夢小説にまで仕事のことなんて！
と、今までは思っていました。
まだ働いた経験のない時、読み手としての私は
職場設定の小説は読んでいなかったです。
理由としては「会社」「仕事」というものが
想像つかなかったからですね。
テニプリキャラクター達の「大人設定」も
想像つきませんでしたし。

今は書き手になって、そして私は働いております。
大学卒業して、2社目です。
働いていると色々と考えさせられることが増え
ふと、ちょっと気分転換に現実味を帯びた小説にしてみよう
と思い立って書き始めたのが「オフィスシリーズ」です。
あとこの時期、高校や大学卒業してドキドキしながら
入社を待っている人たちもいるかな、とも思ったり。



このシリーズ、自分の経歴を元に書いています。
1社目は、金融機関の本店で営業をしてから
本部の総務に異動しました。
そして今は転職して、経理をしています。
総務×柳　[#book=77#]も
経理×日吉　[#book=76#]も
ちょっとずつ、私の経歴からの創作です。
なので、ちょっとずつですが実話も混ざっていますし
私の仕事への取り組み方も含まれています。


[#book=76#]の
「私は良く言えば平和主義者、悪く言えば八方美人だ」は
まさしく私そのものですし笑
でも本当に八方美人だと思われないように
自分の中にちゃんと信念は持っているつもりですけどね。


[#book=78#]のシュレッダーエピソードも実話です。
驚きですよね。
よくこの話すると引かれます笑
私が書類を盗まれて
シュレッダーされたことを知ったのは
その事件から3年くらい経って、転職した後でした。
当時の上司と先輩方と飲みに行った時に聞いて驚きました。
夢主同様、大卒後本店の営業になって
男性の中一人で、紅一点だから可愛がられたし
皆が親切にしてくれてるし
涼しい顔してるって思われたみたいで。
そんなに嫌われていたのか、とショックではありましたが
何年も黙ってくれていた上司には感謝です。
(シュレッダーした先輩はその後
私にいきなり優しくなりました。
今思えば上司達に嫌がらせが露見して怒られたから
優しくなったのでしょうね･･･笑）




仕事をしていく中で
プライドを持った人もいれば
適当に仕事してサボりがちな人
楽しく仕事したい人
無駄な付き合いはしたくない人
人の粗捜しばかりして何かと文句を言う人・・・
色んな人と一緒に働くことになります。
中には私の出会ったシュレッダー先輩のような人や
パワハラしてくる人
セクハラしてくる人、嫌な人もいます。
そのせいで、心を病んでしまう人もいます。
どうやって付き合っていくかは難しいです。
私自身、仕事に行きたくなくて本当になにもかも
嫌になった時期もありました。
でもそんなとき、気遣ってくれる同僚先輩上司がいて
なんとか皆に助けられて今の自分があります。
助けてくれる人すらいないような会社は
すっぱり辞めてしまったほうが良いと私は思います。
辞められない様々な理由はあるとは思いますけどね。


今、私は先輩という立場になりました。
私が助けてもらったように
仕事を教えるだけでなく後輩を助けられる先輩になりたい。
頼られる存在でありたいと思っています。

小説書いてる話からちょっと大きな重い話になりました笑
先週、全く部署の違う後輩から
泣きながら相談に乗って欲しいと
言われたことが引き金ですね。
(”嫌がらせされて辞めようと思ってるけど
会社は好きだからこんなことで辞めたくない。
悔しいんです”って泣きながら言われました･･･。
気づけなくて申し訳なかったです。
結局彼女は上に相談して
頑張っていくという結果になりました)



仕事って難しい！人間関係ってめんどくさい！
って思いながら毎日仕事しています笑
でも悩みながらも、楽しみながら仕事しています。
四天宝宝の「勝ったモン勝ち」を
私は「楽しんだモン勝ち」と
思うようにしていますが
この考え方は、結構おすすめです。

さあ、明日からも頑張ります。