ラヴィ・ダヴィ
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可憐な薫さんと一緒の任務だと聞かされ、浮かれていた。
可愛らしい薫さんは、エクソシストなのに威張るわけでもなく誰にでもにこやかで優しい。
そんな薫さんは憧れの的だ。
かく言う俺も、憧れているそのうちの一人。
フランスでの任務を終わらせ、本部に連絡を入れたあとから、ソワソワと落ち着かない様子があった。
どうしたのだろうと思い声をかけると、
「続けて任務なんて嫌だね」
と言いながら顔は笑っている。
汽車を乗り継いでいき、次のエクソシストと合流するという駅に着いた途端薫さんが走り出した。
「待ってください!」
必死に追いかけるが、体力の差もあり追いつかない。
合流予定の汽車の一等車両に迷わず向かい、もう一人のファインダーが立っている部屋を迷いなく開ける。
「ユウっ!」
ユウ?誰だそりゃ…
と、部屋に近づくとそこには神田がいるではないか。
次の任務はこの人とか、ハズレだ…なんて思っていると、薫さんが迷いなく神田の隣に座る。
広い室内だというのにピタッとくっついている。
いやいやいや、どういう状況だこれ。
「薫さん、待ってください。資料…」
「あ?」
睨まれた、怖い。
仲間の死をなんとも思っていないという神田は、遠目から見た事はあるが実際で見たのは初めてだ。
怖い。
なんで薫さんあんな人にくっついているんだ?
「次の任務の資料です…」
おずおずと薫さんに資料を渡すと部屋の入口に立つ先輩ファインダーに迷わず聞く。
そして車内の光景を思い出して、隣にいる神田のファインダーに聞く。
「なんですかアレ」
「あぁ、お前知らないのか。神田さんと薫さんは恋人同士だぞ」
は?恋人同士?え?
「あの、神田ですよね?!薫さんみたいな美人がなんであんな人と…」
顔だけは釣り合っていると思うが、性格がそもそも合わなそうな二人。
付き合っているだなんて信じられない。
チラリと部屋を除けば
「ちょ…先輩!キスしてる!」
「恋人同士だからね」
憧れの薫さんがよりにもよってあの神田と…
色々と考えていたが、もう一度室内をチラリと見て言う。
「キス、長くないですか?」
「いつもの事だよ」
そう言って先輩ファインダーは笑う。
「薫さんがいるから、神田さんもいつもより柔らかいぞ。当たり任務だな」
先輩はコレを何度か見せられてんのか?
憧れの薫さんが、あの神田と付き合ってるなんてやはり信じられん。
俺が信じられなくても事実なようで、移動だけで夜になってしまいホテルを取ることになった。
「ユウと一部屋で大丈夫だよ」
薫さんの口からそう言われ、二人の中を認めるしかなかった。
俺の憧れは儚く散ってしまった。
願わくば、薫さんの幸せが長く続きますように。
可愛らしい薫さんは、エクソシストなのに威張るわけでもなく誰にでもにこやかで優しい。
そんな薫さんは憧れの的だ。
かく言う俺も、憧れているそのうちの一人。
フランスでの任務を終わらせ、本部に連絡を入れたあとから、ソワソワと落ち着かない様子があった。
どうしたのだろうと思い声をかけると、
「続けて任務なんて嫌だね」
と言いながら顔は笑っている。
汽車を乗り継いでいき、次のエクソシストと合流するという駅に着いた途端薫さんが走り出した。
「待ってください!」
必死に追いかけるが、体力の差もあり追いつかない。
合流予定の汽車の一等車両に迷わず向かい、もう一人のファインダーが立っている部屋を迷いなく開ける。
「ユウっ!」
ユウ?誰だそりゃ…
と、部屋に近づくとそこには神田がいるではないか。
次の任務はこの人とか、ハズレだ…なんて思っていると、薫さんが迷いなく神田の隣に座る。
広い室内だというのにピタッとくっついている。
いやいやいや、どういう状況だこれ。
「薫さん、待ってください。資料…」
「あ?」
睨まれた、怖い。
仲間の死をなんとも思っていないという神田は、遠目から見た事はあるが実際で見たのは初めてだ。
怖い。
なんで薫さんあんな人にくっついているんだ?
「次の任務の資料です…」
おずおずと薫さんに資料を渡すと部屋の入口に立つ先輩ファインダーに迷わず聞く。
そして車内の光景を思い出して、隣にいる神田のファインダーに聞く。
「なんですかアレ」
「あぁ、お前知らないのか。神田さんと薫さんは恋人同士だぞ」
は?恋人同士?え?
「あの、神田ですよね?!薫さんみたいな美人がなんであんな人と…」
顔だけは釣り合っていると思うが、性格がそもそも合わなそうな二人。
付き合っているだなんて信じられない。
チラリと部屋を除けば
「ちょ…先輩!キスしてる!」
「恋人同士だからね」
憧れの薫さんがよりにもよってあの神田と…
色々と考えていたが、もう一度室内をチラリと見て言う。
「キス、長くないですか?」
「いつもの事だよ」
そう言って先輩ファインダーは笑う。
「薫さんがいるから、神田さんもいつもより柔らかいぞ。当たり任務だな」
先輩はコレを何度か見せられてんのか?
憧れの薫さんが、あの神田と付き合ってるなんてやはり信じられん。
俺が信じられなくても事実なようで、移動だけで夜になってしまいホテルを取ることになった。
「ユウと一部屋で大丈夫だよ」
薫さんの口からそう言われ、二人の中を認めるしかなかった。
俺の憧れは儚く散ってしまった。
願わくば、薫さんの幸せが長く続きますように。