《第20話》コンシンカイ。
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2ゲームが終わり、全員がハイタッチを交わしながらレーンから戻ってくる。
「疲れたー!」
「腕いてぇ!」
「久しぶりだと意外と疲れるな。」
薫はスコア表を見て苦笑い。
「52点……。」
神田も覗き込む。
「頑張ったな。」
「頑張ったよ!50点超えた!」
嬉しそうに笑う。
ラビが吹き出す。
「目標低っ!」
「だって途中まで40点台だったもん!」
営業部も笑う。
「最後スペア取ったの熱かったですよ!」
「奇跡だったねー!」
「奇跡言うな。」
神田が小さく返す。
一方、神田のスコア。
247点。
営業部一同。
「…………」
「え?」
「247?」
「プロじゃん」
ラビがスコア表を二度見する。
「ストライク……ストライク……ストライク……」
アレンも苦笑い。
「ほとんどストライクですね」
「何なのこの人」
クロスまで笑っている。
「神田、お前趣味で大会でも出てるのか?」
「出てません」
「247って普通出ないぞ」
神田は首を傾ける。
「今日は調子が良かった」
「その”調子が良かった”が怖いんだよ!」
営業部総ツッコミ。
ラビが計算する。
「247+52……。」
「299。」
「……」
全員黙る。
「……え?」
「299?」
「ほぼ300じゃん!」
「優勝確定だろ!」
ラビがガッツポーズ。
「やっぱ優勝候補だった!」
すると集計担当がマイクを持つ。
「それでは結果発表です!」
社員が拍手する。
「第三位!」
ドラムロール。
「営業二課、田中さん・総務部佐藤さんペア!」
「おぉー!」
拍手。
商品券贈呈。
「続いて第二位!」
「営業部、ラビさん・秘書課リナリーさんペア!」
「よっしゃぁぁ!」
ラビが飛び上がる。
「焼肉逃したぁ!」
リナリーが笑う。
「十分じゃん」
ホテルランチ券贈呈。
そして。
「栄えある第一位!」
全員がレーン1を見る。
「営業部・神田さん!秘書課・中田さんペア!」
大拍手。
「やっぱり!」
「当然!」
「299は強すぎ!」
薫は目を丸くする。
「え、本当に優勝?」
クロスが焼肉券を渡す。
「おめでとう。」
「ありがとうございます。」
薫がぺこり。
ラビがニヤニヤしながら言う。
「ユウ」
「なんだ」
「247点出して、彼女52点で優勝って、お前一人で引っ張ったな」
営業部、大爆笑。
「52点で優勝した人初めて見た!」
「ある意味伝説!」
薫がぷくっと頬を膨らませる。
「ちゃんと52点も取ったもん。」
「そうそう!」
リナリーが笑う。
「途中ガーター祭りだったのに最後ちゃんとスペア取ってたし」
「成長した!」
「成長した!」
営業部が拍手する。
薫は照れ笑い。
「ユウのおかげだね」
神田は首を横に振る。
「違う」
「え?」
「一緒に楽しめたから勝てた」
一瞬、周りが静かになる。
ラビが天を仰ぐ。
「……出た」
「魔王の天然イケメン発言」
「そういうことさらっと言うからモテるんだよ!」
「俺らにも少し分けろ!」
神田は本気で不思議そうな顔をする。
「何をだ」
「その彼氏力!!」
営業部は大爆笑。
薫は恥ずかしそうに笑いながら神田の腕を軽くつつく。
「ありがとう、ユウ」
「ああ」
そんな二人を見て、クロスは焼肉券をひらひらさせながら笑った。
「ちゃんと二人で行ってこい。優勝商品の使い道まで含めて、今日は懇親会成功だな」
「はーい!」
「この後飲み会する。参加したいやつだけでいいからな。だが、入賞者は参加だ」
ニヤリと笑うクロス。
「ユウ、飲み会だって」
「俺飲まないからお前飲んだらいい」
「いいの?」
「ああ」
そのやり取りを見てまた営業部は羨ましがっていた。
「疲れたー!」
「腕いてぇ!」
「久しぶりだと意外と疲れるな。」
薫はスコア表を見て苦笑い。
「52点……。」
神田も覗き込む。
「頑張ったな。」
「頑張ったよ!50点超えた!」
嬉しそうに笑う。
ラビが吹き出す。
「目標低っ!」
「だって途中まで40点台だったもん!」
営業部も笑う。
「最後スペア取ったの熱かったですよ!」
「奇跡だったねー!」
「奇跡言うな。」
神田が小さく返す。
一方、神田のスコア。
247点。
営業部一同。
「…………」
「え?」
「247?」
「プロじゃん」
ラビがスコア表を二度見する。
「ストライク……ストライク……ストライク……」
アレンも苦笑い。
「ほとんどストライクですね」
「何なのこの人」
クロスまで笑っている。
「神田、お前趣味で大会でも出てるのか?」
「出てません」
「247って普通出ないぞ」
神田は首を傾ける。
「今日は調子が良かった」
「その”調子が良かった”が怖いんだよ!」
営業部総ツッコミ。
ラビが計算する。
「247+52……。」
「299。」
「……」
全員黙る。
「……え?」
「299?」
「ほぼ300じゃん!」
「優勝確定だろ!」
ラビがガッツポーズ。
「やっぱ優勝候補だった!」
すると集計担当がマイクを持つ。
「それでは結果発表です!」
社員が拍手する。
「第三位!」
ドラムロール。
「営業二課、田中さん・総務部佐藤さんペア!」
「おぉー!」
拍手。
商品券贈呈。
「続いて第二位!」
「営業部、ラビさん・秘書課リナリーさんペア!」
「よっしゃぁぁ!」
ラビが飛び上がる。
「焼肉逃したぁ!」
リナリーが笑う。
「十分じゃん」
ホテルランチ券贈呈。
そして。
「栄えある第一位!」
全員がレーン1を見る。
「営業部・神田さん!秘書課・中田さんペア!」
大拍手。
「やっぱり!」
「当然!」
「299は強すぎ!」
薫は目を丸くする。
「え、本当に優勝?」
クロスが焼肉券を渡す。
「おめでとう。」
「ありがとうございます。」
薫がぺこり。
ラビがニヤニヤしながら言う。
「ユウ」
「なんだ」
「247点出して、彼女52点で優勝って、お前一人で引っ張ったな」
営業部、大爆笑。
「52点で優勝した人初めて見た!」
「ある意味伝説!」
薫がぷくっと頬を膨らませる。
「ちゃんと52点も取ったもん。」
「そうそう!」
リナリーが笑う。
「途中ガーター祭りだったのに最後ちゃんとスペア取ってたし」
「成長した!」
「成長した!」
営業部が拍手する。
薫は照れ笑い。
「ユウのおかげだね」
神田は首を横に振る。
「違う」
「え?」
「一緒に楽しめたから勝てた」
一瞬、周りが静かになる。
ラビが天を仰ぐ。
「……出た」
「魔王の天然イケメン発言」
「そういうことさらっと言うからモテるんだよ!」
「俺らにも少し分けろ!」
神田は本気で不思議そうな顔をする。
「何をだ」
「その彼氏力!!」
営業部は大爆笑。
薫は恥ずかしそうに笑いながら神田の腕を軽くつつく。
「ありがとう、ユウ」
「ああ」
そんな二人を見て、クロスは焼肉券をひらひらさせながら笑った。
「ちゃんと二人で行ってこい。優勝商品の使い道まで含めて、今日は懇親会成功だな」
「はーい!」
「この後飲み会する。参加したいやつだけでいいからな。だが、入賞者は参加だ」
ニヤリと笑うクロス。
「ユウ、飲み会だって」
「俺飲まないからお前飲んだらいい」
「いいの?」
「ああ」
そのやり取りを見てまた営業部は羨ましがっていた。