秘密のかくれんぼ [赤井秀一]
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「...その様子だと、上手くいったみたいだね」
「ボウヤ、せめて事前に伝えておいてくれないか...」
「それ、ヒロインさんの前でも言える?報連相は大事だよーって。...それに事前に赤井さんに伝えてたら、ヒロインさんには明かさなかったでしょ」
「それは...、そうするだろうな」
「ヒロインさん、変な所で思い切りがいいところがあるから...赤井さんの事、伝えておいた方が良いって判断したんだ。遠ざけるより、近くにいた方が安全かなって。...赤井さんも本当は会いたかったんでしょ?」
「ボウヤには敵わんな...」
「見てたらわかるよ。...僕も、そうだから」
「ボウヤ...」
「ふふ、僕の今日の目的は果たせたから...お邪魔しちゃ悪いし、そろそろ帰るよ。冷蔵庫にフルーツタルトが入ってるから、二人で食べて。ヒロインさんには内緒にしてたお詫びって言っといてね」
『あれ?コナンくんは?コーヒー用意したんだけど...』
「先程帰ったよ。夕飯の時間らしくてな。...ボウヤの分の珈琲も、俺がいただこう」
『フルーツタルト食べるの、忘れちゃったのかな』
「君に内緒にしていたお詫びだそうだ。二人で食べて欲しい、と」
『んーじゃあ、ありがたくいただいちゃお!コナンくんには今度スイーツご馳走しよう』
「あぁ、そうしよう」
『......赤井さん、さっきはビックリしすぎて言いそびれてたんだけど...』
「どうしたDarling...?」
『...おかえりなさい』
「あぁ、......ただいま」
久しぶりに重ね合わせた口唇からは、タバコじゃなくて、ほんのり苺の香りがした。
『...っん、......にがくない』
「人前に出る時は極力控えているからな...。苦いのは苦手だったか?」
『そりゃ苦いより甘い方が好きだけど、......キスに夢中になってるとよくわからなくなるし...っんん!ぇ?...なん、...っん、』
「Honey...今のは君が悪いぞ?」
『...はぁ、...っん...それっ...どう、いう...?』
「そんな台詞を聴いてしまえば、...抑えが効かなくなるじゃないか。ましてや、今はこの空間に二人きりだ。ずっと待ち望んでいた君の存在を感じたくなるのは、至極当然だろう?」
『わ、私だって......ずっとずっと、赤井さんに会いたかっ...わっ!ちょ、ちょっと~っ!』
「君のそれは無意識なのか...?」
『それって...どれ...?』
「一言話す度に俺を煽る才能があるようだ」
『才能......あれ、何か褒められてる気がしない...』
「わざとではないとはいえ、一度スイッチを入れたなら...最後まで責任を持ってもらわんとな...?」
『す、スイッチ...』
赤井さんスイッチ〔あ〕
甘い雰囲気で誘い込んで、戸惑ってる間に壁際に追い詰められる...の〔あ〕!
ピタゴラ○イッチ、懐かしいなぁ。
......なんて、考えてる場合じゃなかった。
「この状況で考え事なんて随分と余裕じゃないか。俺はヒロインの事しか見えていないのに、...君は俺以外の事を考えているのか...?」
『...えーっと、私も赤井さんの事、考えてたんだけど...』
決して間違いではない。ちょっと方向性が違ってたけど。ふざけてなんて、ないんだからね!至って真面目に...現実逃避してただけだよ、うん。そうでもしないと彼の色香にあてられて気絶しそうなんだもん。
「Darling、...嬉しいよ。今は、目の前にいる俺だけを見ていて欲しい」
『ひょわっ......い、...色気の爆弾だよぉ......』
「勿論、君にNoと言われたら...いくらか激しめに塞いでいくつもりだが」
『きょ、拒否権ない感じ...?』
「そんなことはないさ。判断は君に委ねるよ。ただ...返答次第では、ほんの少しだけ翌日の疲労感が変わるかもしれない」
『それ、ほんの少しじゃないですよね...?』
「それに関しては...明日になれば分かるだろう。さぁ、俺がGhostなんかじゃなく本物であると、...共に証明してくれないか?」
熱っぽい視線を浴びて、思考能力が低下していくのを感じる。思わず差し出された手を握ると、ぐいと引き寄せられて、本日二度目の胸元ダイブ。
『私、幽霊はあまり信じてないんです。いたとしても実体がなくて触れられないものだと思ってて...。こんな筋肉の弾力を感じたり温もりを感じられるなら、...本物であると証明されたようなものかと。だから、えっと...追加の検証は必要、なのかなぁ...と』
赤井さんは私の言葉に耳を傾けながら「ほぅ、...それが君の答えかな?」と、私の頭を優しく撫でる。
その手つきはとても優しいものなのに、何故か圧をひしひしと感じる。
待って。頼むから、そんな物騒な雰囲気を醸し出さないで。
『えっと、ただ、......ずっと離れてて淋しかったし、もう会えないかと思って死ぬほど悲しかったから、...沢山ギュッてしてキスしてくっついていたい...の、ですが...』
「あぁ、...俺もだ」
『検証じゃなくって、...その、...恋人として、赤井さんと再会を喜び合いたいということで...、つまり......』
「待ってくれ、ヒロイン。...それ以上は本当に歯止めが効かなくなる。君が意図してなくても、都合よく解釈してしまいそうだ...。」
『え、』
大きな手が私の両肩に触れ、やんわりと遠ざけられた。逸らされた横顔も、チラリと覗く耳朶も、心なしか赤く染まって見える。
いつもの、赤井さんからの甘いセリフに我慢出来なくて恥じらう時の私...みたいなリアクション。
赤井さんが、...照れてる...???
『え、...赤井さんが、かわいい...』
「......こら」
『これが、ギャップ萌え...?』
「ヒロイン、」
『いや、だって、赤井さんの反応が珍しくって...』
「......悪いか」
『全然!むしろ、大歓迎!!』
そう言って私は勢いよく赤井さんの腕に抱き着いた。
照れながらムッと拗ねたような表情にキュンとしたなんて言ったらまた怒られちゃうかな。
でも怒ったフリしても、全然怖くなんてないんだからね。
「......全く、...君には敵わんな」
『ふふ、...知ってる』
(それにしても、...聴いたよ?コナンくんにホースで水かけられたんだって?...この展開も全部彼の計画通りってこと?)
(あぁ、お陰で変装用のマスクを取る羽目になった。彼には驚かされてばかりだよ)
(......ねぇ、...赤井さんならホースの水、避けれたんじゃないの...?)
(さぁ、...どうだろうな)
ニヤリと悪い顔して笑う赤井さんが、...楽しそうだったから、追及するのはやめた。
この時間が続くなら、手の平の上で転がされてもいいや。えぇ、いくらでも転がりますとも。
ーfinー
「ボウヤ、せめて事前に伝えておいてくれないか...」
「それ、ヒロインさんの前でも言える?報連相は大事だよーって。...それに事前に赤井さんに伝えてたら、ヒロインさんには明かさなかったでしょ」
「それは...、そうするだろうな」
「ヒロインさん、変な所で思い切りがいいところがあるから...赤井さんの事、伝えておいた方が良いって判断したんだ。遠ざけるより、近くにいた方が安全かなって。...赤井さんも本当は会いたかったんでしょ?」
「ボウヤには敵わんな...」
「見てたらわかるよ。...僕も、そうだから」
「ボウヤ...」
「ふふ、僕の今日の目的は果たせたから...お邪魔しちゃ悪いし、そろそろ帰るよ。冷蔵庫にフルーツタルトが入ってるから、二人で食べて。ヒロインさんには内緒にしてたお詫びって言っといてね」
『あれ?コナンくんは?コーヒー用意したんだけど...』
「先程帰ったよ。夕飯の時間らしくてな。...ボウヤの分の珈琲も、俺がいただこう」
『フルーツタルト食べるの、忘れちゃったのかな』
「君に内緒にしていたお詫びだそうだ。二人で食べて欲しい、と」
『んーじゃあ、ありがたくいただいちゃお!コナンくんには今度スイーツご馳走しよう』
「あぁ、そうしよう」
『......赤井さん、さっきはビックリしすぎて言いそびれてたんだけど...』
「どうしたDarling...?」
『...おかえりなさい』
「あぁ、......ただいま」
久しぶりに重ね合わせた口唇からは、タバコじゃなくて、ほんのり苺の香りがした。
『...っん、......にがくない』
「人前に出る時は極力控えているからな...。苦いのは苦手だったか?」
『そりゃ苦いより甘い方が好きだけど、......キスに夢中になってるとよくわからなくなるし...っんん!ぇ?...なん、...っん、』
「Honey...今のは君が悪いぞ?」
『...はぁ、...っん...それっ...どう、いう...?』
「そんな台詞を聴いてしまえば、...抑えが効かなくなるじゃないか。ましてや、今はこの空間に二人きりだ。ずっと待ち望んでいた君の存在を感じたくなるのは、至極当然だろう?」
『わ、私だって......ずっとずっと、赤井さんに会いたかっ...わっ!ちょ、ちょっと~っ!』
「君のそれは無意識なのか...?」
『それって...どれ...?』
「一言話す度に俺を煽る才能があるようだ」
『才能......あれ、何か褒められてる気がしない...』
「わざとではないとはいえ、一度スイッチを入れたなら...最後まで責任を持ってもらわんとな...?」
『す、スイッチ...』
赤井さんスイッチ〔あ〕
甘い雰囲気で誘い込んで、戸惑ってる間に壁際に追い詰められる...の〔あ〕!
ピタゴラ○イッチ、懐かしいなぁ。
......なんて、考えてる場合じゃなかった。
「この状況で考え事なんて随分と余裕じゃないか。俺はヒロインの事しか見えていないのに、...君は俺以外の事を考えているのか...?」
『...えーっと、私も赤井さんの事、考えてたんだけど...』
決して間違いではない。ちょっと方向性が違ってたけど。ふざけてなんて、ないんだからね!至って真面目に...現実逃避してただけだよ、うん。そうでもしないと彼の色香にあてられて気絶しそうなんだもん。
「Darling、...嬉しいよ。今は、目の前にいる俺だけを見ていて欲しい」
『ひょわっ......い、...色気の爆弾だよぉ......』
「勿論、君にNoと言われたら...いくらか激しめに塞いでいくつもりだが」
『きょ、拒否権ない感じ...?』
「そんなことはないさ。判断は君に委ねるよ。ただ...返答次第では、ほんの少しだけ翌日の疲労感が変わるかもしれない」
『それ、ほんの少しじゃないですよね...?』
「それに関しては...明日になれば分かるだろう。さぁ、俺がGhostなんかじゃなく本物であると、...共に証明してくれないか?」
熱っぽい視線を浴びて、思考能力が低下していくのを感じる。思わず差し出された手を握ると、ぐいと引き寄せられて、本日二度目の胸元ダイブ。
『私、幽霊はあまり信じてないんです。いたとしても実体がなくて触れられないものだと思ってて...。こんな筋肉の弾力を感じたり温もりを感じられるなら、...本物であると証明されたようなものかと。だから、えっと...追加の検証は必要、なのかなぁ...と』
赤井さんは私の言葉に耳を傾けながら「ほぅ、...それが君の答えかな?」と、私の頭を優しく撫でる。
その手つきはとても優しいものなのに、何故か圧をひしひしと感じる。
待って。頼むから、そんな物騒な雰囲気を醸し出さないで。
『えっと、ただ、......ずっと離れてて淋しかったし、もう会えないかと思って死ぬほど悲しかったから、...沢山ギュッてしてキスしてくっついていたい...の、ですが...』
「あぁ、...俺もだ」
『検証じゃなくって、...その、...恋人として、赤井さんと再会を喜び合いたいということで...、つまり......』
「待ってくれ、ヒロイン。...それ以上は本当に歯止めが効かなくなる。君が意図してなくても、都合よく解釈してしまいそうだ...。」
『え、』
大きな手が私の両肩に触れ、やんわりと遠ざけられた。逸らされた横顔も、チラリと覗く耳朶も、心なしか赤く染まって見える。
いつもの、赤井さんからの甘いセリフに我慢出来なくて恥じらう時の私...みたいなリアクション。
赤井さんが、...照れてる...???
『え、...赤井さんが、かわいい...』
「......こら」
『これが、ギャップ萌え...?』
「ヒロイン、」
『いや、だって、赤井さんの反応が珍しくって...』
「......悪いか」
『全然!むしろ、大歓迎!!』
そう言って私は勢いよく赤井さんの腕に抱き着いた。
照れながらムッと拗ねたような表情にキュンとしたなんて言ったらまた怒られちゃうかな。
でも怒ったフリしても、全然怖くなんてないんだからね。
「......全く、...君には敵わんな」
『ふふ、...知ってる』
(それにしても、...聴いたよ?コナンくんにホースで水かけられたんだって?...この展開も全部彼の計画通りってこと?)
(あぁ、お陰で変装用のマスクを取る羽目になった。彼には驚かされてばかりだよ)
(......ねぇ、...赤井さんならホースの水、避けれたんじゃないの...?)
(さぁ、...どうだろうな)
ニヤリと悪い顔して笑う赤井さんが、...楽しそうだったから、追及するのはやめた。
この時間が続くなら、手の平の上で転がされてもいいや。えぇ、いくらでも転がりますとも。
ーfinー
2/2ページ
