心地よい風が吹くまで
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40、王子様は突然に
ー白馬があれば完璧だったー
『第2関門 ザ・フォール』
目の前には底が見えない崖と
人ひとりが立てるぐらいの少しの足場
無数に張られた綱が広がっている
個性の風を使い
一気に上位へと躍り出た豊香
しかしその腕の中には
見知らぬ女子生徒を抱えていた
「東雲っち、誰を連れてきたの?」
いきなり現れた豊香の姿に驚く
麗日、蛙吹、芦戸の3人
それも去ることながら
豊香の腕の中にいる女子生徒に
たまらず理由を聞く芦戸
「あ~・・・ここに来るまでの間に、ロボットにやられそうになってたから、ついつい助けてきちゃった。ゴメンな、勝手に助けて。怪我はない?」
豊香はそっと下ろすと
女子生徒の顔を覗き込んだ
「は・・・はい。」
豊香に見つめられた女子生徒は
豊香を見つめたまま
顔を赤らめ小さく返事をした
「まぁ・・・東雲ちゃんは危ないところを助けた、まさに王子様ってところね。」
冷静に分析する蛙吹をよそに
豊香は先に行くからなと
女子生徒と3人に声をかけると
またもや個性を使って
先頭を追いかけていった
「う、うちらも行かないと!」
先程までのやり取りに
見とれていた麗日達は
急いで目の前の綱を渡り始めた
「つぐみ!!大丈夫だった?いきなり消えてびっくりしたよ!」
つぐみと呼ばれた女子生徒
クラスメイトと思われる女子生徒に
声をかけられるも
心ここに在らず状態で
小さくなっていく豊香の姿を
ただただ見つめていた
「王子様・・・。」
ー白馬があれば完璧だったー
『第2関門 ザ・フォール』
目の前には底が見えない崖と
人ひとりが立てるぐらいの少しの足場
無数に張られた綱が広がっている
個性の風を使い
一気に上位へと躍り出た豊香
しかしその腕の中には
見知らぬ女子生徒を抱えていた
「東雲っち、誰を連れてきたの?」
いきなり現れた豊香の姿に驚く
麗日、蛙吹、芦戸の3人
それも去ることながら
豊香の腕の中にいる女子生徒に
たまらず理由を聞く芦戸
「あ~・・・ここに来るまでの間に、ロボットにやられそうになってたから、ついつい助けてきちゃった。ゴメンな、勝手に助けて。怪我はない?」
豊香はそっと下ろすと
女子生徒の顔を覗き込んだ
「は・・・はい。」
豊香に見つめられた女子生徒は
豊香を見つめたまま
顔を赤らめ小さく返事をした
「まぁ・・・東雲ちゃんは危ないところを助けた、まさに王子様ってところね。」
冷静に分析する蛙吹をよそに
豊香は先に行くからなと
女子生徒と3人に声をかけると
またもや個性を使って
先頭を追いかけていった
「う、うちらも行かないと!」
先程までのやり取りに
見とれていた麗日達は
急いで目の前の綱を渡り始めた
「つぐみ!!大丈夫だった?いきなり消えてびっくりしたよ!」
つぐみと呼ばれた女子生徒
クラスメイトと思われる女子生徒に
声をかけられるも
心ここに在らず状態で
小さくなっていく豊香の姿を
ただただ見つめていた
「王子様・・・。」