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• 普遍的な、始まりの話

  高嶺の花を摘み取る勇気なんて、その時のオレは持ち合わせていなかったのだ。

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• 風の冷たい夜だったので

  だって、こんな感情。誰も教えてくれなかった

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• 燻る煙に恋乗せて

  青い空に、高く煙が昇っていく

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• 甘い、苦い、苦しい

  思い出すのは、喉の奥にべたりと残る甘い味

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• 晩夏の指切り

  夏の終わりに、よく似ていた。

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• 月の見えない夜だから

  忘れて、なんて寂しいこと言わないで

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• 不釣り合いな天秤

  たった、手のひらひとつ分の距離のはず、だった

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