心地よい風が吹くまで
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45、騎馬戦 決着
ー追うもの追われるものー
ドゴォォォッッ!!
「円場、ガード!!」
爆発音とともに物間の声が響く
叫んだ先には鬼の形相の爆豪が
自身の爆発を使って飛んでくる
円場が口から息を吐くと
頑丈なガラスのように丸く固まり
飛んできた爆豪を防ぐ
「よっしゃー!!見えない壁だ。ざまぁみろォォ!!」
爆豪から逃れるため
その場を去ろうとする物間チーム
しかしそれを爆豪が許すはずがない
円場の防御を突破し
物間の首に巻かれている
ハチマキに手を伸ばす
爆豪は3本ある内の1本を残し
物間からハチマキを奪い取ることに成功した
瀬呂のファインプレーで
落下を免れた爆豪だが
その目は物間を捕らえたままである
「爆豪チーム、2本を勝ち取って3位に浮上!!この終盤で順位が変わりゆく!!若気の至りだァァ!!」
分裂した2位のポイント
未だ0ポイントのチームも
必死にハチマキを奪おうと奮闘している
「な、言っただろ?物間達のハチマキは時期に無くなる。だから、3位の鉄哲チームを狙おうって。」
豊香はニヤニヤと説明をする
「・・・チッッ。いくぞ、一瞬で終わらせてやる。」
心操は眉間にシワを寄せながら
目の前にいる鉄哲チームに目線を移す
「チャンスは1度だけだ。・・・頼んだぜ、心操!!」
言い終わると同時に豊香達は
鉄哲チームに静かに近づいて行った
「おい、鉄哲チーム・・・なんか落としたぞ?」
心操は鉄哲チームに近づくと
足元を指さした
指摘された鉄哲チームは
全員一斉に下を向く
「お?どこだ!」
「あら大変!!」
「ん?見つからないねー?」
「どこに落ちてるんだよ!」
口々に言葉を発した4人
するとピタリと4人の動きが止まり
焦点の合わない虚ろな目で
正面だけを見つめていた
「・・・作戦成功。あとはハチマキを貰って終了だな。」
豊香は心操を見上げた
心操もふっと笑みを漏らすと
鉄哲のハチマキを首から外した
「よし、これで次のステージに進出決定だな・・・。」
心操は握りしめたハチマキを
ただただ見つめていた
「タァァーイム、アップゥゥ!!!」
『第2種目 騎馬戦』
(結果)
1位 轟チーム
2位 爆豪チーム
3位 心操チーム
4位 緑谷チーム
ー追うもの追われるものー
ドゴォォォッッ!!
「円場、ガード!!」
爆発音とともに物間の声が響く
叫んだ先には鬼の形相の爆豪が
自身の爆発を使って飛んでくる
円場が口から息を吐くと
頑丈なガラスのように丸く固まり
飛んできた爆豪を防ぐ
「よっしゃー!!見えない壁だ。ざまぁみろォォ!!」
爆豪から逃れるため
その場を去ろうとする物間チーム
しかしそれを爆豪が許すはずがない
円場の防御を突破し
物間の首に巻かれている
ハチマキに手を伸ばす
爆豪は3本ある内の1本を残し
物間からハチマキを奪い取ることに成功した
瀬呂のファインプレーで
落下を免れた爆豪だが
その目は物間を捕らえたままである
「爆豪チーム、2本を勝ち取って3位に浮上!!この終盤で順位が変わりゆく!!若気の至りだァァ!!」
分裂した2位のポイント
未だ0ポイントのチームも
必死にハチマキを奪おうと奮闘している
「な、言っただろ?物間達のハチマキは時期に無くなる。だから、3位の鉄哲チームを狙おうって。」
豊香はニヤニヤと説明をする
「・・・チッッ。いくぞ、一瞬で終わらせてやる。」
心操は眉間にシワを寄せながら
目の前にいる鉄哲チームに目線を移す
「チャンスは1度だけだ。・・・頼んだぜ、心操!!」
言い終わると同時に豊香達は
鉄哲チームに静かに近づいて行った
「おい、鉄哲チーム・・・なんか落としたぞ?」
心操は鉄哲チームに近づくと
足元を指さした
指摘された鉄哲チームは
全員一斉に下を向く
「お?どこだ!」
「あら大変!!」
「ん?見つからないねー?」
「どこに落ちてるんだよ!」
口々に言葉を発した4人
するとピタリと4人の動きが止まり
焦点の合わない虚ろな目で
正面だけを見つめていた
「・・・作戦成功。あとはハチマキを貰って終了だな。」
豊香は心操を見上げた
心操もふっと笑みを漏らすと
鉄哲のハチマキを首から外した
「よし、これで次のステージに進出決定だな・・・。」
心操は握りしめたハチマキを
ただただ見つめていた
「タァァーイム、アップゥゥ!!!」
『第2種目 騎馬戦』
(結果)
1位 轟チーム
2位 爆豪チーム
3位 心操チーム
4位 緑谷チーム