原型ポケモン
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◯◯ちゃんはお風呂に入るのが好き。ボクはお風呂に入ってる◯◯ちゃんを見るのが好き。髪を洗ってる時に後ろから近づいて、その無防備な背中にふうっと息を吹きかけると、◯◯ちゃんは決まって悲鳴をあげるんだ。これが愉快でたまらない。
この間ブレーカーに侵入してヒューズを飛ばしてみたら、◯◯ちゃんは泣きながら素っ裸でお風呂から飛び出してきた。すごく面白かったなあ。だけどボクがケタケタ笑ってたらさすがに◯◯ちゃんも怒っちゃって、一週間ポフィンがもらえなかった。あれは面白くなかった。だからもう二度とやらない。
お風呂あがりに◯◯ちゃんの髪を乾かすのはボクの役目。ドライヤーに入り込んで、濡れた髪を余すところなく乾かす。それが終わると◯◯ちゃんがありがとうって言ってくれるから、ボクはこの仕事に誇りを持っている。えっへん。
そういえば昨日、テレビで心霊特番がやってたんだ。◯◯ちゃんは怖がりなくせに好奇心だけは強いから、ベッドから引っ張ってきた毛布に顔だけ出して包まりながら、結局最後まで観ちゃった。え? ボクは何もしなかったのかって? そんなまさか! ちゃんと◯◯ちゃんがリビングから出ていく瞬間にテレビに入り込んで、電源をつけたり消したりしてあげたよ。◯◯ちゃんはまたミノムッチみたいになりながら寝室に走って逃げていった。あーは、本当に◯◯ちゃんってば面白いや。
夜、ベッドで眠ってる◯◯ちゃんの寝顔があんまり可愛いから見ていた。そしたら◯◯ちゃん、突然ぱちりと目を開けて叫びながら飛び起きた。何だろう、怖い夢でも見たのかなあ。怖がらせるのは大好きだけど、やっぱり◯◯ちゃんにはいつも元気でいてほしい。◯◯ちゃんは呼吸を落ち着かせながら、悪気はないんだよね、ってうなだれていた。怖い夢を見たのなら叫んじゃうのも仕方ないよ、ボクは全然気にしてないよ、ちょっとびっくりしたけどね。そう伝えるために笑いかければ、◯◯ちゃんも弱々しく笑い返してくれた。それからもうお眠りってボクを促した。本当はもうちょっと寝ている◯◯ちゃんを見ていたかったけど、◯◯ちゃんも何だか疲れてるみたいだったし、ゆっくり寝かせてあげたかったから、名残惜しいけどボクも眠ることにするね。
おやすみ◯◯ちゃん。また明日遊ぼうね。
★。.:*:・'゜ディスコミュニケーション
(20140706/25*la)
「怖がり夢主と悪戯大好きロトム」というリクエスト小説