設定


・『ルナディウス』

世界の名前。
一説によると、創造の神の名前らしい。
一つの大きな大国が統括している。
現在、魔物の侵攻を受けて、徐々に住める土地が減っているとされている。




・『神話』

古くから伝わる伝説。
創造の神、彼から生み出された『護るもの』と『壊すもの』が登場する。
絵本や教育書、歴史書にそれぞれの形で書かれている為、知らないものは殆んど居ない。
が、信じているものも殆んど居ない。




・『魔物』

突然現れた異形な化け物。
殆んどが動物の形をしているが、稀に人型の『魔族』も存在している。
人々を襲い、土地を奪い、巣食う事でその土地を汚染している。




・『騎士団』

魔物から人々を護る存在。
己の武器で、前線で戦う。
が、魔術師の存在により、立場は低い。
それでも魔術師よりも一般人から慕われている。
騎士団長の下に、七人の隊長格(通称七聖)が存在している。
月冴が抜ける事で、現在は六人となっている。
現騎士団長は湊月夜。




・『魔術師』

媒体を用いて魔術を使う者達。
魔術を扱えるかは先天的な才能な為、使えない者は使えない。
媒体は人によって違う。
魔術による大量の魔物の撃退と汚染された土地の浄化が出来る事から重宝され、立場はとても高い。
中にはそれを悪用したり、魔術師を抱き込んで権力を保持する貴族もいる。
魔術師のトップが『最高魔術師』。




・『王族』

ていの姓を持つ、金色もしくは琥珀色の瞳を持つ一族。
現国王は魔術師に絶大の信頼を持っており、殆んど魔術師の言いなりに近いらしい。
それに危機感を抱いた子達が第一王子の指示の下、各地に散っているという噂がある。



・『成人の証』

17歳の誕生日に成人した、という儀式を経る事で成人と見なされる。
その際に儀式を終えた証として、誕生石の装飾品を身に付ける。




・『誕生石』

生まれた日に貰う宝石。
貰うといっても、気付いたら子供の手に握られている。
『護る者』に因んだものとされ、そこに真名を刻んで成人の儀式まで親や保護者、場合によっては本人が保管する。
成人の儀式を終えると、装飾品として身に付ける事になる。




・『真名と呼び名』

生まれて直ぐに付けられる名を真名。
普段呼ばれる名を呼び名。
真名の方は魂に刻まれ、生みの親や名付け親のみ知っている。
本人でさえも儀式で誕生石を手に入れるまで知らない。
本当に大事な人にしか真名を明かしてはいけないとされている。




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