立海の日常
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「じゃあ今日の練習は以上」
「お疲れ様でした!」
テニスコートに響き渡る部員達の声。
立海テニス部の、今日の練習が終わった。
施錠までいつもより少し余裕があるから
明日の練習に向けてボールの選別でもしておこう。
私、神田真琴は立海大付属中の3年生。
男子テニス部のマネージャーをしている。
王者立海のマネージャーをして欲しいと
幼馴染みの幸村から頼まれたときは驚いたものの
今では引き受けて良かったと思ってる。
大変であることには、変わりないけどね。
「真琴、少し時間をいいだろうか」
『あ、柳。どうしたの?』
「明日の練習メニューなんだが、お前の意見を聞きたい」
『うーん、そうだな~ここは2セットにしたらどうかな?
今日皆けっこうきつそうだったし』
「ふむ、やはりそう思うか。ならばそうしよう」
柳はよく私に意見を聞きにくる。
私の考えなんて、何の役にも立たないと思うけど
信頼できるから、らしい。
そう言われると、素直に嬉しいものだ。
柳は私の頭を軽く撫でて、ありがとうと
綺麗に笑って部室へと向かっていった。
…相変わらずの美人め。
「おや、真琴さん、どうかしましたか?」
『…柳生。ボールの選別でもしてから帰ろうと思ってね』
「そうでしたか。施錠まであまり時間がないようですが…」
『じゃあ手伝ってくれる?仁王』
「…プリッ。なんじゃ、バレとったか」
『ふふふ、立海マネをなめないでよね』
一瞬柳生本人かと思ったけど
やっぱり雰囲気が違うからすぐにわかる。
顔には出さないようにしているけど
仁王は少し悔しそうだ。
倉庫まで付いてきてくれているから
このまま手伝ってくれるのだろう。
サボろうとするところもあるけど
なんだかんだ、優しい。
「おや、仁王くんと真琴さん、お揃いでどちらに?」
「本物の登場じゃ」
『私をペテンにかけた仁王への罰で
ボール選別手伝ってもらうの』
「仁王くん!貴方って人はまた私に成り済ましましたね?」
「……ピヨ」
仁王への小言を言いながら、柳生もついてきて
結局二人とも手伝ってくれた。
この二人、全くの正反対な性格なのに
何故か一緒にいることが多く、初めは不思議だったけど
こうやってみると良いコンビだと思う。
たまに、お母さんと放浪息子のような
関係に見えるときとあるけど…。
「お疲れ様でした!」
テニスコートに響き渡る部員達の声。
立海テニス部の、今日の練習が終わった。
施錠までいつもより少し余裕があるから
明日の練習に向けてボールの選別でもしておこう。
私、神田真琴は立海大付属中の3年生。
男子テニス部のマネージャーをしている。
王者立海のマネージャーをして欲しいと
幼馴染みの幸村から頼まれたときは驚いたものの
今では引き受けて良かったと思ってる。
大変であることには、変わりないけどね。
「真琴、少し時間をいいだろうか」
『あ、柳。どうしたの?』
「明日の練習メニューなんだが、お前の意見を聞きたい」
『うーん、そうだな~ここは2セットにしたらどうかな?
今日皆けっこうきつそうだったし』
「ふむ、やはりそう思うか。ならばそうしよう」
柳はよく私に意見を聞きにくる。
私の考えなんて、何の役にも立たないと思うけど
信頼できるから、らしい。
そう言われると、素直に嬉しいものだ。
柳は私の頭を軽く撫でて、ありがとうと
綺麗に笑って部室へと向かっていった。
…相変わらずの美人め。
「おや、真琴さん、どうかしましたか?」
『…柳生。ボールの選別でもしてから帰ろうと思ってね』
「そうでしたか。施錠まであまり時間がないようですが…」
『じゃあ手伝ってくれる?仁王』
「…プリッ。なんじゃ、バレとったか」
『ふふふ、立海マネをなめないでよね』
一瞬柳生本人かと思ったけど
やっぱり雰囲気が違うからすぐにわかる。
顔には出さないようにしているけど
仁王は少し悔しそうだ。
倉庫まで付いてきてくれているから
このまま手伝ってくれるのだろう。
サボろうとするところもあるけど
なんだかんだ、優しい。
「おや、仁王くんと真琴さん、お揃いでどちらに?」
「本物の登場じゃ」
『私をペテンにかけた仁王への罰で
ボール選別手伝ってもらうの』
「仁王くん!貴方って人はまた私に成り済ましましたね?」
「……ピヨ」
仁王への小言を言いながら、柳生もついてきて
結局二人とも手伝ってくれた。
この二人、全くの正反対な性格なのに
何故か一緒にいることが多く、初めは不思議だったけど
こうやってみると良いコンビだと思う。
たまに、お母さんと放浪息子のような
関係に見えるときとあるけど…。
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