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奇病兄妹


男/生年月日不明/B型/18歳/176cm

『眠りたがり』という奇病持ち。眠りたいという欲求はあるのに眠れない。今のところ不治の病。
無気力な性格で、最近の悩み(奇病除き)が食事が面倒になってきたこと。
好きな事は、あてもなく出掛ける事。歩きで。


~玖城累の過去~
累は元から「不眠症」だった。が、それを聞かされていなかった為自分がそうであることを知らずに育つ。
勿論累は自分の中で普通だと思っていた。不思議なことに今まで不眠症による症状は出ていない。
その為、普通だという意識は15歳まで変わることはなかった。
そして施設を出ていざ外の世界で生活を始めると、今までそれほど感じなかった「睡眠欲」が猛烈に迫る。
市販の睡眠薬を使用してみるものの一切効き目が表れず、副作用による頭痛に苦しめられる。
その後も様々な種類の睡眠薬を試すが気休めにもならなかった。残ったのは副作用だけ。
そんな時、奇病を患った人間が集う病棟の話を聞く。もしかしたら、と思った累はその病棟へ行くことを決意。
流石に普通の病気ではないと本人も思っていた。後日病棟へ足を運び自らの症状が判明。病棟の医師によると、ごく稀なケースであり、かなり重い症状だという。
ちなみに、治癒は今の段階では不可能。国が秘密裏に作る特殊な睡眠薬で症状は抑えられる。
だがその睡眠薬を入手するためには本人と両親の署名と症状の詳細の記入が必要。
が、累の両親は既に死去している。近い親戚もいない。つまり両親の署名が得られない。
よって、累が入手できる可能性(=治癒の可能性)はゼロ。
「眠りたがり」という病名の由来は、極度に睡眠を欲していることから。
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