第八章 海上レストラン・バラティエ
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空に水の道を作りながら走るミコトはバラティエへ急ぎながら考えていた。
(仲間を信じるか……。 決めた! ナミのことが終わったら、みんなに話そう。 私の事。 どうして、ここにいるのかを……。 みんなはどう思うだろう……)
不安な思いを打ち消そうと、ミコトは顔を横に振った。
いつまでも隠しておけることではないし、ルフィと約束したのだ。
(……言わないといけない)
ミコトは頷くと決心を固めた。
何が起きたのか、バラティエは静まりかえっていた。
崩壊したヒレの上では、ギンの不意の一撃でパールが倒れている。
ギンはゼフを人質にして、サンジをいつまでもいたぶるパールに我慢ならなかった。
せめて自分の手でサンジを葬ろうと考え、その気持ちを掴み合うサンジとルフィに告げた。
サンジはルフィから手を離すと煙草を取り出し火をつける。
「クソくらえ」
「別に! おれは、お前らみてェな弱虫には敗けねェから!」
平然と答えるルフィに海賊達が揃って怒り、文句を叫んだが相手が悪い。
「一番、人数が多かっただけじゃねェの?」
ルフィの一言。
図星だったのか、黙りこみ震える海賊達。
「あーあー、核ついちまったよ」
紫煙を燻らせるサンジに 「やっぱりか」 とルフィは頷いた。
クリークは騒ぐ海賊達を一喝するとルフィに問う。
「なァ小僧、てめェとおれとどっちが “海賊王” の器だと思う……」
「おれ」
譲らないルフィに、青筋をたてて怒るクリークは左の肩当てを外すと前に突き出す。
その構えを見て、ギンをはじめ海賊達は狼狽えた。
制止するギンの声をクリークは無視して毒ガス弾を発射準備する。
「一息吸えば全身の自由を奪う猛毒よ。 これが “強さ” だ!」
ドウン! と弾が飛んでいく。
ルフィはサンジの止める声も聞かずに、走って蹴り飛ばそうとする。
「違う」 と呟くギンの言う通りガス弾ではなかった。
ドパアン! と砲弾のなかから、無数の手裏剣が飛び出した。
ルフィに襲い掛かるのは、クリークのダマし撃ち炸裂手裏剣だ。
咄嗟に避けるルフィだが、全て避けきれるわけもなく、手裏剣に切られてしまう。
クリークは哄笑し、ルフィを馬鹿にした。
「どうだ! 戦闘ってのはこういうことさ。 さァ言ってみろ! おれかお前かどっちが海賊王の器だ!」
「おれ! お前ムリ!」
ルフィが答えを変える筈もなく、激怒するクリークはギンに命令した。
「ギン! コックはてめぇが責任持って息の根を止めろ! 小僧はおれがやる! ……東の海を制した本物の “武力” を見せてやる」
「知るか! おれはお前をブッ飛ばす。 今そっちに渡っていくから顔洗って待ってろ」
ルフィとクリークが睨み合う一方で、店の入り口近くではサンジとギンの勝負が始まっていた。
ギンはサンジに向かって鉄球のついたトンファーで床を破壊するとサンジの足元を狙う。
蹴りを入れながら回避するサンジをギンは捉える。
「おれの異名は “鬼人” あんたにゃ、もう同情の余地はねェよ……あばよ」
ギンはトンファーで止めを刺そうとした時、サンジは吸い終わった煙草をギンの顔に飛ばして、抜け出る。
体を持ち上げて、足を床に着けると、ギンの顎を下から蹴り飛ばすが、サンジはアバラ骨の何本か骨折しているせいで、蹴りに力が入らない。
そして、ギンの顎を下から蹴り飛すが、サンジはアバラ骨の何本か骨折しているせいで、蹴りに力が入らない。
ギンが踏ん張り、左からサンジを殴り飛ばせば、サンジも蹴り返す。
双方、一歩も引かないで睨み合った。
さて、さて、ナミの行方を追う一行。
ミコトを送り出したあと、ゾロは 「寝る」 と横になった。
進路を確認していたジョニーとヨサクが地図を持ってウソップに見せる。
「ウソップの兄貴、もしかしたらナミの姉貴の向かう先は……ここですぜ。 コノミ諸島ココヤシ村」
「ここはヤバいっすよ。 兄貴……」
「なんでだよ、ヨサク? ここにナミが向かってるなら、おれは行くぞ」
ゾロは三人の話し声で起きる。
「うるせーなっ……どうしたんだ?」
「ナミの行先が分かったんだけど、こいつらがヤバいって言うんだ」
「ここはあの魚人海賊団アーロンの一味が本拠地にしてる場所ですぜ」
「魚人?」
「……魚人? ……どこかで聞いたな。 そういえば、ナミとミコトが話してたな」
「そうなのか?」
「ナミがミコトに倒したことがあるのか聞いて……それで、倒して捕まえたとミコトは言ってたな、確か……」
ジョニーもナミが手配書を見ていた話をした。
「決まったな! あいつはここに向かっている……急ぐぞウソップ!」
「おお!」
ヨサクとジョニーは今にも飛んで行きそうな二人の様子に焦って叫ぶ。
「「危険ですぜ!」」
止める声を背にするゾロは海を真っ直ぐ見据える。
「危険だろうが、なんだろうが……おれ達はナミを追う」
「そうだぜ! ルフィとミコトに任されてるしな」
ウソップも胸を張って行く気満々だ。
ヨサクとジョニーは言っても無駄と諦めて 「「わかりました」」 と項垂れた。
「ナミの目的地をルフィとミコトに知らせないとな……どうするゾロ」
「どうするって、泳いでいくわけには……」
ヨサクが勢いよく手をあげた。
「あっしに任せてください! こうみえても泳ぐのは得意なんですぜ」
「大丈夫か? こんな海の真ん中で何が出るかわかんねーぞ」
ウソップは心配するが、ヨサクがどうしてもと言うので、任せることにした。
「頼んだぞヨサク」
「気をつけてな」
「ヨサク、おれは兄貴達を島に送り届けるぜ」
「わかった! 頼んだぜ兄弟。 じゃ……兄貴達、行ってきやす」
ヨサクは海に飛び込むとバシャバシャと泳いで行った。
(仲間を信じるか……。 決めた! ナミのことが終わったら、みんなに話そう。 私の事。 どうして、ここにいるのかを……。 みんなはどう思うだろう……)
不安な思いを打ち消そうと、ミコトは顔を横に振った。
いつまでも隠しておけることではないし、ルフィと約束したのだ。
(……言わないといけない)
ミコトは頷くと決心を固めた。
◇◆◇
何が起きたのか、バラティエは静まりかえっていた。
崩壊したヒレの上では、ギンの不意の一撃でパールが倒れている。
ギンはゼフを人質にして、サンジをいつまでもいたぶるパールに我慢ならなかった。
せめて自分の手でサンジを葬ろうと考え、その気持ちを掴み合うサンジとルフィに告げた。
サンジはルフィから手を離すと煙草を取り出し火をつける。
「クソくらえ」
「別に! おれは、お前らみてェな弱虫には敗けねェから!」
平然と答えるルフィに海賊達が揃って怒り、文句を叫んだが相手が悪い。
「一番、人数が多かっただけじゃねェの?」
ルフィの一言。
図星だったのか、黙りこみ震える海賊達。
「あーあー、核ついちまったよ」
紫煙を燻らせるサンジに 「やっぱりか」 とルフィは頷いた。
クリークは騒ぐ海賊達を一喝するとルフィに問う。
「なァ小僧、てめェとおれとどっちが “海賊王” の器だと思う……」
「おれ」
譲らないルフィに、青筋をたてて怒るクリークは左の肩当てを外すと前に突き出す。
その構えを見て、ギンをはじめ海賊達は狼狽えた。
制止するギンの声をクリークは無視して毒ガス弾を発射準備する。
「一息吸えば全身の自由を奪う猛毒よ。 これが “強さ” だ!」
ドウン! と弾が飛んでいく。
ルフィはサンジの止める声も聞かずに、走って蹴り飛ばそうとする。
「違う」 と呟くギンの言う通りガス弾ではなかった。
ドパアン! と砲弾のなかから、無数の手裏剣が飛び出した。
ルフィに襲い掛かるのは、クリークのダマし撃ち炸裂手裏剣だ。
咄嗟に避けるルフィだが、全て避けきれるわけもなく、手裏剣に切られてしまう。
クリークは哄笑し、ルフィを馬鹿にした。
「どうだ! 戦闘ってのはこういうことさ。 さァ言ってみろ! おれかお前かどっちが海賊王の器だ!」
「おれ! お前ムリ!」
ルフィが答えを変える筈もなく、激怒するクリークはギンに命令した。
「ギン! コックはてめぇが責任持って息の根を止めろ! 小僧はおれがやる! ……東の海を制した本物の “武力” を見せてやる」
「知るか! おれはお前をブッ飛ばす。 今そっちに渡っていくから顔洗って待ってろ」
ルフィとクリークが睨み合う一方で、店の入り口近くではサンジとギンの勝負が始まっていた。
ギンはサンジに向かって鉄球のついたトンファーで床を破壊するとサンジの足元を狙う。
蹴りを入れながら回避するサンジをギンは捉える。
「おれの異名は “鬼人” あんたにゃ、もう同情の余地はねェよ……あばよ」
ギンはトンファーで止めを刺そうとした時、サンジは吸い終わった煙草をギンの顔に飛ばして、抜け出る。
体を持ち上げて、足を床に着けると、ギンの顎を下から蹴り飛ばすが、サンジはアバラ骨の何本か骨折しているせいで、蹴りに力が入らない。
そして、ギンの顎を下から蹴り飛すが、サンジはアバラ骨の何本か骨折しているせいで、蹴りに力が入らない。
ギンが踏ん張り、左からサンジを殴り飛ばせば、サンジも蹴り返す。
双方、一歩も引かないで睨み合った。
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さて、さて、ナミの行方を追う一行。
ミコトを送り出したあと、ゾロは 「寝る」 と横になった。
進路を確認していたジョニーとヨサクが地図を持ってウソップに見せる。
「ウソップの兄貴、もしかしたらナミの姉貴の向かう先は……ここですぜ。 コノミ諸島ココヤシ村」
「ここはヤバいっすよ。 兄貴……」
「なんでだよ、ヨサク? ここにナミが向かってるなら、おれは行くぞ」
ゾロは三人の話し声で起きる。
「うるせーなっ……どうしたんだ?」
「ナミの行先が分かったんだけど、こいつらがヤバいって言うんだ」
「ここはあの魚人海賊団アーロンの一味が本拠地にしてる場所ですぜ」
「魚人?」
「……魚人? ……どこかで聞いたな。 そういえば、ナミとミコトが話してたな」
「そうなのか?」
「ナミがミコトに倒したことがあるのか聞いて……それで、倒して捕まえたとミコトは言ってたな、確か……」
ジョニーもナミが手配書を見ていた話をした。
「決まったな! あいつはここに向かっている……急ぐぞウソップ!」
「おお!」
ヨサクとジョニーは今にも飛んで行きそうな二人の様子に焦って叫ぶ。
「「危険ですぜ!」」
止める声を背にするゾロは海を真っ直ぐ見据える。
「危険だろうが、なんだろうが……おれ達はナミを追う」
「そうだぜ! ルフィとミコトに任されてるしな」
ウソップも胸を張って行く気満々だ。
ヨサクとジョニーは言っても無駄と諦めて 「「わかりました」」 と項垂れた。
「ナミの目的地をルフィとミコトに知らせないとな……どうするゾロ」
「どうするって、泳いでいくわけには……」
ヨサクが勢いよく手をあげた。
「あっしに任せてください! こうみえても泳ぐのは得意なんですぜ」
「大丈夫か? こんな海の真ん中で何が出るかわかんねーぞ」
ウソップは心配するが、ヨサクがどうしてもと言うので、任せることにした。
「頼んだぞヨサク」
「気をつけてな」
「ヨサク、おれは兄貴達を島に送り届けるぜ」
「わかった! 頼んだぜ兄弟。 じゃ……兄貴達、行ってきやす」
ヨサクは海に飛び込むとバシャバシャと泳いで行った。