第八章 海上レストラン・バラティエ
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ルフィとウソップが席に戻ると、ゾロ、ナミ、ミコトの食べかけの皿があった。
「むかーっ! お前ら……おれをさしおいて、こんなうまいモン食うとは、ひでェじゃねェか!」
「ひでーっ……。 おれ、腹減ってんのによー……」
ルフィとウソップはお腹を抱えて、待っててくれてもいいだろと文句を言った。
「おめェらが、見に行ったきりだからだろ」
「そうよ。 あんた達が悪いんでしょ」
ゾロとナミは当然といった様子で二人を見たが、ミコトはお腹を空かせる二人に申し訳なく思ったのか謝っている。
『ルフィ、ウソップ……先に食べててごめんね。 お腹減っちゃって……』
「まったくミコトは……こんな事、謝ることないわよ」
「別におれ達の勝手だよな」
ゾロがナミに同意して頷いている間に、ミコトが (あ!?) と見たルフィは鼻くそをほじり 「くらえ」 とゾロのコップに入れた。
ナミとウソップはこれから起きる事に笑うのを堪え、ゾロはすう……とコップを手にとり、飲もうとした直後、ルフィを捕まえて中身を一気に流し込んだ。
「これは、てめェが飲め!」
「うっぷ……ごくん」
気持ち悪さにヒックリ返るルフィ。
「何てことするんだ! お前はァ」
「てめェが何てことするんだ!」
当然、ゾロが叫び返す。
ナミ、ウソップはテーブルを叩いて爆笑する傍らで、ミコトも声を立てて笑う。
サンジは別のテーブルについていたが、騒がしいルフィ達が目に入った。
「うるせーな。 ひょっとして、あれがあいつらの仲間か? あっ!?」
サンジの目はミコトとナミを捕らえた。
すぐさま、ハートを撒き散らしながらルフィ達のテーブルに向かう。
「ああ海よ、今日という日の出逢いをありがとう! ああ、この恋よ! この苦しみにたえきれぬ僕を笑うがいい。 ……あなたのサンジです。 僕の白い小鳥、さあ……!」
サンジは流れる動作でミコトの足元に膝をついて手をとった。
突然過ぎてミコトの頭は真っ白になった。
『なっ……!』
(すごく恥ずかしいんだけど……! ……それに小鳥!?)
顔を赤くして固まるミコトはサンジを見つめたままだ。
「先ほどのあなたの姿……僕の目に焼き付いて離れません。 ぜひ……僕の名を呼んで下さい」
『えっ……えっと、サ……サンジ君』
「はい…! ミコトちゃん!」
サンジはミコトの手にキスを落とす。
『!!!』
(ぎゃああああ!)
ミコトは声にならない叫びをあげて、涙目でナミに助けを呼んだ。
『……ナッ…ナミ!』
「……はぁ。 サンジ君だっけ? 彼女はあまり慣れてないから……そこまでにしてあげてくれる」
「わかりました……が、君も素敵だ!」
サンジはナミにハートを飛ばす。
ミコトの手を解放すると、クルクル回り出して、手を振り上げている。
「僕は君となら、海賊にでも悪魔にでも成り下がる覚悟が今できた! しかし、なんという悲劇か! 僕らには、あまりにも大きな障害が!」
ミコトはサンジのラブパワーが、ナミにいったことでホッ……と息をついた。
(びっくりした……)
ルフィはサンジの様子に 「にししし」 と笑っている。
「なっ……ゾロ、面白い奴だろ。 こいつを仲間にしようと思ってるんだ。」
「こいつをか……本気か?」
「ああ、決めた!」
ナミと話すハートサンジをホールの様子を見に来たゼフは見つけて溜息をつく。
空いた椅子に寄りかかって話掛けた。
「障害ってのァ、おれのことだろうサンジ」
「うっ、クソジジィ!」
「いい機会だ。 海賊になっちまえ。 お前はもう、この店には要らねェよ」
「おれは、ここの副料理長だぞ。 おれが、この店に要らねェとはどういうこった!」
「客とは面倒起こす。 女とみりゃ、すぐに鼻の穴ふくらましやがる。 ろくな料理も作れやしねェし、てめェは店にとってお荷物なんだと言ったんだ。 さらに、コックどもにもケムたがられてる。 海賊にでも何にでもなって、早くこの店から出てっちまえ」
サンジは唐突な話に怒り、ゼフの胸倉を掴む。
「なんだと、聞いてりゃ、言いてえこと言ってくれんじゃねェか、クソジジイ! 他の何をさしおいても、おれの料理をけなすとは許さねェぞ! てめェが、何を言おうと、おれはここでコックをやるんだ! 文句は言わせねェ!」
ゼフは逆にサンジの胸倉を掴むと、一本背負いで投げる。
「オーナーの胸倉を掴むとは、何事だボケナス!」
ルフィ達のテーブルに当たって壊れたが、料理の乗った皿はゾロとナミとウソップとミコトが皿を持って回避する。
サンジは立ちあがると声を上げた。
「てめェが、おれを追い出そうとしてもな! おれはこの店でずっとコックを続けるぞ! てめェが死ぬまでな!」
「おれは死なん。 あと百年生きる」
ゼフはサンジを後にして厨房に戻った。
「口の減らねェ、ジジイだぜ……」
呟くサンジの肩をルフィがポンと叩いた。
「あー、良かった許しが出たな。 これで海賊に……」
「なるか!」
その後、ルフィ達はテーブルを変え、食事も終えて、今はお茶を飲んでいた。
「先程は失礼。 お詫びにフルーツのマチェドニアを召し上がれ。 食後酒にはグラン・マニエを……どうぞお姫さま」
サンジはナミとミコトにそう言いながら、デザートを出してグラスに注ぐ。
「わあっ! ありがとう! 優しいのね」
「そんな……」
ナミに褒められるサンジにミコトは頼む。
『……あの、サンジ君』
「はい?」
『私、お酒はダメだからコーヒーを頼んでもいいかな』
「もちろん、すぐに!」
ばんっ! とウソップのテーブルを叩く音で、サンジの言葉はかき消される。
「おいっ! おれ達には何のわびもなしか! 男女差別だ訴えるぞ! この、ラブコック!」
ウソップとサンジは顔を近づけ睨みあう。
「邪魔すんな。 てめェらには、粗茶出してやってんだろうが! 礼でも言えタコ野郎!」
「お!? やんのかコラ。 手加減はしねェぞ! やっちまえゾロ!」
「てめェでやれよ……」
ゾロはお茶を飲みながら呆れて見れば、ウソップとサンジは今度はきのこでケンカしていた。
そこにナミが一言。
「やめて、私のために争わないで」
「はい! やめます」
「誰がてめェのためだっ!」
『クスクス……おかしいよ!』
「ミコト! おれは真剣だぞ!」
ミコトはウソップにツッコまれ 『え!? そうなの?』 と思わず聞き返した。
「そうだ」
言い切るウソップの言葉にミコトは分かったと頷いたが、ナミとサンジには無視された。
ナミは両手でサンジの顔を挟むとせまる。
サンジはもうナミにメロメロ状態だ。
「ところでねぇコックさん? ここのお料理、私には少し高いみたい」
「もちろんタダで!」
ナミはとどめに、ぎゅっとサンジに抱きついた。
「うれしい、ありがとう!」
「はい!」
答えるサンジは幸せそうだ。
そして、一瞬で真顔になり 「あー……お前らは払えよ」 とルフィ達に言い放つとミコトに向き直した。
「すぐに、コーヒーお持ちしますからね」
『うん』
頷くミコトにサンジは微笑むと厨房に向かう。
途中、常連の女性客に嬉しそうに声を掛けたりと忙しそうだ。
「むかーっ! お前ら……おれをさしおいて、こんなうまいモン食うとは、ひでェじゃねェか!」
「ひでーっ……。 おれ、腹減ってんのによー……」
ルフィとウソップはお腹を抱えて、待っててくれてもいいだろと文句を言った。
「おめェらが、見に行ったきりだからだろ」
「そうよ。 あんた達が悪いんでしょ」
ゾロとナミは当然といった様子で二人を見たが、ミコトはお腹を空かせる二人に申し訳なく思ったのか謝っている。
『ルフィ、ウソップ……先に食べててごめんね。 お腹減っちゃって……』
「まったくミコトは……こんな事、謝ることないわよ」
「別におれ達の勝手だよな」
ゾロがナミに同意して頷いている間に、ミコトが (あ!?) と見たルフィは鼻くそをほじり 「くらえ」 とゾロのコップに入れた。
ナミとウソップはこれから起きる事に笑うのを堪え、ゾロはすう……とコップを手にとり、飲もうとした直後、ルフィを捕まえて中身を一気に流し込んだ。
「これは、てめェが飲め!」
「うっぷ……ごくん」
気持ち悪さにヒックリ返るルフィ。
「何てことするんだ! お前はァ」
「てめェが何てことするんだ!」
当然、ゾロが叫び返す。
ナミ、ウソップはテーブルを叩いて爆笑する傍らで、ミコトも声を立てて笑う。
サンジは別のテーブルについていたが、騒がしいルフィ達が目に入った。
「うるせーな。 ひょっとして、あれがあいつらの仲間か? あっ!?」
サンジの目はミコトとナミを捕らえた。
すぐさま、ハートを撒き散らしながらルフィ達のテーブルに向かう。
「ああ海よ、今日という日の出逢いをありがとう! ああ、この恋よ! この苦しみにたえきれぬ僕を笑うがいい。 ……あなたのサンジです。 僕の白い小鳥、さあ……!」
サンジは流れる動作でミコトの足元に膝をついて手をとった。
突然過ぎてミコトの頭は真っ白になった。
『なっ……!』
(すごく恥ずかしいんだけど……! ……それに小鳥!?)
顔を赤くして固まるミコトはサンジを見つめたままだ。
「先ほどのあなたの姿……僕の目に焼き付いて離れません。 ぜひ……僕の名を呼んで下さい」
『えっ……えっと、サ……サンジ君』
「はい…! ミコトちゃん!」
サンジはミコトの手にキスを落とす。
『!!!』
(ぎゃああああ!)
ミコトは声にならない叫びをあげて、涙目でナミに助けを呼んだ。
『……ナッ…ナミ!』
「……はぁ。 サンジ君だっけ? 彼女はあまり慣れてないから……そこまでにしてあげてくれる」
「わかりました……が、君も素敵だ!」
サンジはナミにハートを飛ばす。
ミコトの手を解放すると、クルクル回り出して、手を振り上げている。
「僕は君となら、海賊にでも悪魔にでも成り下がる覚悟が今できた! しかし、なんという悲劇か! 僕らには、あまりにも大きな障害が!」
ミコトはサンジのラブパワーが、ナミにいったことでホッ……と息をついた。
(びっくりした……)
ルフィはサンジの様子に 「にししし」 と笑っている。
「なっ……ゾロ、面白い奴だろ。 こいつを仲間にしようと思ってるんだ。」
「こいつをか……本気か?」
「ああ、決めた!」
ナミと話すハートサンジをホールの様子を見に来たゼフは見つけて溜息をつく。
空いた椅子に寄りかかって話掛けた。
「障害ってのァ、おれのことだろうサンジ」
「うっ、クソジジィ!」
「いい機会だ。 海賊になっちまえ。 お前はもう、この店には要らねェよ」
「おれは、ここの副料理長だぞ。 おれが、この店に要らねェとはどういうこった!」
「客とは面倒起こす。 女とみりゃ、すぐに鼻の穴ふくらましやがる。 ろくな料理も作れやしねェし、てめェは店にとってお荷物なんだと言ったんだ。 さらに、コックどもにもケムたがられてる。 海賊にでも何にでもなって、早くこの店から出てっちまえ」
サンジは唐突な話に怒り、ゼフの胸倉を掴む。
「なんだと、聞いてりゃ、言いてえこと言ってくれんじゃねェか、クソジジイ! 他の何をさしおいても、おれの料理をけなすとは許さねェぞ! てめェが、何を言おうと、おれはここでコックをやるんだ! 文句は言わせねェ!」
ゼフは逆にサンジの胸倉を掴むと、一本背負いで投げる。
「オーナーの胸倉を掴むとは、何事だボケナス!」
ルフィ達のテーブルに当たって壊れたが、料理の乗った皿はゾロとナミとウソップとミコトが皿を持って回避する。
サンジは立ちあがると声を上げた。
「てめェが、おれを追い出そうとしてもな! おれはこの店でずっとコックを続けるぞ! てめェが死ぬまでな!」
「おれは死なん。 あと百年生きる」
ゼフはサンジを後にして厨房に戻った。
「口の減らねェ、ジジイだぜ……」
呟くサンジの肩をルフィがポンと叩いた。
「あー、良かった許しが出たな。 これで海賊に……」
「なるか!」
その後、ルフィ達はテーブルを変え、食事も終えて、今はお茶を飲んでいた。
「先程は失礼。 お詫びにフルーツのマチェドニアを召し上がれ。 食後酒にはグラン・マニエを……どうぞお姫さま」
サンジはナミとミコトにそう言いながら、デザートを出してグラスに注ぐ。
「わあっ! ありがとう! 優しいのね」
「そんな……」
ナミに褒められるサンジにミコトは頼む。
『……あの、サンジ君』
「はい?」
『私、お酒はダメだからコーヒーを頼んでもいいかな』
「もちろん、すぐに!」
ばんっ! とウソップのテーブルを叩く音で、サンジの言葉はかき消される。
「おいっ! おれ達には何のわびもなしか! 男女差別だ訴えるぞ! この、ラブコック!」
ウソップとサンジは顔を近づけ睨みあう。
「邪魔すんな。 てめェらには、粗茶出してやってんだろうが! 礼でも言えタコ野郎!」
「お!? やんのかコラ。 手加減はしねェぞ! やっちまえゾロ!」
「てめェでやれよ……」
ゾロはお茶を飲みながら呆れて見れば、ウソップとサンジは今度はきのこでケンカしていた。
そこにナミが一言。
「やめて、私のために争わないで」
「はい! やめます」
「誰がてめェのためだっ!」
『クスクス……おかしいよ!』
「ミコト! おれは真剣だぞ!」
ミコトはウソップにツッコまれ 『え!? そうなの?』 と思わず聞き返した。
「そうだ」
言い切るウソップの言葉にミコトは分かったと頷いたが、ナミとサンジには無視された。
ナミは両手でサンジの顔を挟むとせまる。
サンジはもうナミにメロメロ状態だ。
「ところでねぇコックさん? ここのお料理、私には少し高いみたい」
「もちろんタダで!」
ナミはとどめに、ぎゅっとサンジに抱きついた。
「うれしい、ありがとう!」
「はい!」
答えるサンジは幸せそうだ。
そして、一瞬で真顔になり 「あー……お前らは払えよ」 とルフィ達に言い放つとミコトに向き直した。
「すぐに、コーヒーお持ちしますからね」
『うん』
頷くミコトにサンジは微笑むと厨房に向かう。
途中、常連の女性客に嬉しそうに声を掛けたりと忙しそうだ。