心地よい風が吹くまで
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96、仲間の意味
─ 利用価値があるうちに早く行動して。 ─
「おい!!この辺だよな?」
あれから豊香達は
アタッシュケースを持ち
披露宴会場横の非常階段を抜け
屋上に来ていた
屋上は万が一に備えて
ヘリコプターが止まれるように
ヘリポートが完備してある
そしてその真ん中には
警察が用意した
逃走用のヘリコプターが
無人の状態で置いてある
豊香達は
逃走用のヘリコプター前ではなく
ヘリポート右手前で止まると
その場所にアタッシュケースを置き
少し離れるよう指示された
「おいおい・・・仕掛けた奴わかり易すぎんだろ。」
アタッシュケースを置いている間
綾は逃走用のヘリコプターの中を調べながら
盗聴器や位置測定器などを
外していった
そして見つけた測定器等を
ヘリコプター前の床に投げると
勢いよく踏みつけ
粉々に壊した
「本当、馬鹿だよね、警察。毎回毎回同じとこに仕掛けたって意味ねぇーっーの。」
綾はつまんなそうに言うと
豊香達の脇を通り
先程アタッシュケースを置いた場所に立った
そしておもむろに
空中を撫でるような動作をすると
その触った場所から
何かが現れてきた
全体が現れた時には
それがヘリコプターであることが
明らかになった
「んなッッ・・・どういう・・・。」
豊香達は驚いた
なぜなら何も無い空間から
突如ヘリコプターが現れたからだ
そして紙織はさらに驚愕した
「プロフィールが変わってる・・・。」
紙織の言葉に豊香達は説明を求めるも
紙織にも初めてのことで
うまく説明ができない
するとそれに気づいた綾が
アタッシュケースを積みながら
ニヤニヤとしゃべる
「分かんなかったでしょー笑あたしのプロフィール。今、あんたに見えてるのが、あたしの本当のプロフィール。今まで見てたのは、あたしの個性でカモフラージュした別物。あんたの事はあいつから聞いてたから。」
『個性 カモフラージュ』
触ったものの姿や形を別のものに見せる個性。人にも対応でき、触ることで設定、解除ができる。
大きさにもよるが、最大6個まで同時に設定できる。
カモフラージュした物は見えないだけで、普通に使うことが出来る。
※今回は綾自身に触り、別人にカモフラージュしていた。カモフラージュした際の相手の個性は使用できない。
「さて、じゃあ種明かしもしたし、そろそろ逃げよっかなぁ〜。あ、ちゃんとそっちのヘリコプターも触った?・・・足引っ張んないでよね!!」
綾は軽くストレッチをしながら
男に指示をすると
男はやってあるわと
不機嫌そうに答える
「あっそ。・・・じゃ、行こっか豊君♡」
綾は舌なめずりをすると
豊香を繋いでいた紐を
爆豪達と切り離すと
紐を引っ張って
自身の方に手繰り寄せた
「おい!!!てめぇ、豊に何する気だ。ア“ァ“?答えようによっては、今すぐ殺んぞ、コ“ラ“ァ“!!!」
爆豪が殺気を放つと
綾はけたけたと笑い
豊香の首に
一撃を食らわせ気絶させると
後ろから抱きしめた
「はぁ?お前になんて殺られるはずないでしょ?・・・雄英だからって、調子乗んなよ。・・・これはあたしのなんだよ。ほら、マークだってある笑」
そう言うと
豊香の服をお腹辺りまでまくると
白い肌の赤くなってる部分を指さす
「残念でした♡さ、あんたらあっちのヘリコプター乗って?最後まであたしらの役に立ってね。じゃぁね。」
綾は豊香を勢いよく
ヘリコプターの中に投げると
自身も乗り込んでいった
「おい!!まだ相棒が来てねぇんだよ!!来るまで出ねぇぞ!!」
男は綾に向かって怒鳴ると
すぐに返事が来る
「お前、本当に馬鹿だな。・・・あいつはきっとトイレでのびてるよ。そこの爆豪にやられてな。」
それぐらい考えればわかるだろ?と
ため息混じりに答える綾
そして綾は
そんなことどうでもいいと
言わんばかりに
早くしろと気だるそうに言う
「は?お前知ってたのか!?あいつは俺が長年連れ添った相棒なんだぞ!!なんで言わねぇんだよ!!俺、トイレに行って連れてくる!!」
男はくるりと向きを変えると
急いで室内に戻ろうとした
だがそれは綾によって
阻止される
「あ“ぁ“ぁ“ぁ“ぁ“あ“あ“ア“ア“ア“ア“!!」
男の叫び声
そして男はその場に膝をつくと
右ふくらはぎを押さえる
右足の下には
ジワジワと大きくなる血の海
男は綾によって
右足ふくらはぎを撃たれていた
「あのさ、聞いてなかった?あのクズはそこの爆豪にやられて、下にいんだよ。そんな奴連れてきて何の役に立つの?足でまといはこれ以上いらない。利用価値があるうちに早く行動して。目障り。動かないなら・・・次は左肩・・・
『パァァァンッッ』」
乾いた銃の音が響く
男はさらに悲鳴をあげ
左肩を押える
綾は無表情で
次の弾の準備をする
「そして次はみm「わ、分かったから!!・・・従うから・・・もう・・・撃たないでくれ・・・。」」
綾の言葉に
泣きながら答える男
そして身体を引きずりながら
ヘリコプターの中に消えていった
「はぁ、うざいうざい。仲間なんて、どうせ最後は裏切るんだから、利用価値があるかないかでしか判断しないでよね・・・。」
綾は舌打ちをすると
爆豪達の方を見て
早くヘリコプターに乗り込めと
持っている銃の銃口を向ける
爆豪達はゆっくりと
綾の方を向いたまま
後ろにある
警察が用意した
逃走用のヘリコプターに向かって
歩いていく
だが
あと一歩というところで止まると
爆豪は行けと叫び
その声と同時に紙織は走って
ヘリコプターの後ろに身を隠した
2人を結んでいたワイヤーは
その場に切られ置いてあった
─ 利用価値があるうちに早く行動して。 ─
「おい!!この辺だよな?」
あれから豊香達は
アタッシュケースを持ち
披露宴会場横の非常階段を抜け
屋上に来ていた
屋上は万が一に備えて
ヘリコプターが止まれるように
ヘリポートが完備してある
そしてその真ん中には
警察が用意した
逃走用のヘリコプターが
無人の状態で置いてある
豊香達は
逃走用のヘリコプター前ではなく
ヘリポート右手前で止まると
その場所にアタッシュケースを置き
少し離れるよう指示された
「おいおい・・・仕掛けた奴わかり易すぎんだろ。」
アタッシュケースを置いている間
綾は逃走用のヘリコプターの中を調べながら
盗聴器や位置測定器などを
外していった
そして見つけた測定器等を
ヘリコプター前の床に投げると
勢いよく踏みつけ
粉々に壊した
「本当、馬鹿だよね、警察。毎回毎回同じとこに仕掛けたって意味ねぇーっーの。」
綾はつまんなそうに言うと
豊香達の脇を通り
先程アタッシュケースを置いた場所に立った
そしておもむろに
空中を撫でるような動作をすると
その触った場所から
何かが現れてきた
全体が現れた時には
それがヘリコプターであることが
明らかになった
「んなッッ・・・どういう・・・。」
豊香達は驚いた
なぜなら何も無い空間から
突如ヘリコプターが現れたからだ
そして紙織はさらに驚愕した
「プロフィールが変わってる・・・。」
紙織の言葉に豊香達は説明を求めるも
紙織にも初めてのことで
うまく説明ができない
するとそれに気づいた綾が
アタッシュケースを積みながら
ニヤニヤとしゃべる
「分かんなかったでしょー笑あたしのプロフィール。今、あんたに見えてるのが、あたしの本当のプロフィール。今まで見てたのは、あたしの個性でカモフラージュした別物。あんたの事はあいつから聞いてたから。」
『個性 カモフラージュ』
触ったものの姿や形を別のものに見せる個性。人にも対応でき、触ることで設定、解除ができる。
大きさにもよるが、最大6個まで同時に設定できる。
カモフラージュした物は見えないだけで、普通に使うことが出来る。
※今回は綾自身に触り、別人にカモフラージュしていた。カモフラージュした際の相手の個性は使用できない。
「さて、じゃあ種明かしもしたし、そろそろ逃げよっかなぁ〜。あ、ちゃんとそっちのヘリコプターも触った?・・・足引っ張んないでよね!!」
綾は軽くストレッチをしながら
男に指示をすると
男はやってあるわと
不機嫌そうに答える
「あっそ。・・・じゃ、行こっか豊君♡」
綾は舌なめずりをすると
豊香を繋いでいた紐を
爆豪達と切り離すと
紐を引っ張って
自身の方に手繰り寄せた
「おい!!!てめぇ、豊に何する気だ。ア“ァ“?答えようによっては、今すぐ殺んぞ、コ“ラ“ァ“!!!」
爆豪が殺気を放つと
綾はけたけたと笑い
豊香の首に
一撃を食らわせ気絶させると
後ろから抱きしめた
「はぁ?お前になんて殺られるはずないでしょ?・・・雄英だからって、調子乗んなよ。・・・これはあたしのなんだよ。ほら、マークだってある笑」
そう言うと
豊香の服をお腹辺りまでまくると
白い肌の赤くなってる部分を指さす
「残念でした♡さ、あんたらあっちのヘリコプター乗って?最後まであたしらの役に立ってね。じゃぁね。」
綾は豊香を勢いよく
ヘリコプターの中に投げると
自身も乗り込んでいった
「おい!!まだ相棒が来てねぇんだよ!!来るまで出ねぇぞ!!」
男は綾に向かって怒鳴ると
すぐに返事が来る
「お前、本当に馬鹿だな。・・・あいつはきっとトイレでのびてるよ。そこの爆豪にやられてな。」
それぐらい考えればわかるだろ?と
ため息混じりに答える綾
そして綾は
そんなことどうでもいいと
言わんばかりに
早くしろと気だるそうに言う
「は?お前知ってたのか!?あいつは俺が長年連れ添った相棒なんだぞ!!なんで言わねぇんだよ!!俺、トイレに行って連れてくる!!」
男はくるりと向きを変えると
急いで室内に戻ろうとした
だがそれは綾によって
阻止される
「あ“ぁ“ぁ“ぁ“ぁ“あ“あ“ア“ア“ア“ア“!!」
男の叫び声
そして男はその場に膝をつくと
右ふくらはぎを押さえる
右足の下には
ジワジワと大きくなる血の海
男は綾によって
右足ふくらはぎを撃たれていた
「あのさ、聞いてなかった?あのクズはそこの爆豪にやられて、下にいんだよ。そんな奴連れてきて何の役に立つの?足でまといはこれ以上いらない。利用価値があるうちに早く行動して。目障り。動かないなら・・・次は左肩・・・
『パァァァンッッ』」
乾いた銃の音が響く
男はさらに悲鳴をあげ
左肩を押える
綾は無表情で
次の弾の準備をする
「そして次はみm「わ、分かったから!!・・・従うから・・・もう・・・撃たないでくれ・・・。」」
綾の言葉に
泣きながら答える男
そして身体を引きずりながら
ヘリコプターの中に消えていった
「はぁ、うざいうざい。仲間なんて、どうせ最後は裏切るんだから、利用価値があるかないかでしか判断しないでよね・・・。」
綾は舌打ちをすると
爆豪達の方を見て
早くヘリコプターに乗り込めと
持っている銃の銃口を向ける
爆豪達はゆっくりと
綾の方を向いたまま
後ろにある
警察が用意した
逃走用のヘリコプターに向かって
歩いていく
だが
あと一歩というところで止まると
爆豪は行けと叫び
その声と同時に紙織は走って
ヘリコプターの後ろに身を隠した
2人を結んでいたワイヤーは
その場に切られ置いてあった