《第5話》コマッタゾ。
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逃げ切ったはずだった。
「社長…離してください」
今現在薫はクロス社長に捕まっている。
朝の報告と、スケジュールを確認しに来ただけなのだが、薫の仕事の様子をじっと見ながら
「今日はいつもと雰囲気が違うな」
と、声をかけられ
「そんな事ないですよー」
と誤魔化していたが
どんどん壁に追い詰められていった。
「いつもより色気があるな」
持っていたバインダーで顔を隠す。
女たらしと言われているだけあって、社長の色気は半端ない。
バインダーをひょいっと取り、後ろに投げ飛ばされる。
「社長…近いです」
目を逸らす。
その時、サラリと髪の毛が流れ、首元の赤い跡が見えてしまう。
「…男できたのか?」
「違っ…くはないです、はい」
圧に耐えられない。
「いい男か?」
「いい男だと思います」
いつものように、グイッと顎を持ち上げられる。
「比べてみるか?」
舌をぺろりと出し、笑ってみせる。
「遠慮します」
精一杯押し返す。
その時、社長室の電話が鳴った。
ひょいっと腕をすり抜け、
「はい、社長室です。秘書の中田がお受けします」
ありがたい電話だと思いながら対応した。
その様子をじっと見ながらソファーに座る社長。
(いい男が軽率に中出しなんかするか?)
こう見えて可愛がっている薫の心配をしていた。
よく見ているがため、少しの変化にも気付く。
モジモジしている様子と薫のモノではない男のソレの匂い。
電話が切れるのを見ると
「薫、俺にしとけ」
ニコリと笑顔を送る。
「遠慮します。一度戻りますね、失礼します」
「あー…焦った!社長こわい」
その時またドロリと秘部から垂れてくる。
課に真っ直ぐ戻ろうとしたが、一度トイレに寄ることにした。
(やだもう…)
今日何度もこの状態を繰り返すとも知らずに。
(最悪…もう本当に最悪…)
薫は今日何度目かわからないトイレで頭を抱えていた。
下着が濡れすぎて気持ちが悪い。
自分でねだっておいてなんだが、こんなことになるとは思わなかった。
(神田さん…どんだけ出したのよ…)
昨夜の情事を思い出して赤面する。
仕事に集中できず、ミスを連発してしまっていた。
とりあえず昼休憩で、コンビニに下着を買いに行こうと決心した。
「やっとお昼だ」
長かった。長い長い午前中だった。
薫はいつも外でランチをしているため、外に出ても何ら不思議でない。
今日もいつも通り外へ行こうとしたら捕まった。
「薫今日はどこでランチ?一緒に行きましょう」
「リナリー…」
同期のリナリーが声をかけてきた。
ここで断るのも理由がないし、断ると断るで変な感じになってしまう。
「今日はイタリアンが食べたいかな」
「OK。じゃああそこのお店ね。行きましょ」
一緒にランチをすることになってしまった。
「それで途中で消えた薫は何してたのかしら?」
「えと…」
拷問タイムだった。
笑顔で結婚式の日の話を聞かれてくる。
「薫がいないって男性陣が大騒ぎだったのよ?」
「飲み過ぎて部屋でダウンしてました」
嘘では無い。飲み過ぎていたのは確か。
「おかげで私が囲まれて大変だったんだから」
リナリーも薫と違う可愛いタイプだ。
男性陣からの人気も高い。
そもそも秘書課の人員は顔で選ばれているんではないかと思われるくらいレベルが高い。
その中でもこの2人は群を抜いていた。
「神田もいなかったのよね」
知らない?と聞かれる。
「そうだったんだね」
「なんか怪しい。部屋で寝てただけじゃないでしょ」
「起きたら朝だったんだよ」
「次の日バイキングにも降りてこなかったのは?」
「寝てました。私が朝弱いのは知ってるでしょ?」
順を追って説明させられる。
「日曜日ラビたちと遊びに行ったというのは本当?」
「帰る時声かけられて。遊びには行ったよ」
「それは本当なのね」
彼女は営業課のイケメン三人衆には興味が無い様子。
どちらかというと薫が何をしていたのか気になっているようだった。
「海行ったんでしょ?いいなあ」
「リナリーも今度一緒に行こ」
ふふふと笑い合い、その場をうまくまとめる。
ただ薫は気が気でなく、その日のパスタの味はよくわからなかった。
「私コンビニ寄ってから会社戻るね」
「珍しい。私も行こっかな」
着いてこられた。そして商品を物色してる間、リナリーはずっと隣にいる。
さすがにこの状況で下着を買うのは変だと思い、購入を諦める。
仕方なくコーヒーを買って店を出た。
(うぅ…また出てきた…)
会社に戻るとトイレに直行だった。
「社長…離してください」
今現在薫はクロス社長に捕まっている。
朝の報告と、スケジュールを確認しに来ただけなのだが、薫の仕事の様子をじっと見ながら
「今日はいつもと雰囲気が違うな」
と、声をかけられ
「そんな事ないですよー」
と誤魔化していたが
どんどん壁に追い詰められていった。
「いつもより色気があるな」
持っていたバインダーで顔を隠す。
女たらしと言われているだけあって、社長の色気は半端ない。
バインダーをひょいっと取り、後ろに投げ飛ばされる。
「社長…近いです」
目を逸らす。
その時、サラリと髪の毛が流れ、首元の赤い跡が見えてしまう。
「…男できたのか?」
「違っ…くはないです、はい」
圧に耐えられない。
「いい男か?」
「いい男だと思います」
いつものように、グイッと顎を持ち上げられる。
「比べてみるか?」
舌をぺろりと出し、笑ってみせる。
「遠慮します」
精一杯押し返す。
その時、社長室の電話が鳴った。
ひょいっと腕をすり抜け、
「はい、社長室です。秘書の中田がお受けします」
ありがたい電話だと思いながら対応した。
その様子をじっと見ながらソファーに座る社長。
(いい男が軽率に中出しなんかするか?)
こう見えて可愛がっている薫の心配をしていた。
よく見ているがため、少しの変化にも気付く。
モジモジしている様子と薫のモノではない男のソレの匂い。
電話が切れるのを見ると
「薫、俺にしとけ」
ニコリと笑顔を送る。
「遠慮します。一度戻りますね、失礼します」
「あー…焦った!社長こわい」
その時またドロリと秘部から垂れてくる。
課に真っ直ぐ戻ろうとしたが、一度トイレに寄ることにした。
(やだもう…)
今日何度もこの状態を繰り返すとも知らずに。
(最悪…もう本当に最悪…)
薫は今日何度目かわからないトイレで頭を抱えていた。
下着が濡れすぎて気持ちが悪い。
自分でねだっておいてなんだが、こんなことになるとは思わなかった。
(神田さん…どんだけ出したのよ…)
昨夜の情事を思い出して赤面する。
仕事に集中できず、ミスを連発してしまっていた。
とりあえず昼休憩で、コンビニに下着を買いに行こうと決心した。
「やっとお昼だ」
長かった。長い長い午前中だった。
薫はいつも外でランチをしているため、外に出ても何ら不思議でない。
今日もいつも通り外へ行こうとしたら捕まった。
「薫今日はどこでランチ?一緒に行きましょう」
「リナリー…」
同期のリナリーが声をかけてきた。
ここで断るのも理由がないし、断ると断るで変な感じになってしまう。
「今日はイタリアンが食べたいかな」
「OK。じゃああそこのお店ね。行きましょ」
一緒にランチをすることになってしまった。
「それで途中で消えた薫は何してたのかしら?」
「えと…」
拷問タイムだった。
笑顔で結婚式の日の話を聞かれてくる。
「薫がいないって男性陣が大騒ぎだったのよ?」
「飲み過ぎて部屋でダウンしてました」
嘘では無い。飲み過ぎていたのは確か。
「おかげで私が囲まれて大変だったんだから」
リナリーも薫と違う可愛いタイプだ。
男性陣からの人気も高い。
そもそも秘書課の人員は顔で選ばれているんではないかと思われるくらいレベルが高い。
その中でもこの2人は群を抜いていた。
「神田もいなかったのよね」
知らない?と聞かれる。
「そうだったんだね」
「なんか怪しい。部屋で寝てただけじゃないでしょ」
「起きたら朝だったんだよ」
「次の日バイキングにも降りてこなかったのは?」
「寝てました。私が朝弱いのは知ってるでしょ?」
順を追って説明させられる。
「日曜日ラビたちと遊びに行ったというのは本当?」
「帰る時声かけられて。遊びには行ったよ」
「それは本当なのね」
彼女は営業課のイケメン三人衆には興味が無い様子。
どちらかというと薫が何をしていたのか気になっているようだった。
「海行ったんでしょ?いいなあ」
「リナリーも今度一緒に行こ」
ふふふと笑い合い、その場をうまくまとめる。
ただ薫は気が気でなく、その日のパスタの味はよくわからなかった。
「私コンビニ寄ってから会社戻るね」
「珍しい。私も行こっかな」
着いてこられた。そして商品を物色してる間、リナリーはずっと隣にいる。
さすがにこの状況で下着を買うのは変だと思い、購入を諦める。
仕方なくコーヒーを買って店を出た。
(うぅ…また出てきた…)
会社に戻るとトイレに直行だった。