知念くんのシャンプー
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『知念さん、平古場さん。お待たせしました!』
「おー、早かったな」
『シャンプー、めちゃくちゃ良かったです!
ありがとうございました!!』
「喜んで貰えてよかったさぁ」
『はい!これ、私も真似しちゃいたいんですけど
どこで買えますか?』
「それなら…」
そのあとも知念さんと平古場さんと
シャンプー談義で盛り上がり
他にも沖縄の話しとか、方言の話しとかで
楽しくおしゃべりしていた。
「あーん?愛、お前こんなところで何してる?」
『あ、跡部部長』
怪訝そうな顔で私と比嘉組を交互に見ている。
珍しい組み合わせだからそりゃそうか。
私が今までの経緯を話す。
「だったら俺様が使っているシャンプーを
特別にお前にやろう」
「お、跡部の使うシャンプーとか
でーじよさそうさぁ」
「俺様がこだわって作らせたものだからな」
「そっちのほうが華やかだし
女の子だったらそっちのほうがいいのかもねえ」
平古場さんは跡部部長のシャンプーに目を輝かせていたけど
知念さんは少し残念そうに見えた。
跡部部長はどうだ?と自身ありげな顔をしていたので
私は丁重に断ることにした。
「なに?断る、だと?」
『はい。
知念さんのシャンプー、すごく使い心地良かったので』
「跡部のじゃなくていいさぁ?」
『良さそうですけど…私の趣味ではないですし』
「なに?」
『私は香りがないほうが好きなので。
バラの香りとか一番苦手なんですよね』
「ハッキリ言いすぎたんじゃないんばぁ?」
『うーん、そうですかね』
私がハッキリと香りが苦手だと伝えたあと
跡部部長は若干顔をひきつらせて去っていった。
確かによくよく考えると
いつもバラというか、エレガントというか
そういう上品な香りを纏っている部長に対して
言う言葉ではなかったかもしれない。
跡部部長が嫌いだと言ったわけではないし、まあいいか。
「あの跡部にあんな顔させるなんて
この子、でーじ強いさあ……」
(やぁ武宮、おはよう)
(おはようございます、乾さん、柳さん)
(先程、跡部が俺たちに興味深いことを聞いてきたぞ)
(へ?なんですか?)
(君の好きな香りは何かと聞いてきた)
(え………)
(俺たちのデータでは、花や甘い香りは好まず
柑橘系等の爽やかな香りを好むと答えたのだが
異論はないだろうか)
(異論はありません…おっしゃる通りです)
(ふむ、それはよかった)
(というかなんのデータっ!)
(俺たちとしては跡部がなぜその情報を聞きたかったのかが
気になるところだが…)
(……もうそれは知念さんと平古場さんに聞いてください…)
「おー、早かったな」
『シャンプー、めちゃくちゃ良かったです!
ありがとうございました!!』
「喜んで貰えてよかったさぁ」
『はい!これ、私も真似しちゃいたいんですけど
どこで買えますか?』
「それなら…」
そのあとも知念さんと平古場さんと
シャンプー談義で盛り上がり
他にも沖縄の話しとか、方言の話しとかで
楽しくおしゃべりしていた。
「あーん?愛、お前こんなところで何してる?」
『あ、跡部部長』
怪訝そうな顔で私と比嘉組を交互に見ている。
珍しい組み合わせだからそりゃそうか。
私が今までの経緯を話す。
「だったら俺様が使っているシャンプーを
特別にお前にやろう」
「お、跡部の使うシャンプーとか
でーじよさそうさぁ」
「俺様がこだわって作らせたものだからな」
「そっちのほうが華やかだし
女の子だったらそっちのほうがいいのかもねえ」
平古場さんは跡部部長のシャンプーに目を輝かせていたけど
知念さんは少し残念そうに見えた。
跡部部長はどうだ?と自身ありげな顔をしていたので
私は丁重に断ることにした。
「なに?断る、だと?」
『はい。
知念さんのシャンプー、すごく使い心地良かったので』
「跡部のじゃなくていいさぁ?」
『良さそうですけど…私の趣味ではないですし』
「なに?」
『私は香りがないほうが好きなので。
バラの香りとか一番苦手なんですよね』
「ハッキリ言いすぎたんじゃないんばぁ?」
『うーん、そうですかね』
私がハッキリと香りが苦手だと伝えたあと
跡部部長は若干顔をひきつらせて去っていった。
確かによくよく考えると
いつもバラというか、エレガントというか
そういう上品な香りを纏っている部長に対して
言う言葉ではなかったかもしれない。
跡部部長が嫌いだと言ったわけではないし、まあいいか。
「あの跡部にあんな顔させるなんて
この子、でーじ強いさあ……」
(やぁ武宮、おはよう)
(おはようございます、乾さん、柳さん)
(先程、跡部が俺たちに興味深いことを聞いてきたぞ)
(へ?なんですか?)
(君の好きな香りは何かと聞いてきた)
(え………)
(俺たちのデータでは、花や甘い香りは好まず
柑橘系等の爽やかな香りを好むと答えたのだが
異論はないだろうか)
(異論はありません…おっしゃる通りです)
(ふむ、それはよかった)
(というかなんのデータっ!)
(俺たちとしては跡部がなぜその情報を聞きたかったのかが
気になるところだが…)
(……もうそれは知念さんと平古場さんに聞いてください…)