番外編
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メッソン編
「アサギ、おいで」
ボールから出して呼べば、アサギはオレの足を上ってくる。
腰まできた所で抱き上げた。
「オレはリオ。よろしくね」
『よ、よろしくお願いします』
オレは触れているポケモン限定で言葉が分かる。
「キミがオレの初めてのポケモンだ」
『ボクも、初めて、です』
「これから、沢山の思い出を作ろう……いっしょに」
『はい!』
「アサギはお菓子好き?アニキに貰ったのがあるんだ」
『お菓子ですか?』
「うん。ポケモンも食べれるのだって」
『!もしかして、言葉が分かります?』
「分かるよ。触ってる間だけだけど」
『そうなんですか』
「うん。だから、お喋りもしようね」
『はい』
可愛いなぁ。
「あ、スマホロトム。撮って」
アサギを顔の所まで抱き上げて笑えば、スマホロトムがパシャリと撮ってくれた。
「えへへ……思い出だね」
『思い出、です!』
「~~弟とポケモンが可愛い!」
「カイト、落ち着け」
「リオー!オレたちとも撮るぞ!」
「ホップ」
ホップとヒバニーが駆け寄ってくる。
ウールーも出てきて、オレたちはくっ付いて撮った。
「……思い出」
「リオーそれ、送ってくれないか」
「いいよ。アニキに送るね」
「オレも欲しいな!」
「アニキにはオレから送るぞ!」
……楽しいし、楽しみだな。
この日は、アサギを抱っこしたまま寝た。
そして、翌日……オレは博士の元へと向かう。
ココガラ編
「『…………』」
『…………』
オレとアサギは……ある一匹のポケモンと見詰め合っている。
「えと……ココガラだね」
ポケモンの名前を言えば、彼は一鳴きしてオレの足元にきた。
「……いっしょに行く?」
試しにモンスターボールを差し出せば、自分から入ってくれる。
「出ておいで」
直ぐに出せば、彼は肩に乗ってきた。
「初めまして。オレはリオで、この子はアサギ。キミも名前をつけていいかな?」
『初めてまして、ココガラだ。勿論、構わない』
「う、ん……ロイロ」
『改めてロイロだ。これからよろしく』
『アサギ、です。よろしく、お願いします』
『よろしく、先輩』
『あわわ、ボクが先輩ですかぁ』
「……あ、記念に撮ろう」
『思い出、ですね!』
『思い出……?』
ロイロを真ん中にパシャリと撮る。
『成る程、出会った思い出を形に残しているのか』
「うん。これからよろしく」
『ああ』
こうして、仲間が増えた。
イーブイ編
アニキから譲られたイーブイの頭を撫でる。
名前は……
「スズ」
『スズ!ありがとう、リオ!』
「うん」
『アサギ、です。よろしくお願いします』
『ロイロだ』
『スズだよ!よろしく、アサギ。ロイロ。リオと出会ったのはボクが先だけど、手持ちとしては後輩だね』
アサギはオレの膝上に、ロイロは肩に乗りながら挨拶していた。
「そのイーブイって、カイトにぃが最近保護したヤツだっけ?」
「うん。家の庭が一部解放されてるだろ?そこから入ったみたい」
「怪我してたんだっけ。あの時、カイトにぃピリピリしてたぞ」
「うん……多分、色違いだからトレーナーに狙われたんだろって」
「あちゃあ」
アニキは人間に対して厳しいから。
「ま、これからは大丈夫だろ」
「うん……あ、記念の一枚撮ろ。ホップも入る?」
「おう!」
これから、沢山幸せな思い出を作ろうね。
ラルトス&ナックラー編
ワイルドエリアに入った時、たまたま天候が曇り空だった事もあって、ラルトスはひょっこり出てきた。
彼もボールを差し出したら入ってくれて、あっさり仲間入りしてくれた。
ナックラーの方も初めてのマックスレイドをアサギで挑戦して勝ったら仲間入りしてくれる。
「ん……ラルトスがヒスイ、ナックラーはヤナギ」
『ヒスイ……それが私の新しい名前……よろしく、リオ』
『僕はヤナギかぁ。よろしくねぇ』
『僕はアサギといいます。よろしくお願いしますね』
『オレはロイロだ。これからよろしく』
『スズだよ!よろしくね』
『よろしく、先輩たち』
『よろしくねぇ』
「よし、歓迎会を兼ねてカレー作るよ。そしたら、また一枚撮ろうね」
『思い出、ですね』
『思い出、だな』
『思い出!』
『『思い出?』』