魔王と女神
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うちの会社には「魔王」と「女神」がいるんさ。
ラビっす。
会社勤めしてるさ。
これでも一応営業課でエースと言われるだけ売上はあるんさー。
「ラビさんおはようございます」
「おはようさ」
受付嬢のお姉ちゃんたちは今日も可愛いさ。
チャラそうに見えるが、ラビも見た目がいい。
その親しみやすいキャラクターから、女性人気も高い。
今日も5階の職場へと向かう。
いつもと変わらぬ景色、いつもと変わらぬ1位との少し勝てない自分の数字。
「あー、なんかいいことないんか」
「ラビ、そんなこと言ってる暇あったら営業行ったらどうですか?」
同僚のアレン・ウォーカーに話しかけられる。
「いい加減あの魔王を抜いて1位になってくださいよ」
「無理言うなさー」
「ウォーカーさんいらっしゃいます?」
聞き慣れない声と、ひょこっと顔を出した美女。
「秘書課の女神が降臨なさったさー!」
迷わず抱きつきにいく。
こんないい女放っとけないさ。
この子は社内で「女神」と呼ばれている中田 薫。
めっちゃくちゃスタイルのいい美女さ。
170cmあるとかでモデルみたいさ。
とかなんとか考えていると薫に避けられる。
いつもいつも薫が来ると抱きつこうとしているため、動きが読まれてきたと思う。
「ユウみたいな反応するなさ」
「また神田さんと一緒にして!やめてください」
「そんなところもそっくりさー」
神田、というのは営業課のエースで、神田ユウという。
こっちには「魔王」と名がついている。
いつも機嫌悪そうな鋭い目をして、ほとんど無口なのにも関わらず、仕事ができる。
営業課の1位はこの神田ユウ。
薫はユウに似ているとよく言われている。
俺からすりゃユウとなんて似ても似つかないさ。
あの手この手で薫の気を引こうと引っ付いてみるが、薫には相手にもされず、用事元のアレンのところへ移動する。
「社長からです。明日までにはお願いしますね」
「わかりました。…ってええ!!?これを明日まで?!」
いつもの社長からの無理難題な仕事の振り方をされたみたいさ。
あれは俺でも勘弁さ。
「よろしくお願いします」
薫がぺこりと礼をして出ていこうとした時、
「おい」
魔王降臨さ。
「お前やっぱりパンツスーツだったか。男共にお前に間違われて困るんだが」
おうおう、早速言いがかりをつけてるさ。
「スーツなんだから良くないですか?間違われたくなかったらその長い髪を切ったらどうです?」
それもそうさね。
うんうんと納得して聞いていると
「うるせぇ」
「なっ…自分から話しかけておいて…っ」
「とっとと戻れ」
ユウ、酷い言いようさ。
俺より薫と会話してんのもなんか悔しいし助け舟でも出して…
「ユウそんな言わんくても」
「うるせぇ、刈るぞ」
「なんでさ」
いつもこんな扱いをされる。
ああ、こんなやり取りをしてる間に女神は戻ってしまった。
さて、今日も仕事に精を出すとするさ。
ラビっす。
会社勤めしてるさ。
これでも一応営業課でエースと言われるだけ売上はあるんさー。
「ラビさんおはようございます」
「おはようさ」
受付嬢のお姉ちゃんたちは今日も可愛いさ。
チャラそうに見えるが、ラビも見た目がいい。
その親しみやすいキャラクターから、女性人気も高い。
今日も5階の職場へと向かう。
いつもと変わらぬ景色、いつもと変わらぬ1位との少し勝てない自分の数字。
「あー、なんかいいことないんか」
「ラビ、そんなこと言ってる暇あったら営業行ったらどうですか?」
同僚のアレン・ウォーカーに話しかけられる。
「いい加減あの魔王を抜いて1位になってくださいよ」
「無理言うなさー」
「ウォーカーさんいらっしゃいます?」
聞き慣れない声と、ひょこっと顔を出した美女。
「秘書課の女神が降臨なさったさー!」
迷わず抱きつきにいく。
こんないい女放っとけないさ。
この子は社内で「女神」と呼ばれている中田 薫。
めっちゃくちゃスタイルのいい美女さ。
170cmあるとかでモデルみたいさ。
とかなんとか考えていると薫に避けられる。
いつもいつも薫が来ると抱きつこうとしているため、動きが読まれてきたと思う。
「ユウみたいな反応するなさ」
「また神田さんと一緒にして!やめてください」
「そんなところもそっくりさー」
神田、というのは営業課のエースで、神田ユウという。
こっちには「魔王」と名がついている。
いつも機嫌悪そうな鋭い目をして、ほとんど無口なのにも関わらず、仕事ができる。
営業課の1位はこの神田ユウ。
薫はユウに似ているとよく言われている。
俺からすりゃユウとなんて似ても似つかないさ。
あの手この手で薫の気を引こうと引っ付いてみるが、薫には相手にもされず、用事元のアレンのところへ移動する。
「社長からです。明日までにはお願いしますね」
「わかりました。…ってええ!!?これを明日まで?!」
いつもの社長からの無理難題な仕事の振り方をされたみたいさ。
あれは俺でも勘弁さ。
「よろしくお願いします」
薫がぺこりと礼をして出ていこうとした時、
「おい」
魔王降臨さ。
「お前やっぱりパンツスーツだったか。男共にお前に間違われて困るんだが」
おうおう、早速言いがかりをつけてるさ。
「スーツなんだから良くないですか?間違われたくなかったらその長い髪を切ったらどうです?」
それもそうさね。
うんうんと納得して聞いていると
「うるせぇ」
「なっ…自分から話しかけておいて…っ」
「とっとと戻れ」
ユウ、酷い言いようさ。
俺より薫と会話してんのもなんか悔しいし助け舟でも出して…
「ユウそんな言わんくても」
「うるせぇ、刈るぞ」
「なんでさ」
いつもこんな扱いをされる。
ああ、こんなやり取りをしてる間に女神は戻ってしまった。
さて、今日も仕事に精を出すとするさ。
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