デレがわかりにくい!![ジン]
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーデレがわかりにくい!!ー
漸く任務が終わり拠点に戻ってきて、眠気でうとうとしながら歩いてたら…
後ろからニュッと伸びてきた腕に捕まって、そのまま付近の部屋の中に引き摺り込まれた。
ん?この部屋って…
と、考える暇もなくベッドへポイッと放り投げられる。こんな事する人なんて、顔を見なくてもわかる。
『ジン!!』
この疲れてる時に…。めんどくさいのに捕まってしまった。
『今疲れてるから!シャワー浴びて、すぐ寝たいの!』
「誘い文句にしちゃあ色気がねぇな」
思わず中指立てる所でしたわ。
『色気なんてどうでもいいからそこどいて』
「却下」
『鬼!!』
「今ベッドで休ませてやってるだろうが。こんなに心優しい鬼はいねぇだろ」
『気が休まらないから言ってるんだよなぁぁぁ!』
取り敢えず一発殴ろうと、ジンに殴りかかったら一瞬で両手拘束されました。しかも片手で軽々と!!
余裕そうに笑ってるのがまた苛つかせる。
「疲れてる割にはよく吠えるじゃねぇか」
『…っ、うるさいなぁ』
「おいヒロイン、…コレはどうした」
『コレ…って、…服?』
「テメェの趣味じゃねぇだろ」
ちょっと不機嫌そうなジンにぐい、と顎を掬われ至近距離で問われた。
私の趣味じゃない?
だったら何だと言うんだ。
今日も理不尽全開だなぁ、なんて考えながら『爆発でボロボロになった挙げ句ずぶ濡れになったから、バーボンに用意してもらった服だけど…』って伝えたら舌打ちされた。
さっきから何なのよ!!
『仕方ないじゃん。あんな格好で歩けないし!バーボンにコート借りてたけど、それだけじゃ寒かったから…』
「あ゛?」
『さっきから何でそんな機嫌悪いの…って、ちょ、ジン…何して…ぎゃああ!!』
ジンは懐から出したナイフで、器用にワンピースだけ切り裂いて、しかもその後バツンッと中に着てたブラまで切られた。
ナイフの扱いに慣れてるのは知ってるし、肌は少しも傷付いてないけど、だけど、
この状態で冷静でなんていられるか!!無理!!
『いきなり何すん…っぶふ!!』
両手の拘束が解かれたと思えば、バサッと何かが降ってきた。…何コレ。
見ると、めっちゃ高いブランドの袋だった。
ジンを見上げたら「開けろ」と言われて、言われるがまま中を見てみたら、上品なデザインのワンピースが入ってた。しかも私の好きな色。下着まで入っててびびった。
『え、…もしかして、バーボンに用意してもらった服は着るなと…俺が選んだ服を着ろって言いたいの?』
ちょっと可愛いなんて思ってしまった私は末期かもしれない。
『この服…ジンが、選んでくれたの?』
「あぁ」
『そっか、………ありがと』
ナイフで服切り裂くのはどうかと思うけど、わざわざジンが選んでくれたと聞くと、少し嬉しく思えてしまった。
不器用だけど、たまに優しいんだよなぁ。
…ん?これ、優しい、んだよね?
私、マヒしてる??
「なぁ、…男が女に服を贈るってのは…どういう意味かわかってんのか」
『どういう…って………ちょっと待って、読めた。何が言いたいのか大体わかったけど、違う。違うから、バーボンはそういうつもりじゃないし、ジンもそうでしょ?』
アレだよね、男が女に服を贈るってのは、プレゼントしたそれを脱がせたい……とかそういう話よね?
何か聞いたことあるぞ。
「そういうつもりじゃない、か。わかってねぇな」
『…なにが』
「その服も、下着も、アイツの色だって…気付いてねぇのか?」
『アイツの、色…?』
ふと、先程までワンピースだったものを見ると、それはブルーグレーのワンピースに、ミルクティーカラーのビジューが付いてる可愛いもので。下着のカラーも同じだった。
言われてみれば、バーボンの色…かも?
『気にしすぎじゃない?』
「フッ……お気楽な奴だな」
いちいち腹立つなぁ。
喧嘩売ってんの?
「……黒く染まった俺の目には、…テメェはやけに新鮮に映る。」
『んっ…』
耳元で、聞き慣れた低音が静かに響く。
長くてサラサラしたジンの髪が、剥き出しになった素肌を撫でてくすぐったい。
反射的に瞼を閉じたら、一瞬…柔らかな感触が降ってきた。
目を開けた時には、もうジンは離れてて、扉の近くに移動していた。忍者かな。
物騒で、素直じゃなくて、ロマンチスト。
ほんと、毎回デレがわかりにくいんだから。
ばーか。
「……その色は、悪くねぇ」
胸の前に抱えたままの服に視線を移してから
ポツリと呟くように言って、ジンは私を残して部屋から出て行った。
ちょっと機嫌が良さそうに見えたのは、…たぶん、気のせいじゃない。
(…って、…この服…着たらジンに脱がされるって事?!でもこの状態でいるのも危ないかも…えええどうすればいいの……)
ゆっくり休めるのは、もう少し先になりそうだ
ーfinー
漸く任務が終わり拠点に戻ってきて、眠気でうとうとしながら歩いてたら…
後ろからニュッと伸びてきた腕に捕まって、そのまま付近の部屋の中に引き摺り込まれた。
ん?この部屋って…
と、考える暇もなくベッドへポイッと放り投げられる。こんな事する人なんて、顔を見なくてもわかる。
『ジン!!』
この疲れてる時に…。めんどくさいのに捕まってしまった。
『今疲れてるから!シャワー浴びて、すぐ寝たいの!』
「誘い文句にしちゃあ色気がねぇな」
思わず中指立てる所でしたわ。
『色気なんてどうでもいいからそこどいて』
「却下」
『鬼!!』
「今ベッドで休ませてやってるだろうが。こんなに心優しい鬼はいねぇだろ」
『気が休まらないから言ってるんだよなぁぁぁ!』
取り敢えず一発殴ろうと、ジンに殴りかかったら一瞬で両手拘束されました。しかも片手で軽々と!!
余裕そうに笑ってるのがまた苛つかせる。
「疲れてる割にはよく吠えるじゃねぇか」
『…っ、うるさいなぁ』
「おいヒロイン、…コレはどうした」
『コレ…って、…服?』
「テメェの趣味じゃねぇだろ」
ちょっと不機嫌そうなジンにぐい、と顎を掬われ至近距離で問われた。
私の趣味じゃない?
だったら何だと言うんだ。
今日も理不尽全開だなぁ、なんて考えながら『爆発でボロボロになった挙げ句ずぶ濡れになったから、バーボンに用意してもらった服だけど…』って伝えたら舌打ちされた。
さっきから何なのよ!!
『仕方ないじゃん。あんな格好で歩けないし!バーボンにコート借りてたけど、それだけじゃ寒かったから…』
「あ゛?」
『さっきから何でそんな機嫌悪いの…って、ちょ、ジン…何して…ぎゃああ!!』
ジンは懐から出したナイフで、器用にワンピースだけ切り裂いて、しかもその後バツンッと中に着てたブラまで切られた。
ナイフの扱いに慣れてるのは知ってるし、肌は少しも傷付いてないけど、だけど、
この状態で冷静でなんていられるか!!無理!!
『いきなり何すん…っぶふ!!』
両手の拘束が解かれたと思えば、バサッと何かが降ってきた。…何コレ。
見ると、めっちゃ高いブランドの袋だった。
ジンを見上げたら「開けろ」と言われて、言われるがまま中を見てみたら、上品なデザインのワンピースが入ってた。しかも私の好きな色。下着まで入っててびびった。
『え、…もしかして、バーボンに用意してもらった服は着るなと…俺が選んだ服を着ろって言いたいの?』
ちょっと可愛いなんて思ってしまった私は末期かもしれない。
『この服…ジンが、選んでくれたの?』
「あぁ」
『そっか、………ありがと』
ナイフで服切り裂くのはどうかと思うけど、わざわざジンが選んでくれたと聞くと、少し嬉しく思えてしまった。
不器用だけど、たまに優しいんだよなぁ。
…ん?これ、優しい、んだよね?
私、マヒしてる??
「なぁ、…男が女に服を贈るってのは…どういう意味かわかってんのか」
『どういう…って………ちょっと待って、読めた。何が言いたいのか大体わかったけど、違う。違うから、バーボンはそういうつもりじゃないし、ジンもそうでしょ?』
アレだよね、男が女に服を贈るってのは、プレゼントしたそれを脱がせたい……とかそういう話よね?
何か聞いたことあるぞ。
「そういうつもりじゃない、か。わかってねぇな」
『…なにが』
「その服も、下着も、アイツの色だって…気付いてねぇのか?」
『アイツの、色…?』
ふと、先程までワンピースだったものを見ると、それはブルーグレーのワンピースに、ミルクティーカラーのビジューが付いてる可愛いもので。下着のカラーも同じだった。
言われてみれば、バーボンの色…かも?
『気にしすぎじゃない?』
「フッ……お気楽な奴だな」
いちいち腹立つなぁ。
喧嘩売ってんの?
「……黒く染まった俺の目には、…テメェはやけに新鮮に映る。」
『んっ…』
耳元で、聞き慣れた低音が静かに響く。
長くてサラサラしたジンの髪が、剥き出しになった素肌を撫でてくすぐったい。
反射的に瞼を閉じたら、一瞬…柔らかな感触が降ってきた。
目を開けた時には、もうジンは離れてて、扉の近くに移動していた。忍者かな。
物騒で、素直じゃなくて、ロマンチスト。
ほんと、毎回デレがわかりにくいんだから。
ばーか。
「……その色は、悪くねぇ」
胸の前に抱えたままの服に視線を移してから
ポツリと呟くように言って、ジンは私を残して部屋から出て行った。
ちょっと機嫌が良さそうに見えたのは、…たぶん、気のせいじゃない。
(…って、…この服…着たらジンに脱がされるって事?!でもこの状態でいるのも危ないかも…えええどうすればいいの……)
ゆっくり休めるのは、もう少し先になりそうだ
ーfinー
1/1ページ
