心地よい風が吹くまで
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25、第2の個性
ー発動ー
豊香は意味がわからなかった
個性を受け継ぐ?
そんなこと出来るはずがない
こいつは何を言っているんだ?
豊香が困惑していると
死柄木弔と名乗る男は
一瞬の隙をついて豊香の手を掴み
後ろ背に縛った
「いッッ・・・やめ・・・ろっ・・・離・・・せ!!」
豊香は精一杯の抵抗をするも
それは死柄木には通じない
死柄木はそのまま豊香の腕を掴み
階段を降りていった
「おい、黒霧・・・。とりあえずお姫様は捕まえた。しかし、平和の象徴が倒せてないから、ゲームオーバーだ。・・・帰ろっか。」
死柄木はまるで
ゲームをしていた子供のように
呆気なく帰宅を宣言する
「お姫様を連れていけば、あとは先生が俺に個性をくれる。」
豊香は死柄木の手を振り払うように
必死にもがく
「やめろ!!・・・は、離せ!!!誰がお前らのとこなんて行くか!!」
豊香は思いっきり体を捩り
死柄木を振り払う
そして再度豊香の腕を掴もうと
手を伸ばした死柄木に対し
豊香は思いっきり回し蹴りを食らわした
間一髪のところで避けた死柄木だが
顔に付いていた手のモニュメントが
鈍い音を立て地面に落ちる
「・・・お前。ふざけるなよ・・・。」
今までとは比べ物にならない程の殺気
豊香は殺気に押しつぶされそうになるも
必死に耐えた
「し、死柄木弔。殺してはいけない。そのお姫様はあの方の命令で「そんなのは分かってんだよ!!」
死柄木を止めようと諭すように話す黒霧だが
その言葉は死柄木によって遮られる
死柄木はゆっくりと
手のモニュメントを拾い
顔に取り付けると
豊香にゆっくりと近づく
「・・・うッッ!?」
死柄木は拳を握り
自身の頭まで振り上げると
思いっきり豊香の顔を殴った
豊香はガードすることも出来ず
後ろに倒れ込んだ
じわりと口の中に鉄の味が広がっていく
死柄木は倒れ込んだ豊香の髪を掴むと
強引に上半身を起こし
豊香の顔を自分の方に向かせる
「・・・お前が先生の指示のガキじゃなければ、この個性でボロボロに壊してやる。」
死柄木はもう片方の手を
豊香の顔に近づけ
触れるか触れないかの位置で止めた
豊香は歯を食いしばって睨みつける
すると死柄木は掴んでいた
豊香の髪を乱暴に離し
背を向けた
「そうだ・・・。お前に仕返しができない分、他の奴に仕返しすればいいんだ・・・。そうすれば俺は気分がいいし、お前は絶望する。そうだ!そうしよう・・・。」
死柄木は意気揚々と話すと
次の瞬間、水辺の縁にしゃがみ込んでいた
死柄木の目の前には
緑谷、蛙吹、峰田の3人が
湖から上半身を出している状態
そして死柄木の手が蛙吹の顔を
覆うように伸ばされる
「や、やめろーーッッ!!!!!!」
豊香の悲痛な叫び声が
辺りに響いた
「な・・・な・・・んだ・・・こ・・・れ・・・。」
ー発動ー
豊香は意味がわからなかった
個性を受け継ぐ?
そんなこと出来るはずがない
こいつは何を言っているんだ?
豊香が困惑していると
死柄木弔と名乗る男は
一瞬の隙をついて豊香の手を掴み
後ろ背に縛った
「いッッ・・・やめ・・・ろっ・・・離・・・せ!!」
豊香は精一杯の抵抗をするも
それは死柄木には通じない
死柄木はそのまま豊香の腕を掴み
階段を降りていった
「おい、黒霧・・・。とりあえずお姫様は捕まえた。しかし、平和の象徴が倒せてないから、ゲームオーバーだ。・・・帰ろっか。」
死柄木はまるで
ゲームをしていた子供のように
呆気なく帰宅を宣言する
「お姫様を連れていけば、あとは先生が俺に個性をくれる。」
豊香は死柄木の手を振り払うように
必死にもがく
「やめろ!!・・・は、離せ!!!誰がお前らのとこなんて行くか!!」
豊香は思いっきり体を捩り
死柄木を振り払う
そして再度豊香の腕を掴もうと
手を伸ばした死柄木に対し
豊香は思いっきり回し蹴りを食らわした
間一髪のところで避けた死柄木だが
顔に付いていた手のモニュメントが
鈍い音を立て地面に落ちる
「・・・お前。ふざけるなよ・・・。」
今までとは比べ物にならない程の殺気
豊香は殺気に押しつぶされそうになるも
必死に耐えた
「し、死柄木弔。殺してはいけない。そのお姫様はあの方の命令で「そんなのは分かってんだよ!!」
死柄木を止めようと諭すように話す黒霧だが
その言葉は死柄木によって遮られる
死柄木はゆっくりと
手のモニュメントを拾い
顔に取り付けると
豊香にゆっくりと近づく
「・・・うッッ!?」
死柄木は拳を握り
自身の頭まで振り上げると
思いっきり豊香の顔を殴った
豊香はガードすることも出来ず
後ろに倒れ込んだ
じわりと口の中に鉄の味が広がっていく
死柄木は倒れ込んだ豊香の髪を掴むと
強引に上半身を起こし
豊香の顔を自分の方に向かせる
「・・・お前が先生の指示のガキじゃなければ、この個性でボロボロに壊してやる。」
死柄木はもう片方の手を
豊香の顔に近づけ
触れるか触れないかの位置で止めた
豊香は歯を食いしばって睨みつける
すると死柄木は掴んでいた
豊香の髪を乱暴に離し
背を向けた
「そうだ・・・。お前に仕返しができない分、他の奴に仕返しすればいいんだ・・・。そうすれば俺は気分がいいし、お前は絶望する。そうだ!そうしよう・・・。」
死柄木は意気揚々と話すと
次の瞬間、水辺の縁にしゃがみ込んでいた
死柄木の目の前には
緑谷、蛙吹、峰田の3人が
湖から上半身を出している状態
そして死柄木の手が蛙吹の顔を
覆うように伸ばされる
「や、やめろーーッッ!!!!!!」
豊香の悲痛な叫び声が
辺りに響いた
「な・・・な・・・んだ・・・こ・・・れ・・・。」