interview
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「ちゃーい☆
今日は取材よろしくなあ。楽しみにしてたんやで」
『あはは…、よろしくね』
先ほどの取材とは180度違い過ぎて
自分のテンションがまだ戻せずにいた。
平等院くんに合わせていたペースを
なんとか彼、種ヶ島くんのペースに合わせるも
テンションの高さに付いていけるだろうか…と
序盤から心配になる。
とりあえず、さっそく事前に準備していた質問を
投げかけていくとスラスラと答えてくれた。
「好きな食べ物は、てびちやな☆」
『てびちって、偏見かもしれないけど珍しいね』
「お、[#dn=1#]さん知ってるんやな。
案外豚足はわかっても、てびち知らん人も多いねんけど」
『実際に食べる機会があまりないから
認知度が低いのかもね。私も食べたことないや』
「せやったら今度食べに連れてったるで☆」
種ヶ島くんの返しにとりあえず笑って誤魔化し
次の質問へと移る。
稀に見るチャラさだなと思っていたけれど
話していくうちに、彼がただノリの良いだけの
男の子ってわけではないと感じてきた。
私の問いに対しても、彼は必ずプラスαで返してくれる。
取材する側にとって、願ってもない100点満点の回答。
本人も、にこにこと笑っていて楽しそうにしているから
こちらとしても気持ちが良い。
空気が読めるというか、計算高いというか。
『…まだちょっとしか、関わってはないけど
種ヶ島くんはかなり周りを見て行動できるタイプだよね。
先の先まで読んで
自分の取るべき行動を咄嗟に出来る器用な人』
「……それも質問?」
『いや、感想かな。素直にすごいと思って』
好きな科目は心理学。
座右の銘は本来無一物。
特技は合コン。
ここまで得た情報を見て、ふと止まる。
そうか、もしかしたら合コンは
彼にとって楽しむ場だけでなく
ある意味心理戦の場なのかもしれない。
だから、趣味ではなく特技なのか。
目の前の種ヶ島くんは、次は〜?と言いながら
笑っているけれど計り知れないメンタルの強さを
間近に感じた。
『ありがとうございました。
種ヶ島くんの試合は
よく閃きテニスって言われてるみたいだけど
その遊び心と視野の広さが、閃きに繋がるんだろうなって
今回の取材でわかったよ』
「……こら平等院が気に入るのもわかるわあ」
『ん?なにが?』
こっちの話、と誤魔化され
種ヶ島くんは手を振って去っていった。
去り際に連絡先を渡してくるところは、流石だと思った。
(取材はいかがでしたかな?)
(オモロかったで〜!新鮮やったわあ)
(楽しめたようでなによりですなあ)
(お、なんや緊張しとるん?)
(そうですなあ。慣れないことですから)
(あの平等院も楽しんでたみたいやし大丈夫やで。
ええ姉ちゃんやったしな)
(…それはそれはどのような方なのか
興味が湧いてきましたなあ)
今日は取材よろしくなあ。楽しみにしてたんやで」
『あはは…、よろしくね』
先ほどの取材とは180度違い過ぎて
自分のテンションがまだ戻せずにいた。
平等院くんに合わせていたペースを
なんとか彼、種ヶ島くんのペースに合わせるも
テンションの高さに付いていけるだろうか…と
序盤から心配になる。
とりあえず、さっそく事前に準備していた質問を
投げかけていくとスラスラと答えてくれた。
「好きな食べ物は、てびちやな☆」
『てびちって、偏見かもしれないけど珍しいね』
「お、[#dn=1#]さん知ってるんやな。
案外豚足はわかっても、てびち知らん人も多いねんけど」
『実際に食べる機会があまりないから
認知度が低いのかもね。私も食べたことないや』
「せやったら今度食べに連れてったるで☆」
種ヶ島くんの返しにとりあえず笑って誤魔化し
次の質問へと移る。
稀に見るチャラさだなと思っていたけれど
話していくうちに、彼がただノリの良いだけの
男の子ってわけではないと感じてきた。
私の問いに対しても、彼は必ずプラスαで返してくれる。
取材する側にとって、願ってもない100点満点の回答。
本人も、にこにこと笑っていて楽しそうにしているから
こちらとしても気持ちが良い。
空気が読めるというか、計算高いというか。
『…まだちょっとしか、関わってはないけど
種ヶ島くんはかなり周りを見て行動できるタイプだよね。
先の先まで読んで
自分の取るべき行動を咄嗟に出来る器用な人』
「……それも質問?」
『いや、感想かな。素直にすごいと思って』
好きな科目は心理学。
座右の銘は本来無一物。
特技は合コン。
ここまで得た情報を見て、ふと止まる。
そうか、もしかしたら合コンは
彼にとって楽しむ場だけでなく
ある意味心理戦の場なのかもしれない。
だから、趣味ではなく特技なのか。
目の前の種ヶ島くんは、次は〜?と言いながら
笑っているけれど計り知れないメンタルの強さを
間近に感じた。
『ありがとうございました。
種ヶ島くんの試合は
よく閃きテニスって言われてるみたいだけど
その遊び心と視野の広さが、閃きに繋がるんだろうなって
今回の取材でわかったよ』
「……こら平等院が気に入るのもわかるわあ」
『ん?なにが?』
こっちの話、と誤魔化され
種ヶ島くんは手を振って去っていった。
去り際に連絡先を渡してくるところは、流石だと思った。
(取材はいかがでしたかな?)
(オモロかったで〜!新鮮やったわあ)
(楽しめたようでなによりですなあ)
(お、なんや緊張しとるん?)
(そうですなあ。慣れないことですから)
(あの平等院も楽しんでたみたいやし大丈夫やで。
ええ姉ちゃんやったしな)
(…それはそれはどのような方なのか
興味が湧いてきましたなあ)