《第6話》ジム。
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「ん…」
朝のまどろみ、カーテンの間からさす明かりに目を眩しくさせる。
「何時…?」
「6時過ぎだ」
斜め上から落ちてくる声。
あー、昨日泊まったんだっけ?と思いながら眠気の中にいると、昨夜の出来事をどんどん思い出してきて赤面する。
「すっごいいじわるだった」
「あ?」
「夜中に襲われると思いませんでした」
「それはお前が…」
と言いかけたが、まだ知らない方が楽しめるかもしれないと思い、言葉を紡ぐのをやめる。
「私がなんですか」
「なんでもねぇよ」
「なんなんですか」
薫にとっては朝早い時間の目覚めだが、なぜかスッキリとしている。
「朝ごはん…ないですよ?」
「どっか行くか?」
「モーニング!」
ガバっと勢いよく起き上がる。
「すぐ準備しますね!」
その言葉通りすぐに準備が終わった。
「女って化粧に時間かかるんじゃねーのかよ」
「私、元が良いのですぐ終わります」
今日も自信満々の薫。
いつもの通り、神田が低い位置で髪を結んでいると、その様子をじっと薫が見ている。
「神田さんの紙紐綺麗ですね。私も編みたい」
「そんなこともできんのか?」
「ハンドメイド好きなので」
ニコリと笑う。
薫は手先が器用なため、小物やアクセサリーなど自分で作ることも多い。
「今度作り方調べてみます。作ったら使ってくれますか?」
「出来がよかったらな」
フッと鼻で笑って返す。
「最上級品が出来上がるに決まってますよ」
ふふふと笑い合いながら家を出た。
会社から少し離れた喫茶店でモーニングを楽しむ。
「ここ素敵ですよね、私のお気に入りなんです」
手馴れた様子で注文をしていく。
「コーヒーも絶品なんですよ」
どのメニューがどうだと説明するが、神田には興味が無い。
薫が一人ではしゃいでいた。
「今度ここのアフタヌーンティー頼もうと思って…って聞いてます?」
「聞いてねえ」
「ひっど…!彼女の可愛らしい声を聞きなさいよ」
「昨日もう十分聞いたぞ?」
「い…今!今の話です!」
顔を赤くし、その場を誤魔化す。
「…!」
「ね、美味しいでしょ?」
「うまいな」
「神田さんって美味しいと、目見開きますよね」
「あ?」
「私のご飯でもその顔してましたよ」
ニコニコと神田を見る。
よく人を観察している。間合いの取り方がうまいと思う。
一緒にいても不快に感じることがない。
「んー…美味しいっ」
サクサクのクロワッサンを頬張る。
「神田さんは朝食べる人ですか?」
「コーヒーありゃいいだろ」
「不摂生ですね」
「お前に言われたきゃねーよ」
「私、夜はちゃんと手作りですもん」
会話を楽しみながら朝ごはんを済ませた。
「じゃあお仕事頑張ってくださいね」
会社近くに薫を降ろして車を停めに行く。
その様子をリナリーに目撃されていたようで、後ろから声をかけられる。
「薫!今の神田じゃない?」
「あ…おはようリナリー。えと…」
「まさか付き合ってんの?」
「ぇえぇぇ〜?」
「誤魔化すのが下手ね」
「なんのことやら…」
「今日ランチね」
捕まってしまった。
朝のまどろみ、カーテンの間からさす明かりに目を眩しくさせる。
「何時…?」
「6時過ぎだ」
斜め上から落ちてくる声。
あー、昨日泊まったんだっけ?と思いながら眠気の中にいると、昨夜の出来事をどんどん思い出してきて赤面する。
「すっごいいじわるだった」
「あ?」
「夜中に襲われると思いませんでした」
「それはお前が…」
と言いかけたが、まだ知らない方が楽しめるかもしれないと思い、言葉を紡ぐのをやめる。
「私がなんですか」
「なんでもねぇよ」
「なんなんですか」
薫にとっては朝早い時間の目覚めだが、なぜかスッキリとしている。
「朝ごはん…ないですよ?」
「どっか行くか?」
「モーニング!」
ガバっと勢いよく起き上がる。
「すぐ準備しますね!」
その言葉通りすぐに準備が終わった。
「女って化粧に時間かかるんじゃねーのかよ」
「私、元が良いのですぐ終わります」
今日も自信満々の薫。
いつもの通り、神田が低い位置で髪を結んでいると、その様子をじっと薫が見ている。
「神田さんの紙紐綺麗ですね。私も編みたい」
「そんなこともできんのか?」
「ハンドメイド好きなので」
ニコリと笑う。
薫は手先が器用なため、小物やアクセサリーなど自分で作ることも多い。
「今度作り方調べてみます。作ったら使ってくれますか?」
「出来がよかったらな」
フッと鼻で笑って返す。
「最上級品が出来上がるに決まってますよ」
ふふふと笑い合いながら家を出た。
会社から少し離れた喫茶店でモーニングを楽しむ。
「ここ素敵ですよね、私のお気に入りなんです」
手馴れた様子で注文をしていく。
「コーヒーも絶品なんですよ」
どのメニューがどうだと説明するが、神田には興味が無い。
薫が一人ではしゃいでいた。
「今度ここのアフタヌーンティー頼もうと思って…って聞いてます?」
「聞いてねえ」
「ひっど…!彼女の可愛らしい声を聞きなさいよ」
「昨日もう十分聞いたぞ?」
「い…今!今の話です!」
顔を赤くし、その場を誤魔化す。
「…!」
「ね、美味しいでしょ?」
「うまいな」
「神田さんって美味しいと、目見開きますよね」
「あ?」
「私のご飯でもその顔してましたよ」
ニコニコと神田を見る。
よく人を観察している。間合いの取り方がうまいと思う。
一緒にいても不快に感じることがない。
「んー…美味しいっ」
サクサクのクロワッサンを頬張る。
「神田さんは朝食べる人ですか?」
「コーヒーありゃいいだろ」
「不摂生ですね」
「お前に言われたきゃねーよ」
「私、夜はちゃんと手作りですもん」
会話を楽しみながら朝ごはんを済ませた。
「じゃあお仕事頑張ってくださいね」
会社近くに薫を降ろして車を停めに行く。
その様子をリナリーに目撃されていたようで、後ろから声をかけられる。
「薫!今の神田じゃない?」
「あ…おはようリナリー。えと…」
「まさか付き合ってんの?」
「ぇえぇぇ〜?」
「誤魔化すのが下手ね」
「なんのことやら…」
「今日ランチね」
捕まってしまった。