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休みの日に家でメイクもせずにゆっくりしていると渉くんからメールが来た。
【今日これから空いてる?予定が無いなら会えるかな。】
「【大丈夫だよ〜】」
【分かった。今日は外でないからとびっきり可愛い格好しておいで】
「【はーい】 珍しいなぁ、何かあったかな??」
いつもならこんな急には来ない。
はいつも会った時か前の日には決めてくれる。
とりあえず、メイクをして、この間買った夏らしく淡いブルーのワンピースを着て待機。
【おまたせ。下、着いたよ】
と到着を知らせるラインが来たので家を出た。
「急にどうしたの?珍しいね」
「まぁ、うん」
ん…?怒ってる…?
「なんか怒ってるの?いつもと違うよ?」
「べつに?怒ってない。」
「…そっか、気のせいか」
なわけないじゃん!絶対怒ってる。
私なにかしたかな…渉くんが怒りそうなこと…何か言ったかな…
渉くん普段は優しくて、ふわふわと穏やかに笑っている。
オマケにその顔はイケメンときたもんだから、私なんかが釣り合うかどうかたまに頭を抱えるほどだ。
が、人よりもほんの少し…いや、かなり束縛する。
それはもう自覚もあれば周知の事実で、外では思い切り地味な格好をして欲しいと思っているほど。
私が可愛すぎて(そんなことは断じてない。)、ほかの男に見せたくないという理由らしい。
なにかしたかと無言の車内で必死に考えていれば、気づけば渉くんの家に着いていた。
空気が重い中、部屋に入ってソファーに座る。
「ほんと…」
「ねぇ、この間誰といたの?」
ほんとに怒ってない?って聞こうとしたらそれを遮って渉くんが一言。
「ん?誰って、」
「拓篤が偶然見たって。男の人の車に乗ってる紗夜の姿」
寺島さんが…?渉くん以外の男の人の車に乗るわけない。
ほんとに思い当たるふしがなく困ってると、
「壮馬も君が男の人と買い物してるところ見たんだって。
しかもアクセサリーショップで」
買い物…、車…、アクセサリー…、
あっ。
一つだけ思い当たって声を出すと、渉くんの顔がもっと怪訝そうな顔になった。
怖い。顔が整っているだけにイケメンのその顔は怖い。
「わ、渉くん…」
「はい」
「その相手、多分兄」
「…お、お兄さん…??」
「うん。」
「…紗夜お兄さんなんていたの?」
渉くんが面食らったような顔してる。
言ったことなかったっけな…
「4個上に一人。千葉から仕事の関係でこっち来てて、彼女へのプレゼント選びたいけど、分かんないから着いてきてくれって。」
「じゃぁ、僕の勘違い…??」
「かな?」
ちょっと笑ってそう言うと、はぁぁぁ〜〜と顔を手で覆いながらしゃがむ渉くん。
肌が白いから耳が赤いのが良くわかる。
「も〜〜〜そういうことは先に言っといて…」
「ゴメンって!その前に私が渉くん以外の男の人の車に乗るわけないじゃん!」
「だよね?!も〜〜〜。拓篤と壮馬に聞いた時信じなかったけど、紗夜この間から電話多かったし…ごめんね…でもこれからはお兄さんでも言って…」
「あー、それは予定合わせたりとかあったからね。
分かった分かった。ごめんね?」
さっきまでの顔とは一変ちょっと泣きそうな顔でぎゅっと抱きしめられたので、思わず「あ、可愛い。子供みたい」と思ってしまったことは内緒にして、私も彼の背中に手を回した。
【今日これから空いてる?予定が無いなら会えるかな。】
「【大丈夫だよ〜】」
【分かった。今日は外でないからとびっきり可愛い格好しておいで】
「【はーい】 珍しいなぁ、何かあったかな??」
いつもならこんな急には来ない。
はいつも会った時か前の日には決めてくれる。
とりあえず、メイクをして、この間買った夏らしく淡いブルーのワンピースを着て待機。
【おまたせ。下、着いたよ】
と到着を知らせるラインが来たので家を出た。
「急にどうしたの?珍しいね」
「まぁ、うん」
ん…?怒ってる…?
「なんか怒ってるの?いつもと違うよ?」
「べつに?怒ってない。」
「…そっか、気のせいか」
なわけないじゃん!絶対怒ってる。
私なにかしたかな…渉くんが怒りそうなこと…何か言ったかな…
渉くん普段は優しくて、ふわふわと穏やかに笑っている。
オマケにその顔はイケメンときたもんだから、私なんかが釣り合うかどうかたまに頭を抱えるほどだ。
が、人よりもほんの少し…いや、かなり束縛する。
それはもう自覚もあれば周知の事実で、外では思い切り地味な格好をして欲しいと思っているほど。
私が可愛すぎて(そんなことは断じてない。)、ほかの男に見せたくないという理由らしい。
なにかしたかと無言の車内で必死に考えていれば、気づけば渉くんの家に着いていた。
空気が重い中、部屋に入ってソファーに座る。
「ほんと…」
「ねぇ、この間誰といたの?」
ほんとに怒ってない?って聞こうとしたらそれを遮って渉くんが一言。
「ん?誰って、」
「拓篤が偶然見たって。男の人の車に乗ってる紗夜の姿」
寺島さんが…?渉くん以外の男の人の車に乗るわけない。
ほんとに思い当たるふしがなく困ってると、
「壮馬も君が男の人と買い物してるところ見たんだって。
しかもアクセサリーショップで」
買い物…、車…、アクセサリー…、
あっ。
一つだけ思い当たって声を出すと、渉くんの顔がもっと怪訝そうな顔になった。
怖い。顔が整っているだけにイケメンのその顔は怖い。
「わ、渉くん…」
「はい」
「その相手、多分兄」
「…お、お兄さん…??」
「うん。」
「…紗夜お兄さんなんていたの?」
渉くんが面食らったような顔してる。
言ったことなかったっけな…
「4個上に一人。千葉から仕事の関係でこっち来てて、彼女へのプレゼント選びたいけど、分かんないから着いてきてくれって。」
「じゃぁ、僕の勘違い…??」
「かな?」
ちょっと笑ってそう言うと、はぁぁぁ〜〜と顔を手で覆いながらしゃがむ渉くん。
肌が白いから耳が赤いのが良くわかる。
「も〜〜〜そういうことは先に言っといて…」
「ゴメンって!その前に私が渉くん以外の男の人の車に乗るわけないじゃん!」
「だよね?!も〜〜〜。拓篤と壮馬に聞いた時信じなかったけど、紗夜この間から電話多かったし…ごめんね…でもこれからはお兄さんでも言って…」
「あー、それは予定合わせたりとかあったからね。
分かった分かった。ごめんね?」
さっきまでの顔とは一変ちょっと泣きそうな顔でぎゅっと抱きしめられたので、思わず「あ、可愛い。子供みたい」と思ってしまったことは内緒にして、私も彼の背中に手を回した。