心地よい風が吹くまで
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68、足元にはご注意を
─手荒い歓迎でごめんなさいね─
「くそッッ・・・動きづらい。木々同士が狭いし、風を使いたくても葉っぱが舞い上がって・・・視界の邪魔に!なッッ!るッッ!!」
豊香は自身の手に
少しだけ風を纏わせて
迫り来る蔦を切って切って
切りまくっていた
だが、大元を叩けなければ
意味が無い
しかし小さな森の中に
それらしい人物どころか
人も見当たらない
闇雲に回っても
体力を消耗するだけで
解決にはならない
どうしたものかと
木々の間を移動する豊香だったが
次の瞬間
視界が逆転した
「ッッ・・・うォォ!?・・・!!!!!!」
豊香は周りばかりを気にして
逃げていたせいで
足元にあった
百日紅(サルスベリ)の根っこに気づかず
踏んでしまっていた
※百日紅は名前の通り、木登りの上手な猿でさえ滑ってしまうという木なので、要注意だぜ
そしてあっという間に
蔓が豊香を覆い
鳥かごのような形を作り
豊香を捕獲した
「いえーい!!あたしの勝ちー!!桔梗、ちゃんとアイス買ってよねッッ!!」
木々の中から
白をベースとしつつ
オレンジや黄色の
華やかな色の
スカートやフリルが特徴的な
小柄なショートカットの女性が
意気揚々と出てきた
そして少し遅れて
こちらも白をベースにしつつ
対照的に薄い紫の
胸ポケットやパンツが特徴的な
眼鏡をかけた
ロングヘアの女性が
怪訝そうな顔で出てきた
「まさかこんな古典的な罠に引っかかるとは・・・。雄英高校体育祭の1位の方だったので、もう少しお出来になると思ってましたが、見当違いでしたでしょうか?」
彼女達は
籠の中の豊香を見ながら
ああでもない
こうでもないと
話し始めてしまった
「ふぇ・・・ッッ??同じ・・・顔???」
豊香は突如現れた2人組を
じっと見ていると
2人とも同じ顔をしているんだな
と気づいた
「あぁ!あたしら一卵性の双子なんだよね!あたしは姉のマーガレット。フォレストガーデンのサイドキック、こっちg「妹のキキョーです。私も恐れながら、同じくフォレストガーデンのサイドキックを務めさせていただいております。以後お見知りおきを。」」
マーガレットとキキョーは
それぞれ自己紹介をすると
また二人の世界へ
話が戻ってしまった
「はいはい、マーガレットとキキョーもおしゃべりはその辺にして。荒い歓迎でごめんなさいね。」
パンパンと2回手を叩く音が聞こえると
木々の奥から
茶色の刺繍が施された
緑のロングドレスに
色とりどりの花が飾られた
緑のドレスハットを身につけた
女性が歩いてきた
すぐさま二人はおしゃべりをやめ
豊香を囲う蔦を撤去した
豊香は服についた砂埃を
軽く叩くと
緑の女性の方を見た
すると緑の女性は少し微笑み
自己紹介をした
「初めまして。東雲豊さん。そして、ようこそヒーロー疾風(ハヤテ)。私、フォレストガーデンの代表を務めています、プロヒーローMissガーベラと申しますわ。1週間、ぜひ有意義な時間にしてくださいね。」
毎日血反吐を吐くような
お稽古もやりますわよと
さらりと鬼畜発言をした
Missガーベラ
菩薩のような微笑みの彼女の顔に
豊香はその真偽を
確認することは出来なかった
─手荒い歓迎でごめんなさいね─
「くそッッ・・・動きづらい。木々同士が狭いし、風を使いたくても葉っぱが舞い上がって・・・視界の邪魔に!なッッ!るッッ!!」
豊香は自身の手に
少しだけ風を纏わせて
迫り来る蔦を切って切って
切りまくっていた
だが、大元を叩けなければ
意味が無い
しかし小さな森の中に
それらしい人物どころか
人も見当たらない
闇雲に回っても
体力を消耗するだけで
解決にはならない
どうしたものかと
木々の間を移動する豊香だったが
次の瞬間
視界が逆転した
「ッッ・・・うォォ!?・・・!!!!!!」
豊香は周りばかりを気にして
逃げていたせいで
足元にあった
百日紅(サルスベリ)の根っこに気づかず
踏んでしまっていた
※百日紅は名前の通り、木登りの上手な猿でさえ滑ってしまうという木なので、要注意だぜ
そしてあっという間に
蔓が豊香を覆い
鳥かごのような形を作り
豊香を捕獲した
「いえーい!!あたしの勝ちー!!桔梗、ちゃんとアイス買ってよねッッ!!」
木々の中から
白をベースとしつつ
オレンジや黄色の
華やかな色の
スカートやフリルが特徴的な
小柄なショートカットの女性が
意気揚々と出てきた
そして少し遅れて
こちらも白をベースにしつつ
対照的に薄い紫の
胸ポケットやパンツが特徴的な
眼鏡をかけた
ロングヘアの女性が
怪訝そうな顔で出てきた
「まさかこんな古典的な罠に引っかかるとは・・・。雄英高校体育祭の1位の方だったので、もう少しお出来になると思ってましたが、見当違いでしたでしょうか?」
彼女達は
籠の中の豊香を見ながら
ああでもない
こうでもないと
話し始めてしまった
「ふぇ・・・ッッ??同じ・・・顔???」
豊香は突如現れた2人組を
じっと見ていると
2人とも同じ顔をしているんだな
と気づいた
「あぁ!あたしら一卵性の双子なんだよね!あたしは姉のマーガレット。フォレストガーデンのサイドキック、こっちg「妹のキキョーです。私も恐れながら、同じくフォレストガーデンのサイドキックを務めさせていただいております。以後お見知りおきを。」」
マーガレットとキキョーは
それぞれ自己紹介をすると
また二人の世界へ
話が戻ってしまった
「はいはい、マーガレットとキキョーもおしゃべりはその辺にして。荒い歓迎でごめんなさいね。」
パンパンと2回手を叩く音が聞こえると
木々の奥から
茶色の刺繍が施された
緑のロングドレスに
色とりどりの花が飾られた
緑のドレスハットを身につけた
女性が歩いてきた
すぐさま二人はおしゃべりをやめ
豊香を囲う蔦を撤去した
豊香は服についた砂埃を
軽く叩くと
緑の女性の方を見た
すると緑の女性は少し微笑み
自己紹介をした
「初めまして。東雲豊さん。そして、ようこそヒーロー疾風(ハヤテ)。私、フォレストガーデンの代表を務めています、プロヒーローMissガーベラと申しますわ。1週間、ぜひ有意義な時間にしてくださいね。」
毎日血反吐を吐くような
お稽古もやりますわよと
さらりと鬼畜発言をした
Missガーベラ
菩薩のような微笑みの彼女の顔に
豊香はその真偽を
確認することは出来なかった