interview
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すごい。
226cmって本当に大きい。
私も170cmくらいあるから女子としては大きい方だけど
私とは50cm以上差もあるから、見上げる角度がすごい。
『今日は、よろしくお願いします』
「ああ。よろしく頼む」
いくつか考えていた質問を投げかけていくと
越知くんは淡々と答えてくれた。
でもその淡々とした雰囲気は冷たくは感じることはなく
丁寧で、穏やかで、優しい雰囲気がした。
“精神の暗殺者”なんて言われているから
少し身構えていたのだけれど
何も心配することはなかった。
むしろ彼と話すことは、今まで1番気持ちが落ち着けたし
非常に話しやすく感じる。
越知くんにそう伝えると、彼は少し戸惑っていた。
「そんな風に言われたのは初めてだ」
『そうなの?』
「怖がられることが多いからな」
『怖くなんてないのに。越知くんと話すの、楽しいよ』
楽しい、という言葉が余程意外だったのか
自分で“楽しい、か”と一言呟いて
何やら考え込んでしまった。
なんだろう。
背も高くてクールで格好いいのに、可愛く見えてくる。
そういえばメッシュを入れた理由も
愛猫ちゃんとお揃いにするためという
可愛いらしい理由だったなと、微笑ましく思っていたら
足元にふわっと、何かが触れた。
『あっ、猫!』
「……!」
合宿所に住み着いているのか人懐っこくて可愛い。
抱っこして触っていたら、何故か越知くんが
私から距離を取り始めた。
『どうしたの?確か猫好きだったよね?』
「あぁ。…だが、俺が近くづくと、逃げるだろう」
そういえば、苦手なことを聞いたとき
犬が逃げることだと話していた。
どうやら彼は、動物が好きだけど
動物に嫌われやすい体質のようだ。
『大丈夫だよ。
今この子落ち着いてるし触れても大丈夫だと思う』
越知くんはしばらく様子を見ていたけど
やはり気になるみたいで
ゆっくり、私の腕の中にいる猫に近づいて
そっと、猫に触れた。
猫は彼の大きな手が気持ち良いのか
頭をぐりぐりと押し付けて甘えている。
『ほらね』
「……お前は動物に好かれるんだな」
『違うよ。越知くんが好かれてるんだよ』
彼を見上げると、予想以上に距離が近くて
長い前髪から切れ長の、綺麗な瞳と目が合った。
綺麗な目だね、って言うと
お前のほうがな、と小さく笑われ
違う意味で、“精神の暗殺者”だなと思ったのだった。
(月光さん!どないでした?)
(あぁ、有意義な時間だった)
(珍しいですね、そないなこと言わはるん)
(そうだな。
触れることもできたし、良いリフレッシュになった)
(へっ!?触れる!?)
(あぁ。いつもはなかなか触れられないのだが)
(そらそうでしょ…って、前々から知り合いやったんでっか!?)
(?そうだが)
(アカン…色々頭追いついてへん…取材大丈夫やろか)
226cmって本当に大きい。
私も170cmくらいあるから女子としては大きい方だけど
私とは50cm以上差もあるから、見上げる角度がすごい。
『今日は、よろしくお願いします』
「ああ。よろしく頼む」
いくつか考えていた質問を投げかけていくと
越知くんは淡々と答えてくれた。
でもその淡々とした雰囲気は冷たくは感じることはなく
丁寧で、穏やかで、優しい雰囲気がした。
“精神の暗殺者”なんて言われているから
少し身構えていたのだけれど
何も心配することはなかった。
むしろ彼と話すことは、今まで1番気持ちが落ち着けたし
非常に話しやすく感じる。
越知くんにそう伝えると、彼は少し戸惑っていた。
「そんな風に言われたのは初めてだ」
『そうなの?』
「怖がられることが多いからな」
『怖くなんてないのに。越知くんと話すの、楽しいよ』
楽しい、という言葉が余程意外だったのか
自分で“楽しい、か”と一言呟いて
何やら考え込んでしまった。
なんだろう。
背も高くてクールで格好いいのに、可愛く見えてくる。
そういえばメッシュを入れた理由も
愛猫ちゃんとお揃いにするためという
可愛いらしい理由だったなと、微笑ましく思っていたら
足元にふわっと、何かが触れた。
『あっ、猫!』
「……!」
合宿所に住み着いているのか人懐っこくて可愛い。
抱っこして触っていたら、何故か越知くんが
私から距離を取り始めた。
『どうしたの?確か猫好きだったよね?』
「あぁ。…だが、俺が近くづくと、逃げるだろう」
そういえば、苦手なことを聞いたとき
犬が逃げることだと話していた。
どうやら彼は、動物が好きだけど
動物に嫌われやすい体質のようだ。
『大丈夫だよ。
今この子落ち着いてるし触れても大丈夫だと思う』
越知くんはしばらく様子を見ていたけど
やはり気になるみたいで
ゆっくり、私の腕の中にいる猫に近づいて
そっと、猫に触れた。
猫は彼の大きな手が気持ち良いのか
頭をぐりぐりと押し付けて甘えている。
『ほらね』
「……お前は動物に好かれるんだな」
『違うよ。越知くんが好かれてるんだよ』
彼を見上げると、予想以上に距離が近くて
長い前髪から切れ長の、綺麗な瞳と目が合った。
綺麗な目だね、って言うと
お前のほうがな、と小さく笑われ
違う意味で、“精神の暗殺者”だなと思ったのだった。
(月光さん!どないでした?)
(あぁ、有意義な時間だった)
(珍しいですね、そないなこと言わはるん)
(そうだな。
触れることもできたし、良いリフレッシュになった)
(へっ!?触れる!?)
(あぁ。いつもはなかなか触れられないのだが)
(そらそうでしょ…って、前々から知り合いやったんでっか!?)
(?そうだが)
(アカン…色々頭追いついてへん…取材大丈夫やろか)