図書室の君
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『あ、つきましたね』
「そのようだ。雷もおさまったな」
外を見ると雨がやんでいる。
『柳先輩、話の相手ありがとうございました。
私が怖がらないよう配慮してくれたんですよね』
にこり、と笑う姿に少し胸が高鳴る。
(ふむ、予想外だったな)
「…雨がやんでいる隙に帰ったほうがいいな。
良ければ家まで送ろう」
『え?でも、申し訳ないですし…』
「もう少し、君と話がしたい」
ストレートに話す柳に蓮は驚いたが
不思議と嫌な気持ちはしない。
『…私も、もう少しお話ししたかったので
嬉しいです』
鞄を取ってきて、
校門前で待ち合わせることにした。
本を拾ったときに
汚れていないか確認していた姿に好感が持てたし
笑うときは目を少し細めて恥ずかしそうに笑う。
話を聞くときは相手の目をじっと見る。
はじめて蓮と話した柳は
その人柄に惹かれはじめていた。
本の話ばかりしていたから
もう少し、蓮自身のことが聞きたい。
(さて、どうしたものか。自覚をすると厄介だな。)
先に校門にいた彼女の姿を見て、
流行る気持ちと、多少の緊張
そして喜んでいる自分を抑えて
柳はこれからのことを考えていた。
(柳先輩!昨日黒神と一緒に帰ってたっスよね?)
(…知っているのか?)
(だって、俺の席の隣ですもん)
(……そうか)
(え!なんでにらむんスか!?)
「そのようだ。雷もおさまったな」
外を見ると雨がやんでいる。
『柳先輩、話の相手ありがとうございました。
私が怖がらないよう配慮してくれたんですよね』
にこり、と笑う姿に少し胸が高鳴る。
(ふむ、予想外だったな)
「…雨がやんでいる隙に帰ったほうがいいな。
良ければ家まで送ろう」
『え?でも、申し訳ないですし…』
「もう少し、君と話がしたい」
ストレートに話す柳に蓮は驚いたが
不思議と嫌な気持ちはしない。
『…私も、もう少しお話ししたかったので
嬉しいです』
鞄を取ってきて、
校門前で待ち合わせることにした。
本を拾ったときに
汚れていないか確認していた姿に好感が持てたし
笑うときは目を少し細めて恥ずかしそうに笑う。
話を聞くときは相手の目をじっと見る。
はじめて蓮と話した柳は
その人柄に惹かれはじめていた。
本の話ばかりしていたから
もう少し、蓮自身のことが聞きたい。
(さて、どうしたものか。自覚をすると厄介だな。)
先に校門にいた彼女の姿を見て、
流行る気持ちと、多少の緊張
そして喜んでいる自分を抑えて
柳はこれからのことを考えていた。
(柳先輩!昨日黒神と一緒に帰ってたっスよね?)
(…知っているのか?)
(だって、俺の席の隣ですもん)
(……そうか)
(え!なんでにらむんスか!?)
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