心地よい風が吹くまで
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11、個性把握テスト③
ー仲良し3人組ー
「東雲〜!!お前の個性すげーな!びっくりしたぜ!!」
50m走が終わり
次の種目の順番を待っていると
いきなりオレンジ色の髪の少年が
肩を組んできた
「ぅお!?あ・・・ありがと・・・う?」
豊香はオレンジの少年の腕をやんわりと
よけながらお礼を言う
「俺、上鳴電気!お前、強くて顔もいいから女子にモテるだろ〜。俺にも紹介してくれよ~!」
せっかくよけた腕が
今度は豊香の両肩を掴んできた
豊香はどうしたものかと
苦笑いをしていると
後ろから助け舟がきた
「おい、上鳴。東雲引いてるぞ。離してやれよ。」
目の前にいる上鳴が
その声に気を取られた瞬間
豊香はすかさず上鳴の腕をすり抜け
距離をとった
「いや〜東雲本当にすごいからさ~、ついつい。切島だって見ただろ?」
切島と呼ばれた少年は
軽く豊香に対して自己紹介をして
上鳴と豊香の間に入ってきた
「見た見た。あれは男らしいよな!俺も俄然やる気出た。」
「俺も見てた!東雲の個性は風を起こすことなの?あ、俺は瀬呂範太!よろしくね。」
今度は瀬呂という少年が会話に参加してきた
彼らは豊香の周りに集まり
口々に誰の個性がすごい
あの個性ならどう攻略する?
などの個性について話していた
私の周りにどんどん集まってくる・・・
豊香は少し驚いた
今まではあれほどの威力を出すと
ほとんどの人間は驚き
距離を置かれていたからだ
豊香はこの状況に
少しくすぐったい気持ちになりながらも
瀬呂の問いに答えた
「俺の個性は『操風』といって、風を操るものなんだ。さっきのは風を集めて一気に放出して進んだんだ。」
「じゃ、他にも何か出来るのか?」
すかさず切島が質問してくる
豊香は少し考え
何かを思いついたように話す
「・・・・・・あぁ!まだ自分にしか試したことないけど、少しの間なら飛べるぜ?」
それを聞いた瞬間
3人の顔は
まるでおもちゃを目の前にした
子供のようだった
「うぉ~!!」
「すげ〜!!」
「やべ〜!!」
上から上鳴、切島、瀬呂である
3人で豊香の個性について
妄想話が始まった
当の本人を差し置いて
彼らの妄想は止まらない
楽しそうだな・・・
授業中だということを忘れそうなぐらい
豊香は3人の会話を
ただただ聞いていた
ー仲良し3人組ー
「東雲〜!!お前の個性すげーな!びっくりしたぜ!!」
50m走が終わり
次の種目の順番を待っていると
いきなりオレンジ色の髪の少年が
肩を組んできた
「ぅお!?あ・・・ありがと・・・う?」
豊香はオレンジの少年の腕をやんわりと
よけながらお礼を言う
「俺、上鳴電気!お前、強くて顔もいいから女子にモテるだろ〜。俺にも紹介してくれよ~!」
せっかくよけた腕が
今度は豊香の両肩を掴んできた
豊香はどうしたものかと
苦笑いをしていると
後ろから助け舟がきた
「おい、上鳴。東雲引いてるぞ。離してやれよ。」
目の前にいる上鳴が
その声に気を取られた瞬間
豊香はすかさず上鳴の腕をすり抜け
距離をとった
「いや〜東雲本当にすごいからさ~、ついつい。切島だって見ただろ?」
切島と呼ばれた少年は
軽く豊香に対して自己紹介をして
上鳴と豊香の間に入ってきた
「見た見た。あれは男らしいよな!俺も俄然やる気出た。」
「俺も見てた!東雲の個性は風を起こすことなの?あ、俺は瀬呂範太!よろしくね。」
今度は瀬呂という少年が会話に参加してきた
彼らは豊香の周りに集まり
口々に誰の個性がすごい
あの個性ならどう攻略する?
などの個性について話していた
私の周りにどんどん集まってくる・・・
豊香は少し驚いた
今まではあれほどの威力を出すと
ほとんどの人間は驚き
距離を置かれていたからだ
豊香はこの状況に
少しくすぐったい気持ちになりながらも
瀬呂の問いに答えた
「俺の個性は『操風』といって、風を操るものなんだ。さっきのは風を集めて一気に放出して進んだんだ。」
「じゃ、他にも何か出来るのか?」
すかさず切島が質問してくる
豊香は少し考え
何かを思いついたように話す
「・・・・・・あぁ!まだ自分にしか試したことないけど、少しの間なら飛べるぜ?」
それを聞いた瞬間
3人の顔は
まるでおもちゃを目の前にした
子供のようだった
「うぉ~!!」
「すげ〜!!」
「やべ〜!!」
上から上鳴、切島、瀬呂である
3人で豊香の個性について
妄想話が始まった
当の本人を差し置いて
彼らの妄想は止まらない
楽しそうだな・・・
授業中だということを忘れそうなぐらい
豊香は3人の会話を
ただただ聞いていた