《第3話》オイワイ。
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「薫ちゃん彼氏いないの?」
「薫ちゃんこれ美味いよ」
薫は男に囲まれていた。
フリーだと知られた途端これだ。
「俺立候補したいさー!」
ラビたちも混ざっている。
女性陣の視線が痛い。
なんせ、女性陣の所へ逃げると、新郎の友達とやらに囲まれる。
なら、もういっそ見知った顔に囲まれた方がマシだと思い、会社関連の人に囲まれることにしたのだ。
社交辞令で返し、ニコニコ愛想を振りまく。
それだけで勘違いをしそうになる男も現れる。
酒の席。
仕方ないと諦めて。
手に持ったカクテルとクイッと飲み干す。
空になると次のお酒を給仕してくる男たち。
「めんどくさ…」
小声で小さく呟く。
酒は強い。
薫は学生時代コンカフェでバイトをしていたこともあり、トークも上手い。
まんまと落ちる男性陣。そしてその場で玉砕している。
「二次会ビンゴ〜!」
突如イベントが始まった。
「一位はペアディズニー!」
「おおおおお」
「下位賞も新郎新婦特選の楽しいものを用意しました」
「はい、薫ビンゴカードです」
「アレンくんありがとう」
いつの間にか名前呼びに変わっていた。
「ビンゴ!」
「ビンゴ〜」
「ぐぬぬぬぬぬぬ〜」
次々ビンゴになる中、あと1つの数字が中々抜けずカードとにらめっこをしていた。
「俺のアヒル村長だったさー」
ビンゴになって帰ってきたラビ。
「来い6、6、6!」
「6番」
「来た!ビンゴー!」
ハイテンションで景品と交換してくる。
ビンゴ大会も終わり、周りは景品を見て一喜一憂している。
薫も景品を開けてみるとリップが入っていた。
「わ、可愛い」
「僕のふんどしでしたよー。神田にでもあげようかな。薫はなんでしたか?」
「リップー♡」
見せびらかし、ポーチにしまう。
軽く動き回ったせいで少し酔いが回ってきた。
フラッとしながらトイレに向かう。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫!」
*****************
「カクテルちゃんぽんなんてするんじゃなかった…」
洗面台で後悔をする。
顔が赤く火照っている。
「それにしても今日盛れてない?可愛いわ私」
こんな時にも自分に見とれる。
軽く化粧を直し、会場に戻る途中
「あ、神田さん。ビンゴ何当たりました?」
「開けてねえ。やるよ」
カサっと袋を渡される。
「わーい!あ、そうだ。連絡先!交換しましょ」
「なんでだ」
「え、次置き去りにされたくないので」
勢いに任せて連絡先を交換させる。するというよりも、半ば強制的な交換だった。
「スタンプ送りました〜。そうだ、私の景品リップだったんですよ」
ポーチから取り出して見せびらかそうとした時
ブルブルブルとポーチが震える。
「スマホじゃないよね?なんだろ」
振動していたのはあのリップ。
それを見て神田は笑う。
「お前、それで喜んでたのか。変態だな」
「え、なんでこれ振動してんの」
「玩具だろ」
テンパる薫を見て神田が笑う。
「大人の玩具」
一気に顔が赤くなる。
それをさっき喜んで見せびらかしていたという事実にも恥ずかしくなる。
「気の強いお前でも、恥ずかしいはあるんだな」
「うるさい…っ」
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。
とにかくこの場を回避したい薫は、すぐに会場に戻る。
「ロングアイランドアイスティー」
バーカウンターで強いカクテルを頼み、一気に飲み干す。
酔ってられなきゃやってられないとばかりの勢いだった。
酒を注入し、何食わぬ顔で席に戻る。
先程のことは何も無かったとばかりのポーカーフェイスを決めて、また男に囲まれていた。
しかし、薫の酒のペースが早い。よく喋る。
「薫いい飲みっぷりさね」
それでもまだ生き残る薫。
周りの男はダウンしているのもちらほら。
トイレに立つといつもより低いヒールにも関わらず、ふらつく。
だいぶ飲みすぎたようだ。
「薫ちゃんこれ美味いよ」
薫は男に囲まれていた。
フリーだと知られた途端これだ。
「俺立候補したいさー!」
ラビたちも混ざっている。
女性陣の視線が痛い。
なんせ、女性陣の所へ逃げると、新郎の友達とやらに囲まれる。
なら、もういっそ見知った顔に囲まれた方がマシだと思い、会社関連の人に囲まれることにしたのだ。
社交辞令で返し、ニコニコ愛想を振りまく。
それだけで勘違いをしそうになる男も現れる。
酒の席。
仕方ないと諦めて。
手に持ったカクテルとクイッと飲み干す。
空になると次のお酒を給仕してくる男たち。
「めんどくさ…」
小声で小さく呟く。
酒は強い。
薫は学生時代コンカフェでバイトをしていたこともあり、トークも上手い。
まんまと落ちる男性陣。そしてその場で玉砕している。
「二次会ビンゴ〜!」
突如イベントが始まった。
「一位はペアディズニー!」
「おおおおお」
「下位賞も新郎新婦特選の楽しいものを用意しました」
「はい、薫ビンゴカードです」
「アレンくんありがとう」
いつの間にか名前呼びに変わっていた。
「ビンゴ!」
「ビンゴ〜」
「ぐぬぬぬぬぬぬ〜」
次々ビンゴになる中、あと1つの数字が中々抜けずカードとにらめっこをしていた。
「俺のアヒル村長だったさー」
ビンゴになって帰ってきたラビ。
「来い6、6、6!」
「6番」
「来た!ビンゴー!」
ハイテンションで景品と交換してくる。
ビンゴ大会も終わり、周りは景品を見て一喜一憂している。
薫も景品を開けてみるとリップが入っていた。
「わ、可愛い」
「僕のふんどしでしたよー。神田にでもあげようかな。薫はなんでしたか?」
「リップー♡」
見せびらかし、ポーチにしまう。
軽く動き回ったせいで少し酔いが回ってきた。
フラッとしながらトイレに向かう。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫!」
*****************
「カクテルちゃんぽんなんてするんじゃなかった…」
洗面台で後悔をする。
顔が赤く火照っている。
「それにしても今日盛れてない?可愛いわ私」
こんな時にも自分に見とれる。
軽く化粧を直し、会場に戻る途中
「あ、神田さん。ビンゴ何当たりました?」
「開けてねえ。やるよ」
カサっと袋を渡される。
「わーい!あ、そうだ。連絡先!交換しましょ」
「なんでだ」
「え、次置き去りにされたくないので」
勢いに任せて連絡先を交換させる。するというよりも、半ば強制的な交換だった。
「スタンプ送りました〜。そうだ、私の景品リップだったんですよ」
ポーチから取り出して見せびらかそうとした時
ブルブルブルとポーチが震える。
「スマホじゃないよね?なんだろ」
振動していたのはあのリップ。
それを見て神田は笑う。
「お前、それで喜んでたのか。変態だな」
「え、なんでこれ振動してんの」
「玩具だろ」
テンパる薫を見て神田が笑う。
「大人の玩具」
一気に顔が赤くなる。
それをさっき喜んで見せびらかしていたという事実にも恥ずかしくなる。
「気の強いお前でも、恥ずかしいはあるんだな」
「うるさい…っ」
恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。
とにかくこの場を回避したい薫は、すぐに会場に戻る。
「ロングアイランドアイスティー」
バーカウンターで強いカクテルを頼み、一気に飲み干す。
酔ってられなきゃやってられないとばかりの勢いだった。
酒を注入し、何食わぬ顔で席に戻る。
先程のことは何も無かったとばかりのポーカーフェイスを決めて、また男に囲まれていた。
しかし、薫の酒のペースが早い。よく喋る。
「薫いい飲みっぷりさね」
それでもまだ生き残る薫。
周りの男はダウンしているのもちらほら。
トイレに立つといつもより低いヒールにも関わらず、ふらつく。
だいぶ飲みすぎたようだ。