《第12話》ヒッコシ。
お名前は?
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
週末、土曜日。
薫は部屋の荷物とにらめっこをしていた。
「…多くない?」
自分の荷物なのに把握し切れていないものもある。
大きいものは売ってこいと言われたし、家電類は神田の家にもあるし新調もされている。
意外と不必要なものもある。
出張買取をおねがいしていたため、そこは昼に方が付いた。
ロリータグッズが地味に場所をとっているが、そこはいかんせん好きなものなので譲れないところ。
部屋中に転がる大量のダンボールを見て、自分でも驚く。
「なんか不思議…」
ダンボールだらけの部屋を眺めてぽつりと呟く。
長く住む予定でこだわって借りたマンションだった。
それなのに、最初の更新でまさか引越しすることになるとは。
しかもそれが彼氏との同棲。
「あー…」
ニヤニヤとしてしまう顔。
頬をパチンと叩く。
短い間だったのに、神田も何度か来て、何度か泊まっていった部屋。
しみじみと部屋を眺める。
そして神田に連絡する。
『荷物まとめました!』
神田はその連絡を見て驚く。
何も相談されていない。
「は?」
『今日ユウの家泊まりたい』
追撃の文章。
『迎えに行く』
そう返した。
しばらく待っていると薫の家のインターホンが鳴る。
そこには神田。
「おい。荷物まとめたってどういう…」
と言いながら顔を上げると、ダンボールだらけの部屋。
「お前…」
「えへへ」
「……はあ。相談しろ」
「明日引っ越しますね♡」
「今じゃない」
「もう引越し業者もお願いしちゃってるので」
薫の行動力に驚く神田。
更新通知が来たばかりなら、まだしばらくそこに住んでいるだろうと思っていたから本当に驚いている。
「積めるもの積め」
そう言うとダンボールを持つ神田。
薫もダンボールを持つと神田の車へと向かった。
「部屋は片付いたのか」
「あと運ぶだけです」
神田の家へと向かう車内、薫は機嫌よく話す。
「明日の午後に引越し業者が来ます」
「お前…」
「はい」
「そういうことはちゃんと相談しろ」
「えへへへへ」
悪びれる様子もない薫。
神田の部屋に住むと決まった時には驚いたが、嬉しい気持ちもあった。
そのため、準備が捗った。
「明日の朝もお家に連れてってほしいです」
「仕方ねえな」
ぶっきらぼうな言い方ではあるが、その声はどこか優しかった。
薫は部屋の荷物とにらめっこをしていた。
「…多くない?」
自分の荷物なのに把握し切れていないものもある。
大きいものは売ってこいと言われたし、家電類は神田の家にもあるし新調もされている。
意外と不必要なものもある。
出張買取をおねがいしていたため、そこは昼に方が付いた。
ロリータグッズが地味に場所をとっているが、そこはいかんせん好きなものなので譲れないところ。
部屋中に転がる大量のダンボールを見て、自分でも驚く。
「なんか不思議…」
ダンボールだらけの部屋を眺めてぽつりと呟く。
長く住む予定でこだわって借りたマンションだった。
それなのに、最初の更新でまさか引越しすることになるとは。
しかもそれが彼氏との同棲。
「あー…」
ニヤニヤとしてしまう顔。
頬をパチンと叩く。
短い間だったのに、神田も何度か来て、何度か泊まっていった部屋。
しみじみと部屋を眺める。
そして神田に連絡する。
『荷物まとめました!』
神田はその連絡を見て驚く。
何も相談されていない。
「は?」
『今日ユウの家泊まりたい』
追撃の文章。
『迎えに行く』
そう返した。
しばらく待っていると薫の家のインターホンが鳴る。
そこには神田。
「おい。荷物まとめたってどういう…」
と言いながら顔を上げると、ダンボールだらけの部屋。
「お前…」
「えへへ」
「……はあ。相談しろ」
「明日引っ越しますね♡」
「今じゃない」
「もう引越し業者もお願いしちゃってるので」
薫の行動力に驚く神田。
更新通知が来たばかりなら、まだしばらくそこに住んでいるだろうと思っていたから本当に驚いている。
「積めるもの積め」
そう言うとダンボールを持つ神田。
薫もダンボールを持つと神田の車へと向かった。
「部屋は片付いたのか」
「あと運ぶだけです」
神田の家へと向かう車内、薫は機嫌よく話す。
「明日の午後に引越し業者が来ます」
「お前…」
「はい」
「そういうことはちゃんと相談しろ」
「えへへへへ」
悪びれる様子もない薫。
神田の部屋に住むと決まった時には驚いたが、嬉しい気持ちもあった。
そのため、準備が捗った。
「明日の朝もお家に連れてってほしいです」
「仕方ねえな」
ぶっきらぼうな言い方ではあるが、その声はどこか優しかった。