第-1話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ふと気がつくと知らないベッドにいた。
だが、慣れ親しんだベッドだ。
あぁ、思い出してしまった。私は死んだ。
仕事の後、恋人に会う約束の場で後ろにいた女に走ってきているトラックの前に突き飛ばされた。せめてもの抵抗で女の顔を見ると、あの女は恍惚な表情で私を見ていた!
嗚呼、嗚呼!!思い出してしまった!!私は殺された!!!
あの女は、恋人のストーカーだった!!
恋人は警察に突き出したと言っていたのに!!
来月には結婚式を上げるはずだったのに!!
こんな最期があっていいものだろうか!!
これから、私はこれから幸せになるはずだったのに!恋人に幸せにしてもらえるはずだったのに!!
出てくるのは涙。
あの女への憎しみと、
恋人への懺悔の念だけだった。
明日が死んだ夜
許さない。私の幸せを奪ったあの女を絶対に。