知念くんのシャンプー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
このU-17合宿に参加して1週間が経った。
跡部部長から
“氷帝マネージャーであるお前もついてこい”と言われて
まさか本当に参加することになるとは思ってもみなかった。
ツッコミどころは満載だったけど
コーチと榊監督が知り合いみたいだし
まあ、なんとか手伝いとかできてるし
多少役にはたっている…はず。
どうせなら青学もあの可愛い女の子二人とか
不動峰も橘さん妹ちゃんとか
ほかにも女子を連れて来てくれたらよかったのになぁ。
氷帝マネージャーをしていると女子から敬遠される。
3年生からは嫌われ、なぜか2年生からは頼りにされて
(仲介を頼まれるってだけだけど)
同学年の1年生からは尊敬の眼差しで見られる。
その結果、距離を置かれがち。
まぁ、男子の中ひとりっていうのは
慣れたからいいんだけど。
あれこれ考えながらお風呂へと向かう。
途中他校のメンバーとすれ違い
お、今から風呂か?と声を掛けられる。
この1週間でやっと他校の人とも話せるようになってきた。
まあ、まだ私の存在に戸惑っていたり
警戒したりして話してない人もいるけど。
『あ!しまった……』
お風呂へと向かう廊下でふと思い出した。
なんで早く思い出さなかったのか。
「おーきな声出して、どうしたんばー?」
『あ…平古場さん、知念さん。お疲れ様です』
「お疲れさまだねぇ」
この二人はまだあまり話したことがない。
というか、比嘉の人たちとは
全く話したことがなかった。
『実はシャンプーをきらせてしまって。
買いに行くのを忘れていました』
昨日なくなって、今日買いに行こうと思っていたのに
結局バタバタしていて買うのを忘れていた。
風呂場には備え付けのものがあるが
あまり好きではない。
なんかコワゴワするし。
「あー、わんもこの間同じことしたさぁ。
備え付けもあるけんど、やっぱ仕上がりイマイチだよなあ」
『そうなんですよ。
でも仕方ないので今日はそれを使うしか…』
「黒なまこシャンプー貸してあげようかぁ」
『え?黒?なまこ??』
それまで黙っていた知念さんが口を開く。
聞き間違いでなければ
黒なまこって聞こえたけど。
スッと、シャンプーのボトルを渡してくれた。
「黒なまこシャンプー、オススメだよぉ」
『はじめて聞きました。沖縄っぽいですね!
お借りしてもいいんですか?』
「いーよ、いーよ。
わんたち、レクリエーションルームにいるから。
よく泡立つから、普段のシャンプーより
少なめに使うといいさぁ」
『ありがとうございます!
じゃあ、あがったら返しにきますね!』
おぉ!!
黒なまこシャンプーすごい!!
最初なまこかー、でも断るの申し訳ないし…
って思って借りたけど
めちゃくちゃ仕上がりよすぎる!
これ、私も買おうかな…。
予想以上の仕上がりに感激しつつ
この感激を知念さんに早く伝えたくて
私はレクリエーションルームに向かった。
跡部部長から
“氷帝マネージャーであるお前もついてこい”と言われて
まさか本当に参加することになるとは思ってもみなかった。
ツッコミどころは満載だったけど
コーチと榊監督が知り合いみたいだし
まあ、なんとか手伝いとかできてるし
多少役にはたっている…はず。
どうせなら青学もあの可愛い女の子二人とか
不動峰も橘さん妹ちゃんとか
ほかにも女子を連れて来てくれたらよかったのになぁ。
氷帝マネージャーをしていると女子から敬遠される。
3年生からは嫌われ、なぜか2年生からは頼りにされて
(仲介を頼まれるってだけだけど)
同学年の1年生からは尊敬の眼差しで見られる。
その結果、距離を置かれがち。
まぁ、男子の中ひとりっていうのは
慣れたからいいんだけど。
あれこれ考えながらお風呂へと向かう。
途中他校のメンバーとすれ違い
お、今から風呂か?と声を掛けられる。
この1週間でやっと他校の人とも話せるようになってきた。
まあ、まだ私の存在に戸惑っていたり
警戒したりして話してない人もいるけど。
『あ!しまった……』
お風呂へと向かう廊下でふと思い出した。
なんで早く思い出さなかったのか。
「おーきな声出して、どうしたんばー?」
『あ…平古場さん、知念さん。お疲れ様です』
「お疲れさまだねぇ」
この二人はまだあまり話したことがない。
というか、比嘉の人たちとは
全く話したことがなかった。
『実はシャンプーをきらせてしまって。
買いに行くのを忘れていました』
昨日なくなって、今日買いに行こうと思っていたのに
結局バタバタしていて買うのを忘れていた。
風呂場には備え付けのものがあるが
あまり好きではない。
なんかコワゴワするし。
「あー、わんもこの間同じことしたさぁ。
備え付けもあるけんど、やっぱ仕上がりイマイチだよなあ」
『そうなんですよ。
でも仕方ないので今日はそれを使うしか…』
「黒なまこシャンプー貸してあげようかぁ」
『え?黒?なまこ??』
それまで黙っていた知念さんが口を開く。
聞き間違いでなければ
黒なまこって聞こえたけど。
スッと、シャンプーのボトルを渡してくれた。
「黒なまこシャンプー、オススメだよぉ」
『はじめて聞きました。沖縄っぽいですね!
お借りしてもいいんですか?』
「いーよ、いーよ。
わんたち、レクリエーションルームにいるから。
よく泡立つから、普段のシャンプーより
少なめに使うといいさぁ」
『ありがとうございます!
じゃあ、あがったら返しにきますね!』
おぉ!!
黒なまこシャンプーすごい!!
最初なまこかー、でも断るの申し訳ないし…
って思って借りたけど
めちゃくちゃ仕上がりよすぎる!
これ、私も買おうかな…。
予想以上の仕上がりに感激しつつ
この感激を知念さんに早く伝えたくて
私はレクリエーションルームに向かった。
1/3ページ