私の彼氏はかまってちゃん
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「好き。めっちゃ好き」
「ほんまに可愛い。もう俺のことどないする気やの」
「怒った顔も、もうなんでも可愛いわ。
何してても俺の彼女が一番可愛い」
私の彼氏、種ヶ島修二は普段は飄々としていて
人には本音を見せないような、掴めないタイプだ。
合コン好きだし、ナイトプールが好きだし
典型的な”陽キャ”
”チャラ男”っていう見た目なんだけど
付き合って驚いた。
めちゃくちゃ甘えたがりのかまってちゃん。
「メンタル7の男やで☆」って
言っていたあの言葉は嘘だったかのよう。
今だって、私がちょっと徳川くんや
越知くんと話をしていたらこの有様。
部屋に呼ばれて、ベッドに座らされ
後ろから抱き締められている。
そして冒頭に至る。
『・・・ねぇ、もうわかったから。離してくれない?暑い』
「うんうん。
大好きな修さんに抱き締められて
火照ったん?可愛いわぁ」
『いや、8月よ。暑いんだって』
「せやねえ。修さんも熱うなってきてもうた☆」
『だから違うって!やめっ・・・んぅっ・・!』
そこからは、あれよあれよと流されてしまって
修ニの良いように手籠にされてしまった。
身体中に印を付けられて
首元にまで付けられた跡をなんとか隠す。
こんな所に絆創膏って、バレバレじゃん。
それでも許してしまう当たり、私も修二に相当甘いのだ。
「水野・・・、お前よぉ、もう少しうまく隠せし」
『えぇ!隠したつもりだけど、み、見えてる?』
竜次に言われて慌てて鏡を見ると
首筋には他にも何箇所か付けられていた。
「はぁ・・・。盛んのは構わねぇけど
中学生共もいるんだし目に毒だろ」
『だったら竜次からも言ってよ・・・!』
絆創膏を貼り直しながら睨みつけると
またため息をつかれた。
「俺が言っても聞かねぇし・・・
つっても、お前ぇもまんざらじゃねぇだろ」
『それは・・・』
おっしゃる通り。全く嫌なわけではない。
寧ろ嬉しいのは嬉しい。
修二から告白された時は、冗談だと思ったのだ。
モテまくっている彼が、ただのマネージャーである私に
告白するなんて信じられなかったし
付き合ってからもしばらくは信じられなかった。
遊ばれているのでは?と疑っていたのだったが
ここまで愛情表現されれば
次第に信ぜざるを得なかった。
「まぁ、うまくやってくれし。
お前と付き合いだしてから
機嫌も調子も良いんだよ、あいつ」
ポンッと竜次に頭を撫でられる。
ここの男どもは本当に女性の扱いに長けている。
と、のんきに感心していると、竜次の顔がこわばった。
「ちゃい☆竜次何やってるん?
人の彼女に手ぇ出したらあかんやろ?」
『え?違うよ、ちょっと話してただけ・・・』
修二の顔は、笑っているようで笑っていなかった。
「俺がこいつに手ぇ出すわけねぇだろうが。
どれだけお前から話聞いてると思ってんだし」
「・・・さよか。千明、行くで」
竜次が口パクて”悪い”って言ったように見える。
私は黙って手を引かれて
修二について行くことしかできなかった。
修二の部屋に着いた途端に、ベッドへと押し倒された。
『ちょっと・・・!待って待って!
流石に今からはダメだって!』
「・・・ダメなん?」
まだ外は明るく、各々が自主練をしている時間だ。
ここで流されてはいけない。
『まだ練習残ってるでしょ?後からなら良いから・・・』
「せぇへんから、千明に触れるんは許したって?」
『・・・修二、どうしたの?』
「ハハッ、俺格好悪いなぁ・・・。
千明相手やと、まーったく余裕ないわ。
徳川とツッキーと話しよるんも
本当はあぁいう真面目なタイプが好きなんちゃうやろか、とか
竜次みたいな大人な包容力あるほうが
千明に似合うんやろか、とか思うてしもて」
情けないわ、と修二は呟いて
私を強く、強く抱きしめる。
『修二・・・私、修二しか見えてないよ。
最初は私を好きって言ってくれるの
信じられなかった。
修二みたいに格好良くて完ぺきな人が
平凡な私を好きなるってあり得ないって……。
でも、いっぱい好きって言ってくれて
私にだけ甘えてくれて
今みたいに、ちゃんと本音言ってくれるし・・・
本当に、嬉しいよ』
「呆れてへん?格好良くもない、完璧でもない
ただの甘えたかまってちゃんメンヘラ系男子でも」
『ふふっ、呆れてないよ。どんな修二でも大好き』
修二は私の胸に顔を埋めて、頭をぐりぐりと押し付けてくる。
試合のときの雰囲気や、皆と楽しんでいる時
そして今のこの状態。
私はこの人のギャップに弱いのだと思う。
愛されている自覚はあったけど
もう少し、私からも愛を伝えるようにしよう。
彼が寂しくならないように。
(そういえば竜次がいつも話聞いてるって、どういう意味?)
(ん?千明の可愛かったこととか
惚気話のことに決まってるやん)
(ちょっ・・・!そんなこと話さないでよっ)
(えぇ~だって自慢したなるやん。
誰にでも言うわけにはあかんから竜次にだけな)
(竜次、聞きたくもないだろうに・・・って
ねぇ、なにか当たってるんですけど)
(ちっこい修さんが元気になってもうたわ。
あ、小さないけど☆)
(後からって言ったよね!?)
(ん~、嫌われたないから今は我慢するけど・・・
後なら、いくらでもええん?)
(っつ、それは・・・)
(早よ夜にならへんかな~。
・・・いーっぱい、可愛がったる)
「ほんまに可愛い。もう俺のことどないする気やの」
「怒った顔も、もうなんでも可愛いわ。
何してても俺の彼女が一番可愛い」
私の彼氏、種ヶ島修二は普段は飄々としていて
人には本音を見せないような、掴めないタイプだ。
合コン好きだし、ナイトプールが好きだし
典型的な”陽キャ”
”チャラ男”っていう見た目なんだけど
付き合って驚いた。
めちゃくちゃ甘えたがりのかまってちゃん。
「メンタル7の男やで☆」って
言っていたあの言葉は嘘だったかのよう。
今だって、私がちょっと徳川くんや
越知くんと話をしていたらこの有様。
部屋に呼ばれて、ベッドに座らされ
後ろから抱き締められている。
そして冒頭に至る。
『・・・ねぇ、もうわかったから。離してくれない?暑い』
「うんうん。
大好きな修さんに抱き締められて
火照ったん?可愛いわぁ」
『いや、8月よ。暑いんだって』
「せやねえ。修さんも熱うなってきてもうた☆」
『だから違うって!やめっ・・・んぅっ・・!』
そこからは、あれよあれよと流されてしまって
修ニの良いように手籠にされてしまった。
身体中に印を付けられて
首元にまで付けられた跡をなんとか隠す。
こんな所に絆創膏って、バレバレじゃん。
それでも許してしまう当たり、私も修二に相当甘いのだ。
「水野・・・、お前よぉ、もう少しうまく隠せし」
『えぇ!隠したつもりだけど、み、見えてる?』
竜次に言われて慌てて鏡を見ると
首筋には他にも何箇所か付けられていた。
「はぁ・・・。盛んのは構わねぇけど
中学生共もいるんだし目に毒だろ」
『だったら竜次からも言ってよ・・・!』
絆創膏を貼り直しながら睨みつけると
またため息をつかれた。
「俺が言っても聞かねぇし・・・
つっても、お前ぇもまんざらじゃねぇだろ」
『それは・・・』
おっしゃる通り。全く嫌なわけではない。
寧ろ嬉しいのは嬉しい。
修二から告白された時は、冗談だと思ったのだ。
モテまくっている彼が、ただのマネージャーである私に
告白するなんて信じられなかったし
付き合ってからもしばらくは信じられなかった。
遊ばれているのでは?と疑っていたのだったが
ここまで愛情表現されれば
次第に信ぜざるを得なかった。
「まぁ、うまくやってくれし。
お前と付き合いだしてから
機嫌も調子も良いんだよ、あいつ」
ポンッと竜次に頭を撫でられる。
ここの男どもは本当に女性の扱いに長けている。
と、のんきに感心していると、竜次の顔がこわばった。
「ちゃい☆竜次何やってるん?
人の彼女に手ぇ出したらあかんやろ?」
『え?違うよ、ちょっと話してただけ・・・』
修二の顔は、笑っているようで笑っていなかった。
「俺がこいつに手ぇ出すわけねぇだろうが。
どれだけお前から話聞いてると思ってんだし」
「・・・さよか。千明、行くで」
竜次が口パクて”悪い”って言ったように見える。
私は黙って手を引かれて
修二について行くことしかできなかった。
修二の部屋に着いた途端に、ベッドへと押し倒された。
『ちょっと・・・!待って待って!
流石に今からはダメだって!』
「・・・ダメなん?」
まだ外は明るく、各々が自主練をしている時間だ。
ここで流されてはいけない。
『まだ練習残ってるでしょ?後からなら良いから・・・』
「せぇへんから、千明に触れるんは許したって?」
『・・・修二、どうしたの?』
「ハハッ、俺格好悪いなぁ・・・。
千明相手やと、まーったく余裕ないわ。
徳川とツッキーと話しよるんも
本当はあぁいう真面目なタイプが好きなんちゃうやろか、とか
竜次みたいな大人な包容力あるほうが
千明に似合うんやろか、とか思うてしもて」
情けないわ、と修二は呟いて
私を強く、強く抱きしめる。
『修二・・・私、修二しか見えてないよ。
最初は私を好きって言ってくれるの
信じられなかった。
修二みたいに格好良くて完ぺきな人が
平凡な私を好きなるってあり得ないって……。
でも、いっぱい好きって言ってくれて
私にだけ甘えてくれて
今みたいに、ちゃんと本音言ってくれるし・・・
本当に、嬉しいよ』
「呆れてへん?格好良くもない、完璧でもない
ただの甘えたかまってちゃんメンヘラ系男子でも」
『ふふっ、呆れてないよ。どんな修二でも大好き』
修二は私の胸に顔を埋めて、頭をぐりぐりと押し付けてくる。
試合のときの雰囲気や、皆と楽しんでいる時
そして今のこの状態。
私はこの人のギャップに弱いのだと思う。
愛されている自覚はあったけど
もう少し、私からも愛を伝えるようにしよう。
彼が寂しくならないように。
(そういえば竜次がいつも話聞いてるって、どういう意味?)
(ん?千明の可愛かったこととか
惚気話のことに決まってるやん)
(ちょっ・・・!そんなこと話さないでよっ)
(えぇ~だって自慢したなるやん。
誰にでも言うわけにはあかんから竜次にだけな)
(竜次、聞きたくもないだろうに・・・って
ねぇ、なにか当たってるんですけど)
(ちっこい修さんが元気になってもうたわ。
あ、小さないけど☆)
(後からって言ったよね!?)
(ん~、嫌われたないから今は我慢するけど・・・
後なら、いくらでもええん?)
(っつ、それは・・・)
(早よ夜にならへんかな~。
・・・いーっぱい、可愛がったる)