過保護
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過保護
この言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
多くの人はきっと「うちの両親は過保護だから」と
親が子に対する、行き過ぎた心配や愛情のことを
思い浮かべると思う。
「過保護な親」
「過保護に育てられた」等
例文としてもしっくり来る。
だけど、私にとって「過保護」と聞くと
彼のことしか思いつかないのだ。
朝目が覚めて、まず確認するのは枕元に転がっているスマホ。
“おはよう”と連絡すれば
速攻で既読になり”おはようさん☆”と返信が来る。
身支度を整え、部屋から出ると
廊下にはスマホを片手にした修二くんの姿。
『おはよう。・・・迎えなんていらないのに』
「え~。俺の楽しみ奪わんといて」
ほぼ毎朝、彼は私の部屋まで迎えに来て
一緒に朝食を食べに行く。
いくら広い施設だとはいっても
部屋とレストランの距離なんてすぐそこだ。
迎えに来る必要性なんて全くないし
むしろ修二くんの部屋のほうがレストランに近いのだから
遠回りさせてしまっている。
それでも何度迎えはいらないと言っても
「心配やねん」
「朝苦手やろ?」
「朝イチに彼女の顔見たいやん」
と言われてしまい何も言い返せないのだ。
レストランに着くと、大曲くんや越知くんたちがいて
毛利くんが手を振っている。
どうやら私達の席も確保してくれているよう。
「里英、これ好きやろ?取ったるから皿寄せてや」
『あ、うん。ありがとう』
「熱いから溢さへんようにな」
『大丈夫だよ』
私の好きな物を取り分けてくれて
トレーに乗せるときも
バランスを崩さないよう丁寧に置いてくれる。
言われた通りに溢さないよう
ゆっくりと席に向かっていると
修二くんは私の歩幅に合わせて歩いてくれているようだ。
3人と合流して他愛のない会話をしていると
修二くんがいきなり「あっ!」と声をあげた。
「これめっちゃうまいで!里英食べてみいひん?」
『え?』
修二くんがスプーンですくって
あーん、と私の口元に運ぶ。
『えっ!?いや、さすがに皆いるし…!』
わたわたとして周囲を見ると
呆れた顔をした大曲くんと
顔を赤くした毛利くん
興味なさそうにしつつも視線を向けている越知くんがいて
私は修二くんの腕をぐいっと押し退けた。
「え~。しゃーないなあ。ほな取ってきたろ」
自分で行く、と言いかけたものの
修二くんは私の頭をぽんぽんと撫でて
さっさと行ってしまった。
「ホンマに意外でしたわ。
あないに世話焼きな人って思うてへんかった」
毛利くんが物珍しそうに修二くんの背中を見る。
世話焼き、というのは
この朝の時間のことだけではない。
日中の練習のときも
片付けをしていたらさりげなく手伝ってくれるし
外を歩いていたら段差があるとか
滑りやすいから気を付けろとかとにかく配慮がすごい。
「城田のことが心配なのだろう」
『そんなに心配させるようなこと、してるかな…』
他人からは“しっかりしている“と言われることが多い。
朝だって早起きは苦手だけど遅刻したこともないし
何にもないところで転けたことだってないし
うっかり忘れてた、なんてこともない。
そこまで、心配されるようなことは
彼の前でしたことはないのだ。
「…本人に聞いてみればいいし。
それに、もし構われすぎて嫌ならハッキリ言ってやれや」
『えっ!そんなんじゃ…』
嫌だとかそういうことが問題なのではない。
むしろ構われて嬉しいのだけど
ここまで甘やかされて
守られてい
ると、人としてダメになりそう。
「ちゃーい☆お待たせ」
上機嫌な修二くんが、お皿を持って戻ってきた。
聞こえていないか不安だったけど
にこにこと笑う修二くんはいつも通りで
私は安心して食事を続けたのだった。
『ふぅ。今日も疲れたー』
お風呂上がりに漏れでた独り言。
合宿所には女性スタッフさんもいるけど
この時間帯の利用者はいないので貸切状態だ。
のびのび大きなお風呂に
ゆっくり浸かれるのはありがたい。
自分の部屋に戻ろうと廊下を歩いていると
わいわいと、賑やかな声が聞こえてきた。
越前くん、切原くん、裕太くん、桃城くんに混ざって
修二くんが皆とテレビゲームをしている。
大人げない、と思ったけど
様子を見ていると皆の頼れるお兄さんって感じで
一緒に遊んであげているような雰囲気だ。
こういう一面を見ると年下からも慕われていて
改めて好きだなあとか思ってしまう。
いや、いつでも好きなんだけど。
と、一人脳内惚気をしていたら
はた、と修二くんと目が合った。
「ほんなら、俺はここまでな」
「ちょっ!ズルいっスよ!」
「勝ち逃げですか!?」
あ、遊んであげてたけど、ちゃっかり勝ってはいたらしい。
ブーイングをものともせず
修二くんは私のもとへとやって来た。
『皆の相手はもういいの?』
「今から本気で相手せんといかん子が来たからなあ」
そういうと、修二くんは私の髪を手に取る。
「って、ちゃんと髪乾かしてないやん。
もー。ほら、乾かしたるから部屋行くで」
『このくらいすぐ乾くよ?』
「アカンて。里英の部屋でええな?」
ほんのちょっと、まあこのくらい
自然乾燥でいいやと思っていたのだけど
修二くん的にはアウトだったらしく
私は修二くんに手を引かれて自分の部屋に連れていかれた。
「ほい。ここに座り」
ポンポンと胡座を示されて、自分の上に座るように促される。
恥ずかしいなあと思いつつ、ちょっと嬉しい。
私が座ると、一番最弱に設定してドライヤーをかけてくれて
優しい手付きで髪をとかされる。
さっき同じことを自分でしたはずなのに
修二くんにしてもらうとすごく心地よい。
しばらく修二くんの手付きに身を委ねていたけど
ドライヤーの音が消えると
もう終わりか、なんて少し寂しく思ってしまう。
『修二くん、ありがとう。重かったでしょ?降りるね』
そう伝えたものの、修二くんから反応はない。
どうしたんだろうと後ろを向こうとしたけど
がばっと、後ろから抱きすくめられた。
首すじに彼の顔が埋められて、吐息が熱い。
『ど、どうしたの?』
いきなりの出来事に思わず声が上ずる。
割りとスキンシップは多いほうだけど
いつもと雰囲気が違う。
「ん~?なんもあらへんよ。ちょっとムラッとしただけやで」
『またそんなこと言って。
修二くんのことだったら私わかるんだからね』
そう言うと修二くんはまた黙ってしまったけど
抱きしめる腕には力がこもっていた。
しばらくそのまま、されるがままにしていたけど
私の顔の横にはすぐに彼の頭があり
なんとなく、撫でるように触れてみた。
「・・・構われすぎて、嫌やない?」
修二くんらしくない、ちょっと弱々しい声に驚く。
さっきまで「ちゃい☆」と
元気に言っていたのにどうしたんだろうと思い
ふと先程の大曲くんとの会話を思い出した。
聞こえていたんだ。
『・・・嫌じゃないよ。構ってくれて嬉しい。
でも私のこと甘やかしすぎだよ』
「好きすぎて、なんでもしてあげたなってまうんよな」
好きすぎて、の言葉の破壊力がすごい。
今背を向けている格好で良かったと思うくらい
顔がゆるゆるになっている。
『でもこんなに甘やかされて、過保護にされてたら
私ダメ人間になっちゃいそう』
「なってええよ。ダメ人間にするために
甘やかしとるようなもんやしなあ」
『なにそれ』
「ホンマやで。でろでろに甘やかして
俺なしじゃ生きられへんようになってや」
これがいつものノリなら
気持ちが重いよ、と冗談で返すのだけど
今日の修二くんはいつもと違って
何やら弱気モードなのでやめておくことにした。
『とっくに修二くんなしじゃ生きられないよ』
渾身の恥ずかしい台詞を言ったのに
修二くんてばまた黙りだ。
もう。と思って振り向いたら
予想外の表情をした修二くんの顔。
『えっ……?』
「ちょ……なんで振り向くん」
照れてる。
あの修二くんが照れてる。
どうせニヤニヤして
俺のことめっちゃ好きやーん、とか
言われると思ってたのに、この反応はズルい。
呆気に取られていると
コツン、と軽くおでこをデコピンされた。
『だ、だって、修二くんらしくない……!』
「俺かて好きな子からの甘い台詞には弱いんやて。
しかもなかなかデレてくれへんのに」
弱気で照れ屋な修二くんって、なんだか可愛い。
手を伸ばして、また彼の頭を撫でると
少しムスッとしていてそれもまた可愛かった。
自分ばかりが甘やかされていると思っていたけど
私も大概、彼を甘やかしているなあと
今さらになって気がついたのだった。
(いつもこうなら可愛いのに)
(男の色気たっぷりな修さんは?)
(…それも好きだけど)
(よーし、ほんなら見せたろ)
(いや、いいです…って、ちょっと…んぅっ)
(好きーって気持ち溢れてもうたからいっぱいキスしよや)
(んっ…もぅ……ふっ……)
(里英はちょっと意地悪な俺も好きやろ?)
(……ちがうもん)
(え~。いけずぅ)
(ちがうもん。どんな修二くんも全部好きだもん)
(…………なあ、アカンて)
この言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
多くの人はきっと「うちの両親は過保護だから」と
親が子に対する、行き過ぎた心配や愛情のことを
思い浮かべると思う。
「過保護な親」
「過保護に育てられた」等
例文としてもしっくり来る。
だけど、私にとって「過保護」と聞くと
彼のことしか思いつかないのだ。
朝目が覚めて、まず確認するのは枕元に転がっているスマホ。
“おはよう”と連絡すれば
速攻で既読になり”おはようさん☆”と返信が来る。
身支度を整え、部屋から出ると
廊下にはスマホを片手にした修二くんの姿。
『おはよう。・・・迎えなんていらないのに』
「え~。俺の楽しみ奪わんといて」
ほぼ毎朝、彼は私の部屋まで迎えに来て
一緒に朝食を食べに行く。
いくら広い施設だとはいっても
部屋とレストランの距離なんてすぐそこだ。
迎えに来る必要性なんて全くないし
むしろ修二くんの部屋のほうがレストランに近いのだから
遠回りさせてしまっている。
それでも何度迎えはいらないと言っても
「心配やねん」
「朝苦手やろ?」
「朝イチに彼女の顔見たいやん」
と言われてしまい何も言い返せないのだ。
レストランに着くと、大曲くんや越知くんたちがいて
毛利くんが手を振っている。
どうやら私達の席も確保してくれているよう。
「里英、これ好きやろ?取ったるから皿寄せてや」
『あ、うん。ありがとう』
「熱いから溢さへんようにな」
『大丈夫だよ』
私の好きな物を取り分けてくれて
トレーに乗せるときも
バランスを崩さないよう丁寧に置いてくれる。
言われた通りに溢さないよう
ゆっくりと席に向かっていると
修二くんは私の歩幅に合わせて歩いてくれているようだ。
3人と合流して他愛のない会話をしていると
修二くんがいきなり「あっ!」と声をあげた。
「これめっちゃうまいで!里英食べてみいひん?」
『え?』
修二くんがスプーンですくって
あーん、と私の口元に運ぶ。
『えっ!?いや、さすがに皆いるし…!』
わたわたとして周囲を見ると
呆れた顔をした大曲くんと
顔を赤くした毛利くん
興味なさそうにしつつも視線を向けている越知くんがいて
私は修二くんの腕をぐいっと押し退けた。
「え~。しゃーないなあ。ほな取ってきたろ」
自分で行く、と言いかけたものの
修二くんは私の頭をぽんぽんと撫でて
さっさと行ってしまった。
「ホンマに意外でしたわ。
あないに世話焼きな人って思うてへんかった」
毛利くんが物珍しそうに修二くんの背中を見る。
世話焼き、というのは
この朝の時間のことだけではない。
日中の練習のときも
片付けをしていたらさりげなく手伝ってくれるし
外を歩いていたら段差があるとか
滑りやすいから気を付けろとかとにかく配慮がすごい。
「城田のことが心配なのだろう」
『そんなに心配させるようなこと、してるかな…』
他人からは“しっかりしている“と言われることが多い。
朝だって早起きは苦手だけど遅刻したこともないし
何にもないところで転けたことだってないし
うっかり忘れてた、なんてこともない。
そこまで、心配されるようなことは
彼の前でしたことはないのだ。
「…本人に聞いてみればいいし。
それに、もし構われすぎて嫌ならハッキリ言ってやれや」
『えっ!そんなんじゃ…』
嫌だとかそういうことが問題なのではない。
むしろ構われて嬉しいのだけど
ここまで甘やかされて
守られてい
ると、人としてダメになりそう。
「ちゃーい☆お待たせ」
上機嫌な修二くんが、お皿を持って戻ってきた。
聞こえていないか不安だったけど
にこにこと笑う修二くんはいつも通りで
私は安心して食事を続けたのだった。
『ふぅ。今日も疲れたー』
お風呂上がりに漏れでた独り言。
合宿所には女性スタッフさんもいるけど
この時間帯の利用者はいないので貸切状態だ。
のびのび大きなお風呂に
ゆっくり浸かれるのはありがたい。
自分の部屋に戻ろうと廊下を歩いていると
わいわいと、賑やかな声が聞こえてきた。
越前くん、切原くん、裕太くん、桃城くんに混ざって
修二くんが皆とテレビゲームをしている。
大人げない、と思ったけど
様子を見ていると皆の頼れるお兄さんって感じで
一緒に遊んであげているような雰囲気だ。
こういう一面を見ると年下からも慕われていて
改めて好きだなあとか思ってしまう。
いや、いつでも好きなんだけど。
と、一人脳内惚気をしていたら
はた、と修二くんと目が合った。
「ほんなら、俺はここまでな」
「ちょっ!ズルいっスよ!」
「勝ち逃げですか!?」
あ、遊んであげてたけど、ちゃっかり勝ってはいたらしい。
ブーイングをものともせず
修二くんは私のもとへとやって来た。
『皆の相手はもういいの?』
「今から本気で相手せんといかん子が来たからなあ」
そういうと、修二くんは私の髪を手に取る。
「って、ちゃんと髪乾かしてないやん。
もー。ほら、乾かしたるから部屋行くで」
『このくらいすぐ乾くよ?』
「アカンて。里英の部屋でええな?」
ほんのちょっと、まあこのくらい
自然乾燥でいいやと思っていたのだけど
修二くん的にはアウトだったらしく
私は修二くんに手を引かれて自分の部屋に連れていかれた。
「ほい。ここに座り」
ポンポンと胡座を示されて、自分の上に座るように促される。
恥ずかしいなあと思いつつ、ちょっと嬉しい。
私が座ると、一番最弱に設定してドライヤーをかけてくれて
優しい手付きで髪をとかされる。
さっき同じことを自分でしたはずなのに
修二くんにしてもらうとすごく心地よい。
しばらく修二くんの手付きに身を委ねていたけど
ドライヤーの音が消えると
もう終わりか、なんて少し寂しく思ってしまう。
『修二くん、ありがとう。重かったでしょ?降りるね』
そう伝えたものの、修二くんから反応はない。
どうしたんだろうと後ろを向こうとしたけど
がばっと、後ろから抱きすくめられた。
首すじに彼の顔が埋められて、吐息が熱い。
『ど、どうしたの?』
いきなりの出来事に思わず声が上ずる。
割りとスキンシップは多いほうだけど
いつもと雰囲気が違う。
「ん~?なんもあらへんよ。ちょっとムラッとしただけやで」
『またそんなこと言って。
修二くんのことだったら私わかるんだからね』
そう言うと修二くんはまた黙ってしまったけど
抱きしめる腕には力がこもっていた。
しばらくそのまま、されるがままにしていたけど
私の顔の横にはすぐに彼の頭があり
なんとなく、撫でるように触れてみた。
「・・・構われすぎて、嫌やない?」
修二くんらしくない、ちょっと弱々しい声に驚く。
さっきまで「ちゃい☆」と
元気に言っていたのにどうしたんだろうと思い
ふと先程の大曲くんとの会話を思い出した。
聞こえていたんだ。
『・・・嫌じゃないよ。構ってくれて嬉しい。
でも私のこと甘やかしすぎだよ』
「好きすぎて、なんでもしてあげたなってまうんよな」
好きすぎて、の言葉の破壊力がすごい。
今背を向けている格好で良かったと思うくらい
顔がゆるゆるになっている。
『でもこんなに甘やかされて、過保護にされてたら
私ダメ人間になっちゃいそう』
「なってええよ。ダメ人間にするために
甘やかしとるようなもんやしなあ」
『なにそれ』
「ホンマやで。でろでろに甘やかして
俺なしじゃ生きられへんようになってや」
これがいつものノリなら
気持ちが重いよ、と冗談で返すのだけど
今日の修二くんはいつもと違って
何やら弱気モードなのでやめておくことにした。
『とっくに修二くんなしじゃ生きられないよ』
渾身の恥ずかしい台詞を言ったのに
修二くんてばまた黙りだ。
もう。と思って振り向いたら
予想外の表情をした修二くんの顔。
『えっ……?』
「ちょ……なんで振り向くん」
照れてる。
あの修二くんが照れてる。
どうせニヤニヤして
俺のことめっちゃ好きやーん、とか
言われると思ってたのに、この反応はズルい。
呆気に取られていると
コツン、と軽くおでこをデコピンされた。
『だ、だって、修二くんらしくない……!』
「俺かて好きな子からの甘い台詞には弱いんやて。
しかもなかなかデレてくれへんのに」
弱気で照れ屋な修二くんって、なんだか可愛い。
手を伸ばして、また彼の頭を撫でると
少しムスッとしていてそれもまた可愛かった。
自分ばかりが甘やかされていると思っていたけど
私も大概、彼を甘やかしているなあと
今さらになって気がついたのだった。
(いつもこうなら可愛いのに)
(男の色気たっぷりな修さんは?)
(…それも好きだけど)
(よーし、ほんなら見せたろ)
(いや、いいです…って、ちょっと…んぅっ)
(好きーって気持ち溢れてもうたからいっぱいキスしよや)
(んっ…もぅ……ふっ……)
(里英はちょっと意地悪な俺も好きやろ?)
(……ちがうもん)
(え~。いけずぅ)
(ちがうもん。どんな修二くんも全部好きだもん)
(…………なあ、アカンて)