心地よい風が吹くまで
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39、スタートダッシュとお姫様抱っこ
ー勝手に連れてきちゃダメでしょ?ー
「スタァァートォォ!!」
主審 ミッドナイトのスタートの合図に
一斉に動き出した1年生
しかしそれは急激に来た寒気と白いモヤに
阻まれた
「寒みー!!」
「ってぇー!なんだこれ!凍ったぞ?動けん!!」
「んのヤロォォ!またヒーロー科か!?」
口々に文句を言う生徒
白いモヤを抜けた先には
モヤを生み出した張本人
轟焦凍が先頭にいた
このまま首位を独占するかと思われたが
それは甘かった
「そう上手くいかせねぇよ半分野郎!!」
爆発音とともに
群衆の中から飛び出てきた爆豪
そして八百万、尾白、常闇などの
1-Aのクラスメイト
少し遅れて緑谷や麗日
他の1年生も続々と
足元が凍った者達の間から
我先にと前に出てきた
「クラス連中は当然として、思ったよりはよけられたな。・・・?あいつがいない。」
轟は前を走りながらも
後ろにいる生徒達を見るが
そこには豊香の姿はなかった
「さぁて実況していくぜ!解説アーユーレディ、ミイラマン!!」
マイクからミイラマンと呼ばれた相澤
愚痴を言いつつ
的確な解説をしていく
「容赦ねぇなぁ、おい!!お前のクラス、どーゆー教育してんだよ?・・・って、おい!!スタートゲートに1人立ったままの奴がいるぞ?もうシエスタの時間か!?」
マイクの言葉に
巨大モニターばかりを見ていた観客も
スタートゲートに視線を移す
その視線の先には
準備体操をする豊香の姿があった
「おい、あれお前のクラスの東雲だろ?呑気に何やってんだあいつ?とっくに先頭は第1の関門『ロボ・インフェルノ』に着いてんぞ?」
早くスタートしろというマイクの言葉に
相澤はニヤリと笑った
「いや・・・東雲らしい。あいつの個性なら、最下位でもすぐに上位に行ける。あいつの個性を最大限に発揮するなら・・・周りに人がいない方が好条件だ。」
相澤の言葉が終わるのと同時に
豊香の周りには
強烈な風が吹き始めた
「さぁーて。消太さんもどこにいるか分かったし・・・。1位を取りに行きますか。」
強烈な風がスタジアムの中心から外へ
吹き荒れた
観客はその風の強さに
一瞬目をつぶる
そして次に目を開けた瞬間には
スタートゲートにいた
豊香の姿は見当たらなかった
「東雲の個性『操風』はあらゆる風を操る。今のも強烈な強さの風を操り、自身の身体ごと飛ばす技だ。その結果に・・」
相澤が豊香の個性を解説し
スタジアムの巨大モニターを
指さした
そこには『第2関門 ザ・フォール』の前に
立っている豊香の姿があった
「うォォー!?おい、さっきまであいつスタートゲートにいたろ!?やべーなおい!!
・・・って、あいつ誰を抱えてるんだ?」
巨大モニターを見るマイクや
ザ・フォールの周りにいる他の生徒も
急に現れた豊香にも釘付けになるが
その豊香にお姫様抱っこをされている
人物にも釘付けになっていた
「東雲(君、ちゃん、っち)、誰(それ、なの)?」
ー勝手に連れてきちゃダメでしょ?ー
「スタァァートォォ!!」
主審 ミッドナイトのスタートの合図に
一斉に動き出した1年生
しかしそれは急激に来た寒気と白いモヤに
阻まれた
「寒みー!!」
「ってぇー!なんだこれ!凍ったぞ?動けん!!」
「んのヤロォォ!またヒーロー科か!?」
口々に文句を言う生徒
白いモヤを抜けた先には
モヤを生み出した張本人
轟焦凍が先頭にいた
このまま首位を独占するかと思われたが
それは甘かった
「そう上手くいかせねぇよ半分野郎!!」
爆発音とともに
群衆の中から飛び出てきた爆豪
そして八百万、尾白、常闇などの
1-Aのクラスメイト
少し遅れて緑谷や麗日
他の1年生も続々と
足元が凍った者達の間から
我先にと前に出てきた
「クラス連中は当然として、思ったよりはよけられたな。・・・?あいつがいない。」
轟は前を走りながらも
後ろにいる生徒達を見るが
そこには豊香の姿はなかった
「さぁて実況していくぜ!解説アーユーレディ、ミイラマン!!」
マイクからミイラマンと呼ばれた相澤
愚痴を言いつつ
的確な解説をしていく
「容赦ねぇなぁ、おい!!お前のクラス、どーゆー教育してんだよ?・・・って、おい!!スタートゲートに1人立ったままの奴がいるぞ?もうシエスタの時間か!?」
マイクの言葉に
巨大モニターばかりを見ていた観客も
スタートゲートに視線を移す
その視線の先には
準備体操をする豊香の姿があった
「おい、あれお前のクラスの東雲だろ?呑気に何やってんだあいつ?とっくに先頭は第1の関門『ロボ・インフェルノ』に着いてんぞ?」
早くスタートしろというマイクの言葉に
相澤はニヤリと笑った
「いや・・・東雲らしい。あいつの個性なら、最下位でもすぐに上位に行ける。あいつの個性を最大限に発揮するなら・・・周りに人がいない方が好条件だ。」
相澤の言葉が終わるのと同時に
豊香の周りには
強烈な風が吹き始めた
「さぁーて。消太さんもどこにいるか分かったし・・・。1位を取りに行きますか。」
強烈な風がスタジアムの中心から外へ
吹き荒れた
観客はその風の強さに
一瞬目をつぶる
そして次に目を開けた瞬間には
スタートゲートにいた
豊香の姿は見当たらなかった
「東雲の個性『操風』はあらゆる風を操る。今のも強烈な強さの風を操り、自身の身体ごと飛ばす技だ。その結果に・・」
相澤が豊香の個性を解説し
スタジアムの巨大モニターを
指さした
そこには『第2関門 ザ・フォール』の前に
立っている豊香の姿があった
「うォォー!?おい、さっきまであいつスタートゲートにいたろ!?やべーなおい!!
・・・って、あいつ誰を抱えてるんだ?」
巨大モニターを見るマイクや
ザ・フォールの周りにいる他の生徒も
急に現れた豊香にも釘付けになるが
その豊香にお姫様抱っこをされている
人物にも釘付けになっていた
「東雲(君、ちゃん、っち)、誰(それ、なの)?」