悪魔のうたたね 天使のゆうわく [安室透]
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悪魔のうたたね 天使のゆうわく
あなたの私は、いいこ?わるいこ?
買い物に行って、帰ってきたら、ソファーで小説を片手に持ったまま、座った状態で転た寝している安室さんの姿を見付けた。
近付いても起きる様子がないから、きっと眠かったんだろう。
『睫毛長い…』
こうしてマジマジと見詰めると、整った顔立ちに溜め息が出そうだ。…可愛い。普段はイケメンだけど、眠ってる姿はどこか幼く見えて可愛いと思ってしまう。
開いた窓からは そよそよと風が入り込んで安室さんの髪を悪戯に揺らす。僅かに射し込んだ光が、キラキラと照らしていて、
まるで……天使か何かの様だ。
いつもは柔らかな笑みを象る口唇は、今は閉ざされていて、
透き通る様なブルーグレーの瞳も、閉じられたまま。
触れたい。
そんな衝動に駆られて
ごくり、と喉が鳴った。
ダメだよ、きっと起きちゃう
でも、こんなに近くにいるのに、触れられないなんて…
私の理性はもう既にぐらぐらで、欲に殆ど傾いてしまっていた。
『少しだけなら、……大丈夫かな』
私はもう一歩、近付いた。
あなたの私は、いいこ?わるいこ?
買い物に行って、帰ってきたら、ソファーで小説を片手に持ったまま、座った状態で転た寝している安室さんの姿を見付けた。
近付いても起きる様子がないから、きっと眠かったんだろう。
『睫毛長い…』
こうしてマジマジと見詰めると、整った顔立ちに溜め息が出そうだ。…可愛い。普段はイケメンだけど、眠ってる姿はどこか幼く見えて可愛いと思ってしまう。
開いた窓からは そよそよと風が入り込んで安室さんの髪を悪戯に揺らす。僅かに射し込んだ光が、キラキラと照らしていて、
まるで……天使か何かの様だ。
いつもは柔らかな笑みを象る口唇は、今は閉ざされていて、
透き通る様なブルーグレーの瞳も、閉じられたまま。
触れたい。
そんな衝動に駆られて
ごくり、と喉が鳴った。
ダメだよ、きっと起きちゃう
でも、こんなに近くにいるのに、触れられないなんて…
私の理性はもう既にぐらぐらで、欲に殆ど傾いてしまっていた。
『少しだけなら、……大丈夫かな』
私はもう一歩、近付いた。
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