね、了解。こっちの方が呼びやすいね!』
「あ、くんはなくて大丈夫です!」
『そう?じゃあ 炭治郎ね、素敵な名前だね。』
「名前さんも素敵な名前です!!!!」
とそう答える彼は、耳まで真っ赤だった。
可愛いなぁ…と眺めながらショートケーキを頬張ると甘酸っぱいイチゴの味が口の中に広がった。
『そういえば竈門くんって彼女とかっていないの?』
「え!?な、なんでですか、急に」
あまりにも大きい声で叫ぶものだから、ちょいちょいとなだめつつも話を続ける。
『いや、私とよくご飯食べてくれるからさ、彼女いないのかなぁ〜と思って』
「い、いませんよ…。」
『だよねぇ…じゃないと私なんかとご飯食べるわけないか!』
と一人パスタを頬張りながら納得していると、
「私なんかって言わないでください!」
と竈門くんが声を張る。大声にびっくりし肩がビクッと動いてしまう。
「苗字さんは素敵な人です!私なんかじゃないです!俺は苗字さんがいいんです!」
とキリッとした顔でこちらを見つめながら恥ずかしげもなく言い切る竈門くんから目が話せず、ぽかんとします。
反応を返さない私に少し不安げになりながらも続ける竈門くん。
「俺は苗字さんだから、お昼お誘いしてるんです…俺は苗字さんと一緒にいれて楽しいです。苗字さんは違うんですか?」
今、犬の耳や尻尾が彼についていたら、まさに垂れ下がっていたであろう…しゅん…とした顔でこちらを見つめてくる顔のいい男にキュンとこない人がいるのであろうか、否、いない、断言する。
『私も竈門くんとお昼食べれるの嬉しいよ。竈門くん色々な話をしてくれるから楽しいし』
「じゃあ、私なんかって言わないでください!」
『う、うん、ごめんね?』竈門くんの勢いに押し負けてしまう、情けない私。
「はい!この話は終わりです!パスタ食べましょう!冷めちゃうんで!」と竈門くんは話を瞬時に終わらせ、大口でもごもごとパスタを頬張り始めた。
私もバカではない、少なくとも竈門くんに嫌われていることはないな、ちょっとはいいかなと思われているのであろう。勿論私も思っているし、思っていなければ彼とお昼なんて一緒にしていない。
『5歳差かぁ…』とポツンと呟くが竈門くんには聞こえていないみたいだ、よかった。
パスタも食べ終わり、食後のデザートを頼んでいると竈門くんから急に名前を呼ばれた。
「苗字さん!下の名前でよんでもいいですか?」
『え?いいよ?』
唐突な申し出に戸惑いながらも承諾する。
「やった!じゃあ名前さんにも俺を下の名前で呼んで欲しいです!」
『あーーーー、炭治郎だっけ?』
「、、、!!はい、!!」
『じゃあ、炭治郎くんね、了解。こっちの方が呼びやすいね!』
「あ、くんはなくて大丈夫です!」
『そう?じゃあ 炭治郎ね、素敵な名前だね。』
「名前さんも素敵な名前です!!!!」
とそう答える彼は、耳まで真っ赤だった。
可愛いなぁ…と眺めながらショートケーキを頬張ると甘酸っぱいイチゴの味が口の中に広がった。