きみはクラスメート(中編小説)
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図書館で勉強していたらブルッとスマホが震えた。
通知を見るとディスプレイには毛利くんの名前。
開くと写真が送られてきていた。
『ふふっ…楽しそう』
そこにはセグウェイに乗って
楽しそうにはしゃぐ種ヶ島の姿。
合宿所のお手伝いを終えてから
毛利くんや入江くんが頻繁に種ヶ島の写真を
送ってくれるようになった。
普段見ることの出来ないような写真ばかりで
素直に嬉しい。
私はすぐさまその写真を保存して、参考書に戻る。
控えているのは、受験。
色々と悩んだけれど
私は少し離れた県にある、大学を受験することにした。
やりたいことが、できたのだ。
というか、明確になった。
種ヶ島が合宿で頑張っているから
私だって勉強頑張らなければ、そう気持ちを引き締めて
しばらく図書館に入り浸りの毎日を続けていた。
”〜〜♪〜〜“
家に帰ってしばらくするとスマホから音楽が鳴った。
逸る気持ちを抑えて画面をタップすると
聞きたかった声がする。
『もしもし』
「ちゃい☆第一声から可愛い声やな」
『ふふっ、なにそれ』
種ヶ島の声が、じんわり響く。
好きな人の声は
どうしてこうも私を安心させてくれるのだろう。
受験のこと、将来のことに不安を覚え
勉強に没頭していたせいか少し疲れてもいたので
余計に身に沁みる気がする。
「あ、せや。来週末、予定ある?」
『来週?何もないよ』
「そっち戻るから、デートせぇへん?」
『え!帰って来るの!?嬉しい!』
予期せぬお誘いに、思わず声がうわずって
子供みたいにはしゃいでしまった。
「…なんその可愛いすぎる反応は」
『いや、そのっ、だって…う、嬉しいものは嬉しいから…』
「はよ会いたいわぁ。
プランはあんねんけど行きたいとこあったら言うてな」
『うん。楽しみにしてるね』
電話しながらこっそりテレビを付けて
週末の天気予報を見てみる。
タイミング良く天気予報は流れてないか、と
思っていたら
ちなみに晴れやからちょうどええなあ
って笑いながら言われたのだった。
通知を見るとディスプレイには毛利くんの名前。
開くと写真が送られてきていた。
『ふふっ…楽しそう』
そこにはセグウェイに乗って
楽しそうにはしゃぐ種ヶ島の姿。
合宿所のお手伝いを終えてから
毛利くんや入江くんが頻繁に種ヶ島の写真を
送ってくれるようになった。
普段見ることの出来ないような写真ばかりで
素直に嬉しい。
私はすぐさまその写真を保存して、参考書に戻る。
控えているのは、受験。
色々と悩んだけれど
私は少し離れた県にある、大学を受験することにした。
やりたいことが、できたのだ。
というか、明確になった。
種ヶ島が合宿で頑張っているから
私だって勉強頑張らなければ、そう気持ちを引き締めて
しばらく図書館に入り浸りの毎日を続けていた。
”〜〜♪〜〜“
家に帰ってしばらくするとスマホから音楽が鳴った。
逸る気持ちを抑えて画面をタップすると
聞きたかった声がする。
『もしもし』
「ちゃい☆第一声から可愛い声やな」
『ふふっ、なにそれ』
種ヶ島の声が、じんわり響く。
好きな人の声は
どうしてこうも私を安心させてくれるのだろう。
受験のこと、将来のことに不安を覚え
勉強に没頭していたせいか少し疲れてもいたので
余計に身に沁みる気がする。
「あ、せや。来週末、予定ある?」
『来週?何もないよ』
「そっち戻るから、デートせぇへん?」
『え!帰って来るの!?嬉しい!』
予期せぬお誘いに、思わず声がうわずって
子供みたいにはしゃいでしまった。
「…なんその可愛いすぎる反応は」
『いや、そのっ、だって…う、嬉しいものは嬉しいから…』
「はよ会いたいわぁ。
プランはあんねんけど行きたいとこあったら言うてな」
『うん。楽しみにしてるね』
電話しながらこっそりテレビを付けて
週末の天気予報を見てみる。
タイミング良く天気予報は流れてないか、と
思っていたら
ちなみに晴れやからちょうどええなあ
って笑いながら言われたのだった。