《第4話》オヤスミ。
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「どこ行くんだ」
断っても問答無用で助手席に乗り込むラビ。
ちゃっかり後ろに乗るアレン。
「海行こうさー!」
「いいですね、海鮮丼」
不貞腐れた表情で、どこに行くと言いながらも駅方向に向かう神田。
「あ、あれ薫じゃないさ?」
「薫も誘いましょうよ」
後ろからクラクションを鳴らされ、振り向く薫。
神田だと思い、満面の笑みで振り返った助手席にはラビ。
「可愛いお姉ちゃん、海行かないさ?」
「ラビ?に、神田さん?」
「チッ」
「海鮮丼食べに行きませんか?」
後ろからアレンが声をかける。
「メンツ的に私、お邪魔になりません?」
「薫なら大歓迎さ」
それでは、と荷物を車の後ろに積んでもらう。
「………朝ごはんは」
「悪いな」
小声でやり取りをする。
「後ろ、お邪魔します」
アレンの隣に座り込む。
「ユウいつまでそんな不機嫌なんさ」
スーツだから解散しろと言ったところ、私服を買い揃えるからとラビに言われ今に至る。
「ラビセンス良いですね。魔王様が引き立ってますよ」
「今度薫の服も選んであげてもいいさ」
「遠慮します」
他愛もない会話をしながら高速道路を走らせる。
神田は仏頂面のまま、会話の合間合間に舌打ちをしている。機嫌が悪そうだ。
「薫いい匂いしますね、香水つけてます?」
「朝シャワー浴びたからシャンプーじゃないかな?」
ふわっと髪を動かす。
「わ、ちょっと今のは勘違いしそうになります」
バックミラー越しに神田がアレンを睨みつける。いつもの鋭い目のため、誰にも気付かれずに。
「ユウ、着替えもしないで何してたんさー」
「………」
神田の行動に鬼のように質問を投げかけるラビ。
しかし微動だにせず、無視し続けている。
「あ、もしかして逆に女に食われたんさ?」
「神田、新婦側の女性陣に大人気でしたもんねー」
この会話に、ピクリと反応を見せる薫。
それをバックミラー越しに見た神田と目が合う。
「さぁな」
「本当に食われたんさー!どんな美女?」
もうやめてくれと言わんばかりに問い詰めていくラビと悪ノリするアレン。
「魔王様でも美女には弱いんですね」
「あ、海!海見えましたよ!」
窓越しに海が見えてくると薫のテンションが上がる。
「女の子はいい反応するさねー。な、ユウ?」
「どこ行くんだ」
アレンの案内で、海鮮丼が美味しいというお店に向かった。
久しぶりの海に薫は目を輝かせる。
「やっぱり東京湾とは違いますね!」
海沿いのテラスのあるお店に着いた。
慣れたようにアレンは注文していく。
「私も特選海鮮丼で」
オススメと書かれたそれに目を惹かれる。
朝食を取っていなかったこともあり、お腹はペコペコだ。
「………アレンくん、こんなに食べるんですか?」
テーブルの上にはアレンの頼んだ大量のメニューが並んでいた。
「薫なら食べたいのあったら食べていいですよ」
笑顔で頬張っている。
残り3人は大人しく海鮮丼をつつく。
「ん!まーい!」
お刺身を1枚食べると目を輝かせる。
「薫見てると可愛いさね」
向き合った先で頬杖を着いて、食べる薫を笑顔で見ているラビ。
「あ、インスタ用の写真撮るの忘れた!」
「俺の撮っていいさよー」
「ありがとうございます」
ラビの丼を借りてインスタ用の写真を撮る。
男共は写らないように上手く撮影した。
「薫とデートしてるみたいさね」
「いやいや、デートはもっとこうイチャイチャしたいじゃないですか」
「薫は甘えっ子なんさ?」
今度は薫が質問攻めに合う。
ラビのソレは薫を落としたいが故の質問だった。
「俺本気で彼氏に立候補したいさー」
「それなら僕も!薫と付き合いたいです」
頬張りながらも話を聞いていたアレンも参戦する。
「ごめんなさいです」
笑顔で断る。
「どんな男が好きなんさ?」
「え、顔がいい。化粧映えするような人。見た目重視。」
薫はビジュアル系バンドが好きなため、男の化粧に疑問を持っていない。むしろ似合えばいいとさえ思っている。
「見た目は俺及第点じゃないさ?」
ニコッと返すラビ。
「あと私のこと、クッソほど甘やかしてくれる人。」
「年上の俺がオススメさー」
「あと私より大きい人。ヒール履くからそれより大きい人!」
今日も8cmヒールの薫。
「僕アウトじゃないですか」
悲しんではいるが、食べていて幸せそうなアレン。
「薫は見た目重視なんさねー。俺どうさ?」
ずっと自分をPRしてくるラビ。
「でもユウも今の条件全部揃うんじゃないさ?あ、でも彼女できても甘やかしそうにないさね」
チラリと神田を見ると、興味無さそうに綺麗に食事をしている。
食事マナーが綺麗な人は好きだ。
薫は田舎の農家の生まれのため、米粒ひとつ残さず丁寧に食事をすることにこだわる。
食事に対してのマナーとして、綺麗に食べてあげることも重要だと思っていた。
そのため神田の動きに見惚れる。
(好感度高し!)
胸の中でガッツポーズをキメた。
断っても問答無用で助手席に乗り込むラビ。
ちゃっかり後ろに乗るアレン。
「海行こうさー!」
「いいですね、海鮮丼」
不貞腐れた表情で、どこに行くと言いながらも駅方向に向かう神田。
「あ、あれ薫じゃないさ?」
「薫も誘いましょうよ」
後ろからクラクションを鳴らされ、振り向く薫。
神田だと思い、満面の笑みで振り返った助手席にはラビ。
「可愛いお姉ちゃん、海行かないさ?」
「ラビ?に、神田さん?」
「チッ」
「海鮮丼食べに行きませんか?」
後ろからアレンが声をかける。
「メンツ的に私、お邪魔になりません?」
「薫なら大歓迎さ」
それでは、と荷物を車の後ろに積んでもらう。
「………朝ごはんは」
「悪いな」
小声でやり取りをする。
「後ろ、お邪魔します」
アレンの隣に座り込む。
「ユウいつまでそんな不機嫌なんさ」
スーツだから解散しろと言ったところ、私服を買い揃えるからとラビに言われ今に至る。
「ラビセンス良いですね。魔王様が引き立ってますよ」
「今度薫の服も選んであげてもいいさ」
「遠慮します」
他愛もない会話をしながら高速道路を走らせる。
神田は仏頂面のまま、会話の合間合間に舌打ちをしている。機嫌が悪そうだ。
「薫いい匂いしますね、香水つけてます?」
「朝シャワー浴びたからシャンプーじゃないかな?」
ふわっと髪を動かす。
「わ、ちょっと今のは勘違いしそうになります」
バックミラー越しに神田がアレンを睨みつける。いつもの鋭い目のため、誰にも気付かれずに。
「ユウ、着替えもしないで何してたんさー」
「………」
神田の行動に鬼のように質問を投げかけるラビ。
しかし微動だにせず、無視し続けている。
「あ、もしかして逆に女に食われたんさ?」
「神田、新婦側の女性陣に大人気でしたもんねー」
この会話に、ピクリと反応を見せる薫。
それをバックミラー越しに見た神田と目が合う。
「さぁな」
「本当に食われたんさー!どんな美女?」
もうやめてくれと言わんばかりに問い詰めていくラビと悪ノリするアレン。
「魔王様でも美女には弱いんですね」
「あ、海!海見えましたよ!」
窓越しに海が見えてくると薫のテンションが上がる。
「女の子はいい反応するさねー。な、ユウ?」
「どこ行くんだ」
アレンの案内で、海鮮丼が美味しいというお店に向かった。
久しぶりの海に薫は目を輝かせる。
「やっぱり東京湾とは違いますね!」
海沿いのテラスのあるお店に着いた。
慣れたようにアレンは注文していく。
「私も特選海鮮丼で」
オススメと書かれたそれに目を惹かれる。
朝食を取っていなかったこともあり、お腹はペコペコだ。
「………アレンくん、こんなに食べるんですか?」
テーブルの上にはアレンの頼んだ大量のメニューが並んでいた。
「薫なら食べたいのあったら食べていいですよ」
笑顔で頬張っている。
残り3人は大人しく海鮮丼をつつく。
「ん!まーい!」
お刺身を1枚食べると目を輝かせる。
「薫見てると可愛いさね」
向き合った先で頬杖を着いて、食べる薫を笑顔で見ているラビ。
「あ、インスタ用の写真撮るの忘れた!」
「俺の撮っていいさよー」
「ありがとうございます」
ラビの丼を借りてインスタ用の写真を撮る。
男共は写らないように上手く撮影した。
「薫とデートしてるみたいさね」
「いやいや、デートはもっとこうイチャイチャしたいじゃないですか」
「薫は甘えっ子なんさ?」
今度は薫が質問攻めに合う。
ラビのソレは薫を落としたいが故の質問だった。
「俺本気で彼氏に立候補したいさー」
「それなら僕も!薫と付き合いたいです」
頬張りながらも話を聞いていたアレンも参戦する。
「ごめんなさいです」
笑顔で断る。
「どんな男が好きなんさ?」
「え、顔がいい。化粧映えするような人。見た目重視。」
薫はビジュアル系バンドが好きなため、男の化粧に疑問を持っていない。むしろ似合えばいいとさえ思っている。
「見た目は俺及第点じゃないさ?」
ニコッと返すラビ。
「あと私のこと、クッソほど甘やかしてくれる人。」
「年上の俺がオススメさー」
「あと私より大きい人。ヒール履くからそれより大きい人!」
今日も8cmヒールの薫。
「僕アウトじゃないですか」
悲しんではいるが、食べていて幸せそうなアレン。
「薫は見た目重視なんさねー。俺どうさ?」
ずっと自分をPRしてくるラビ。
「でもユウも今の条件全部揃うんじゃないさ?あ、でも彼女できても甘やかしそうにないさね」
チラリと神田を見ると、興味無さそうに綺麗に食事をしている。
食事マナーが綺麗な人は好きだ。
薫は田舎の農家の生まれのため、米粒ひとつ残さず丁寧に食事をすることにこだわる。
食事に対してのマナーとして、綺麗に食べてあげることも重要だと思っていた。
そのため神田の動きに見惚れる。
(好感度高し!)
胸の中でガッツポーズをキメた。