Happy!
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“Happy Valentine!”
今日はバレンタインデーというだけあって、朝からチョコをくれる女生徒が鬱陶しい。
断るのも面倒くせェ。
――が、欲しくねェし、いらねェから片っ端から断る。
職員室にいても廊下にいてもやってくる。
所構わずどこから湧いてくるんだ……と思うが全員ウチの生徒だ。
今日という日が早く終わらねェかと願うだけだ。
昼を過ぎると断り続けるおれの噂が広まったのか、あまり来なくなった。
あとは早く時間が過ぎるのを待つだけだ。
欲しいヤツからは三日前に会った時には貰えなかった。
どういうつもりだ……アイツ。
放課後。
生徒もまばらになる校内の廊下を歩いていると●●がやって来た。
ブレザーの制服を着る●●はここの生徒だ。
まあ……隠れて付き合ってる訳だ。
●●はニコニコしながら近づいてきた。
「何してんだ?」
『もちろん! 分かってるでしょ?』
「はァ……あのなァ」
ここは学校で、おれは生徒のは受け取らねェって決めている。
ま、他のも貰わねェけどな。
そんな事●●も知ってるはずだ。
今頃なんなんだ?
「チョコなら受け取らねェぞ」
『うん!』
はっきり言っても、●●の笑顔は変わらない。
可愛い黒目は輝いておれを見つめる。
何する気だ?
『だから……』 と言って●●は鞄から小さい袋を取り出した。
「おい! 貰わねェって……」
大きくなる声に、●●は手の平サイズのピンクのリボンで飾られた袋をおれに見せる。
見惚れるくらい可愛い笑顔付きで。
『没収してね!』
「…………」
一瞬、固まるおれをどうするのかと、期待する目で見る●●は可愛くて目を逸らしちまった。
手を伸ばして受け取る小さな袋。
「……没収してやる」
『うん!』
笑って頷く●●は憎らしいほど可愛い。
わざと小さいチョコにしたのも分かった。
おれはジャケットの内ポケットにしまう。
確信犯のおれの年下の彼女はスカートを翻すと 『また、明日ね!』 と言って去っていった。
やっぱ、当日に貰う方が嬉しいかもな……。
思わず口元が緩んだおれだった。
今日はバレンタインデーというだけあって、朝からチョコをくれる女生徒が鬱陶しい。
断るのも面倒くせェ。
――が、欲しくねェし、いらねェから片っ端から断る。
職員室にいても廊下にいてもやってくる。
所構わずどこから湧いてくるんだ……と思うが全員ウチの生徒だ。
今日という日が早く終わらねェかと願うだけだ。
昼を過ぎると断り続けるおれの噂が広まったのか、あまり来なくなった。
あとは早く時間が過ぎるのを待つだけだ。
欲しいヤツからは三日前に会った時には貰えなかった。
どういうつもりだ……アイツ。
放課後。
生徒もまばらになる校内の廊下を歩いていると●●がやって来た。
ブレザーの制服を着る●●はここの生徒だ。
まあ……隠れて付き合ってる訳だ。
●●はニコニコしながら近づいてきた。
「何してんだ?」
『もちろん! 分かってるでしょ?』
「はァ……あのなァ」
ここは学校で、おれは生徒のは受け取らねェって決めている。
ま、他のも貰わねェけどな。
そんな事●●も知ってるはずだ。
今頃なんなんだ?
「チョコなら受け取らねェぞ」
『うん!』
はっきり言っても、●●の笑顔は変わらない。
可愛い黒目は輝いておれを見つめる。
何する気だ?
『だから……』 と言って●●は鞄から小さい袋を取り出した。
「おい! 貰わねェって……」
大きくなる声に、●●は手の平サイズのピンクのリボンで飾られた袋をおれに見せる。
見惚れるくらい可愛い笑顔付きで。
『没収してね!』
「…………」
一瞬、固まるおれをどうするのかと、期待する目で見る●●は可愛くて目を逸らしちまった。
手を伸ばして受け取る小さな袋。
「……没収してやる」
『うん!』
笑って頷く●●は憎らしいほど可愛い。
わざと小さいチョコにしたのも分かった。
おれはジャケットの内ポケットにしまう。
確信犯のおれの年下の彼女はスカートを翻すと 『また、明日ね!』 と言って去っていった。
やっぱ、当日に貰う方が嬉しいかもな……。
思わず口元が緩んだおれだった。
おしまい。