第2話!
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うぐぅ…!頭が重い…割れる…!!
あれ、自己紹介した後からの記憶が無い…私昨日何した…!?ていうか、ここどこ!?たわしはアキ!
うーん。ほんとに記憶が…あ、エースが笑ってるのは覚えてる!よし、落ち着け。大丈夫!
「おーい。お前らそんなところで重なって寝てたら、いくら若くてもかぜひくぞー。」
「んぅ?」
船員の1人がこちらを見ながら話し掛ける。
お前ら?どういうこと…?と、思いながら下を見る。
「…お前、いつまで乗ってんだよ。」
エースがいらっしゃる。
………………!?!?!?
「なんでエースが下にいるの!?」
「はぁ?お前昨日の事覚えてねェのか?!」
「え…わ、俺、もしかして、なんかした?」
わたしがそう尋ねると、エースは顔を逸らして口ごもる。
「いゃ、なんかしたって言うか…されてたって言うか…。」
「え、なにそれどっち。」
「いや、大丈夫だ!うん!」
「何その煮え切らない答え。」
彼は、苦虫を噛み潰したような顔から真剣な顔でこちらを見て答える。
なるほど、わからん。
取り敢えずいつまでも彼の上に乗っている訳にも行かないので立ち上がろうとしたところ、私の体を浮遊感が襲う。
「うゎあ!?エ、エース!?」
浮遊感の正体はエースだった。
な、な、何を!している!!?
「アキお前…軽すぎだろ!こんなんじゃ海賊なんてやれねェぞ!?むしろ陸にいてもすぐ死ぬ。」
「んな!?失敬な!これでも鍛えてますけど!?」
「「「何処がだよ!!!」」」
失礼なことを言うエースに反論していたら、
いつの間に聞いていたのか、周りの船員達から否定される。
「みんなまで!見てよ!ちゃんと力こぶあるもん!!!」
「プヨプヨじゃねェかよ。」
「そんなの筋肉なんて言わねえぞ。」
「むしろただの肉だ、肉。」
「ぐもー!!!うるさーい!力こぶったら力こぶなんですぅ!!!」
(((……ぐも………?)))
みんな失礼だな!!!私の筋肉美をバカにする奴らなんぞ天罰が当たればいいのに!ていうか当たらす!
「くそぅ!俺をバカにすんなよ!思い知らせてやるかんな!
「「「「冷てぇ!!!出れねえ!?」」」」
「ふはははは!!!ざまぁ!!」
グレ兄の魔法でみんな寒がっちゃえ!精神年齢的にはほぼ同い年だろうけど!むしろ、長男よりも上ですけど!?肉体年齢は若いから、ちょっとくらいわがまましてもいいよね?お兄ちゃん達!
冷蔵庫で眠っていた缶詰を空けたみたいな朝のはなし
開けたって言うか、むしろ閉じ込めたった!
そしてその場を後にして、向かうは船医さんの待つ診察室。