心地よい風が吹くまで
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5、彼女
ーどっちを連れてきたらいいんだろ?ー
朝7時、豊香は身支度を整え
早めに部屋を出た
豊香の部屋は8階にある
エレベーターに乗って1階に下りると
管理人室から声をかけられた
「お!東雲君!おはよう。今日から学校かい?」
声の主はこのマンションの管理人
一会 記憶(ヒトエキオク)
彼は名前の通り、彼は一度会った人の顔を
記憶できる個性を持っている
「おはようございます、一絵さん。今日、入学式なんすよ。」
「そうかそうか、もうそんな時期か。雄英だとなかなか忙しくて大変だろうけど、頑張って行ってこいよ!」
一絵はそう言うと手を振ってくれた
「ありがとうございます。いってきます。」
豊香は軽く手を振り返すと
エントランスを後にする
後ろで一絵が「彼女できたら紹介しろよー!!」と叫んでいた
「彼女ね・・・。」
確かに豊香も年頃であり
そういったことに興味がないといえば嘘になる
しかし、いくら外見が男とはいえど
体も心も女であることには変わりない
男と女
相手をどちらにしたとしても
おかしな状況になるのは明白である
一絵さんには申し訳ないが
期待に添えないな
なんて考えながら
学校へ向かう豊香だった
ーどっちを連れてきたらいいんだろ?ー
朝7時、豊香は身支度を整え
早めに部屋を出た
豊香の部屋は8階にある
エレベーターに乗って1階に下りると
管理人室から声をかけられた
「お!東雲君!おはよう。今日から学校かい?」
声の主はこのマンションの管理人
一会 記憶(ヒトエキオク)
彼は名前の通り、彼は一度会った人の顔を
記憶できる個性を持っている
「おはようございます、一絵さん。今日、入学式なんすよ。」
「そうかそうか、もうそんな時期か。雄英だとなかなか忙しくて大変だろうけど、頑張って行ってこいよ!」
一絵はそう言うと手を振ってくれた
「ありがとうございます。いってきます。」
豊香は軽く手を振り返すと
エントランスを後にする
後ろで一絵が「彼女できたら紹介しろよー!!」と叫んでいた
「彼女ね・・・。」
確かに豊香も年頃であり
そういったことに興味がないといえば嘘になる
しかし、いくら外見が男とはいえど
体も心も女であることには変わりない
男と女
相手をどちらにしたとしても
おかしな状況になるのは明白である
一絵さんには申し訳ないが
期待に添えないな
なんて考えながら
学校へ向かう豊香だった