お題:恋する少年
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“気になるあの娘”
初めて会ったのは学校の廊下。
顔が隠れるくらい積んだノートを運ぶ彼女。
無茶してんな。
前見えてねェんじゃねェ。
「おい、半分持ってやる」
『え……』
ほら、やっぱ見えてねェし。
「そんなんじゃ転ぶぞ」
『あ、ありがとうございます!』
おれは彼女の持つノートを半分受け取った。
瞬間、制服のリボンが目に入った。
男子はネクタイで、青って事はルフィと同じ新入生か。
三年のおれは赤で二年は緑だったはず。
「職員室でいいか?」
『はい! お願いします』
運び終わった後に 『ありがとうございました!』 とペコリと一礼して見せた笑顔が印象的だった。
その後、たまに廊下ですれ違ったり、帰りに見掛けるようになった。
大抵、オレンジの髪と水色の髪の女友達と、にこにこ笑って話してる彼女。
おれに気づくと小さくペコっと会釈してくれる。
年下だからか、それがなんだか、ちょっとくすぐったい……。
名前……なんだろうな。
次、会った時に聞いてみるか。
―― と考えて三年と一年の接点のなさを思い知った。
教職員や生徒も合わせると千人いる高校で、今までたまに見かけてたのは本当に偶然が重なっただけだ。
クラスも分からねェし……。
わざわざ一年のクラスの方に行くっつうのもな。
「はぁ……」
思わず溜息が出たおれを背後から呼ぶのはルフィ。
「おーい! エース! 今、帰りかー」
「ん? ルフィか――!?」
振り返って、おれは驚いた。
彼女が手を振るルフィといる。
「あ、コイツはおれと同じクラスの奴。 今日、日直だったからさ、一緒に帰るトコだ」
「そうか……」
―― ていうか、弟よ。
彼女があの大量のノートを持ってたのは日直の仕事だったんじゃねェ?
そん時、お前も日直だったんだよな……何してたんだよ。
知らずにおれは弟の尻ぬぐいをしてた事になるのか。
内心で溜息つくと、ルフィが彼女におれを紹介していた。
「●●、エースはおれの兄ちゃんだ!」
『▲▲・●●です!』
「エースだ。 悪ィな。 大変だろ、ルフィはなんもしねェから」
『いいえ。 いつも楽しいです!』
答えになってない彼女の笑顔は可愛くて、おれもつられて笑っちまった。
「それなら良かった」
『はい!』
今日、ひょんなとこから彼女の名前を知ったおれだった。
初めて会ったのは学校の廊下。
顔が隠れるくらい積んだノートを運ぶ彼女。
無茶してんな。
前見えてねェんじゃねェ。
「おい、半分持ってやる」
『え……』
ほら、やっぱ見えてねェし。
「そんなんじゃ転ぶぞ」
『あ、ありがとうございます!』
おれは彼女の持つノートを半分受け取った。
瞬間、制服のリボンが目に入った。
男子はネクタイで、青って事はルフィと同じ新入生か。
三年のおれは赤で二年は緑だったはず。
「職員室でいいか?」
『はい! お願いします』
運び終わった後に 『ありがとうございました!』 とペコリと一礼して見せた笑顔が印象的だった。
その後、たまに廊下ですれ違ったり、帰りに見掛けるようになった。
大抵、オレンジの髪と水色の髪の女友達と、にこにこ笑って話してる彼女。
おれに気づくと小さくペコっと会釈してくれる。
年下だからか、それがなんだか、ちょっとくすぐったい……。
名前……なんだろうな。
次、会った時に聞いてみるか。
―― と考えて三年と一年の接点のなさを思い知った。
教職員や生徒も合わせると千人いる高校で、今までたまに見かけてたのは本当に偶然が重なっただけだ。
クラスも分からねェし……。
わざわざ一年のクラスの方に行くっつうのもな。
「はぁ……」
思わず溜息が出たおれを背後から呼ぶのはルフィ。
「おーい! エース! 今、帰りかー」
「ん? ルフィか――!?」
振り返って、おれは驚いた。
彼女が手を振るルフィといる。
「あ、コイツはおれと同じクラスの奴。 今日、日直だったからさ、一緒に帰るトコだ」
「そうか……」
―― ていうか、弟よ。
彼女があの大量のノートを持ってたのは日直の仕事だったんじゃねェ?
そん時、お前も日直だったんだよな……何してたんだよ。
知らずにおれは弟の尻ぬぐいをしてた事になるのか。
内心で溜息つくと、ルフィが彼女におれを紹介していた。
「●●、エースはおれの兄ちゃんだ!」
『▲▲・●●です!』
「エースだ。 悪ィな。 大変だろ、ルフィはなんもしねェから」
『いいえ。 いつも楽しいです!』
答えになってない彼女の笑顔は可愛くて、おれもつられて笑っちまった。
「それなら良かった」
『はい!』
今日、ひょんなとこから彼女の名前を知ったおれだった。